触れることのない指先
確かめるすべもない温もり
ただくっきりと心にある君
夜のしじまバラライカの音色が響く
灯りを消すと月華に蝶が舞いたった
黒いベールをまとった舞姫のように by Kei
確かめるすべもない温もり
ただくっきりと心にある君
夜のしじまバラライカの音色が響く
灯りを消すと月華に蝶が舞いたった
黒いベールをまとった舞姫のように by Kei
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黒い蝶は亡くなった人の魂だという古い言い伝えがある
“ 黒 い 蝶 に は 魂 が 宿 る ”
“ 黒 い 蝶 に は 魂 が 宿 る ”
広島市は本日、原爆投下から76年を迎える
戦争体験の無い私たちですが
戦争のない世界、核兵器廃絶を訴えます
戦争体験の無い私たちですが
戦争のない世界、核兵器廃絶を訴えます
薄浅葱の蒸し暑い昼が
仕舞われていく夕暮れを
あなたと帰るそんな時間が
たとえようもなく大切で
家路までの手と手が
せつなく愛おしい
ふたり在りつづけるために
やさしいキスを茜さすとき
仕舞われていく夕暮れを
あなたと帰るそんな時間が
たとえようもなく大切で
家路までの手と手が
せつなく愛おしい
ふたり在りつづけるために
やさしいキスを茜さすとき
暮れていく歩道橋
そこから街を眺めるのが好き
一つ二つと明かりが灯り始め
地下鉄から熱風と一緒に
人々が吐き出されてくる
どんな一日を過ごしたのだろう
それぞれの大切なものを
心に抱きながら
地球の丸みに沿って生きている
梅雨明け間近のぬるい風が
歩道橋にも吹いて
さっき買い物をした野菜が
レジ袋からのぞいている
急かされる夕暮れの中を
さっ、わたしもおうちに帰ろう
そこから街を眺めるのが好き
一つ二つと明かりが灯り始め
地下鉄から熱風と一緒に
人々が吐き出されてくる
どんな一日を過ごしたのだろう
それぞれの大切なものを
心に抱きながら
地球の丸みに沿って生きている
梅雨明け間近のぬるい風が
歩道橋にも吹いて
さっき買い物をした野菜が
レジ袋からのぞいている
急かされる夕暮れの中を
さっ、わたしもおうちに帰ろう
いつもは気にも留めない
お椀に浮くさいの目の豆腐
今朝は何気に美しい
そしていつの間にか
心の中にあなたがいた
いつからだろう
気がつかないほど曖昧なもの
恋と白い豆腐の味
お椀に浮くさいの目の豆腐
今朝は何気に美しい
そしていつの間にか
心の中にあなたがいた
いつからだろう
気がつかないほど曖昧なもの
恋と白い豆腐の味
平凡な毎日の中で
雲は確実に夏の雲へと膨らんでいた
わたしは、あなたとわたしを繋いでいた空を
見上げながらサザンを聴いていた
”四六時中も好きと言って
夢の中へ連れて行って…”
消えない記憶は悲しいわけじゃないけれど
少し切なく今は静かに在るだけ
ビルに区切られた空は
青く青く、高く高く
聴こえるサザンはどこまでも優しい
雲は確実に夏の雲へと膨らんでいた
わたしは、あなたとわたしを繋いでいた空を
見上げながらサザンを聴いていた
”四六時中も好きと言って
夢の中へ連れて行って…”
消えない記憶は悲しいわけじゃないけれど
少し切なく今は静かに在るだけ
ビルに区切られた空は
青く青く、高く高く
聴こえるサザンはどこまでも優しい
いちにちの最後の証として
夕日が地上をあまねく染める
胸の片隅のチクリとした
小さな傷みも朱色に照らされ
やさしくやさしく
溶けていった
夕日が地上をあまねく染める
胸の片隅のチクリとした
小さな傷みも朱色に照らされ
やさしくやさしく
溶けていった
説明してるとと少し違う
嘘ではないけど微妙に
そんなふうに感じてしまうことない?
無意識に修飾語で包んでしまう
伝えたいことは簡単なのに
だから気取った言葉はもういらない
ただ一言のありがとう
嘘ではないけど微妙に
そんなふうに感じてしまうことない?
無意識に修飾語で包んでしまう
伝えたいことは簡単なのに
だから気取った言葉はもういらない
ただ一言のありがとう
見えないからこそ
大切なものがある
触れられないからこそ
尊いものがある
あなたの心
わたしの心
過ぎて行く日々
時のきざはしに
そっと挿むこころの栞
大切なものがある
触れられないからこそ
尊いものがある
あなたの心
わたしの心
過ぎて行く日々
時のきざはしに
そっと挿むこころの栞
愛の重さを
量る秤はないけれど
大丈夫
想いは記憶のフィルムに
巻き取っておこう
焦らなくても大丈夫
結んだ絆は決して
ほどけたりはしない
今ふたり在る
その重さは確かなのだから
記憶のフィルムは繋がり
いつかふたり
やさしい風景になっていく
量る秤はないけれど
大丈夫
想いは記憶のフィルムに
巻き取っておこう
焦らなくても大丈夫
結んだ絆は決して
ほどけたりはしない
今ふたり在る
その重さは確かなのだから
記憶のフィルムは繋がり
いつかふたり
やさしい風景になっていく
海を見たくて
砂浜を裸足で歩きたくて
そんな衝動が日常を暮らしているわたしに迫る
夕暮れの街の匂いに
ハンヒールで少し疲れたかかとは火照って
巻いたサマースカーフは汗を吸って
風を欲しがる
そんななんでもないことが
わたしの今なのだけれど
季節の中に置いてきたあの海を見たくて
無性に見たくて切なくなってしまう
あの夏の想い出は
もう波にさらわれているのだろうけど
無性に逢いたくなって
ただそれだけなのだけれど
砂浜を裸足で歩きたくて
そんな衝動が日常を暮らしているわたしに迫る
夕暮れの街の匂いに
ハンヒールで少し疲れたかかとは火照って
巻いたサマースカーフは汗を吸って
風を欲しがる
そんななんでもないことが
わたしの今なのだけれど
季節の中に置いてきたあの海を見たくて
無性に見たくて切なくなってしまう
あの夏の想い出は
もう波にさらわれているのだろうけど
無性に逢いたくなって
ただそれだけなのだけれど
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