暮れていく歩道橋
そこから街を眺めるのが好き
一つ二つと明かりが灯り始め
地下鉄から熱風と一緒に
人々が吐き出されてくる
どんな一日を過ごしたのだろう
それぞれの大切なものを
心に抱きながら
地球の丸みに沿って生きている
梅雨明け間近のぬるい風が
歩道橋にも吹いて
さっき買い物をした野菜が
レジ袋からのぞいている
急かされる夕暮れの中を
さっ、わたしもおうちに帰ろう
そこから街を眺めるのが好き
一つ二つと明かりが灯り始め
地下鉄から熱風と一緒に
人々が吐き出されてくる
どんな一日を過ごしたのだろう
それぞれの大切なものを
心に抱きながら
地球の丸みに沿って生きている
梅雨明け間近のぬるい風が
歩道橋にも吹いて
さっき買い物をした野菜が
レジ袋からのぞいている
急かされる夕暮れの中を
さっ、わたしもおうちに帰ろう