SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

都民として

2015年05月20日 | オリンピック

昨日あたり、
東京オリンピックのメイン会場となる国立競技場が、
オリンピック&前年のラグビーワールドカップを、
当初の予定から変更して屋根なしの状態で迎える修正案を、
政府が東京都に伝えたということがニュースになっていました。

観客席も『仮設部分』を増やして、
五輪後は50,000人規模の競技場になる予定とのこと。

更に東京都に500億程度の負担をも要請したということですね。

舛添知事は、
『見通しの甘さが露天した。オリンピックの開催を獲らんがために膨らませたずさんな計画』
なんてお奉行さん張りの大義を大上段から言い放っていましたが、
それに関しては『都民として』ひとことあります。

『オリンピックを獲らんがための計画』
そりゃあそうでしょう。

大激戦の招致合戦だったし、
復興の最中の日本に活力を与えるということ、
そして経済効果を試算してみても、
『何としてもやりたい』
ということで当時の東京都、日本スポーツ界の人たち、
頑張ったんですから。

多少『大風呂敷を広げる』ということがあったとしても、
それを大上段から攻めるということは、
何だか都知事としての資質、どうなのかなあと思っちゃいます。

まあ、都民の税金がかなり投入されるということには、
面白くないと感じてはいますがね。

舛添さんはオリンピックの招致活動に対してはな~んも関係ない人だったし、
その生き方は常に『勝ち馬にしか乗らない』人だからねえ。
仕方ないかもな。

それでも『善後策を検討して、一番いい落としどころを決めましょう』ぐらいのこと、
あの席では言ってもらいたいわなあ。

昨日の会見の中で、
『都民はみんな、あの競技場で開催されるということを、楽しみに待っていたんだ』
なんて実に『都民におもねる』言い方をして、いかにも『われこそ東京都民の代表、東京都知事なり』を無意識に喧伝したりしていましたが、
本当に都民全部が”待っていた”新国立競技場なのかなあ。。。。。。

『全面屋根付き』が、
何だか神宮外苑の景観を著しく損ねちゃっていると思っていたの、
もしかして1千万都民の中で、ワタシだけ???

今の経済状態、
オリンピック招致活動の頃と比較して、
建築資材の高騰や労働コストのアップやらなんやらで、
状況は違ってきているんですから、
多少のことには目をつぶっても・・・・・と思っています。

そんな状況でのこの計画変更。
ワタシは本音では、
『より昔の国立競技場に近い形、あるいは神宮の森にマッチする”ナショナルスタジアム”としての威厳のある形に変更されるならば、その方がずっといい』
と思っています。

ついでに言っておくと、
そこまでコストが上がっているのであれば、
『オリンピックのついでに・・・・・・』
と計画されている、
神宮球場と秩父宮ラグビー場の解体・移転&新築計画は、
白紙に戻してほしいなあと思います。

その時の記事 ⇒ 
http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/97f91ee289e3da385cf2a5efe6ec01d5


何だか先日、
パッキャオvsメイウェザーのボクシングの世紀のタイトルマッチで、
1試合で500億以上が動く興行になったというニュースを見て金銭感覚がマヒしちゃっているのか、
なんだかこのニュース、
斜めに見ちゃっている感じです。


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