東京五輪2020 悔しい銀もあったが・・・・メダル量産の日

残り僅かのオリンピック。
でもまだまだ、
楽しみにしている競技もたくさん残っていて、
最後の最後まで、ドキドキさせてくれます。

昨日の金メダルは、
レスリング女子57キロ級の川井梨紗子選手。

昨日妹の川井友香子選手が金メダルを獲っていい流れを作ってくれ、
この日はリオに続く自身のオリンピック連覇に挑みました。

準決勝で苦しい試合をしていましたが、
それを乗り越えたことで昨日の決勝は伸び伸びと自分のレスリングが出ましたね。
圧倒的な力を見せて連覇を果たしました。

それにしても今大会。
柔道の阿部兄妹に続いて、
レスリングの川井姉妹も二人連続の金メダル。

いや～
日本にはすごい兄弟、姉妹っているもんだ。。。。。
感心してしまいました。

惜しくも敗れて銀メダルに輝いたのは、
空手「形」の清水希容選手。

「これが日本の空手だ」

と全身からみなぎる気迫とキレのある技で見せ続けてくれた清水選手。
見事なその形には感動すらしましたが、
採点という事になるとあそこまで極めた二人の戦いでは、
「多分に「どちらの動きのほうが好き」という主観の部分も多少は入るのではないかな？」
と我が家の解説陣が教えてくれました。

まさに紙一重の判定で銀メダルの清水選手。
しかしあえて「銀メダルに輝いた」と言わせてもらいます。

今回がオリンピック初登場の空手。
特に「形」は一般へのなじみも薄かったと思いますが、
清水選手の、一つ一つの技のすべてに神経が行き届いて研ぎ澄まされ、
空手というものの「美しさ」を見せてくれた形は、
多くの人の印象に残ったのではないかなあと思っています。

我が家は実は、
空手とはずっと縁の深い家系。

ワタシ自身はボールゲームのほうが大好きだったので縁がないのですが、
「空手」がオリンピックに採用されることが決まって、
この日を待ち望んでいたといっていいかもしれません。

清水選手が魅せてくれた見事な形は、
長くワタシの心にも残っていくと思います。

しかしなあ。。。。

今回でまた、
空手はオリンピック競技から外されるんでしょ。
また復活してほしいと、心から思っています。


さて、
それから「うれしいメダルと悔しいメダル」
が絡み合って、
なんと表現していいかわからなかったのが男子20キロ競歩です。

金メダル最有力と目されていた山西は最後で遅れて悔しい銅メダル。
なかなか変わった経歴のアスリートでコメントを楽しみにしている方ですが、
ワタシも金メダルを獲れるのではと思っていたので、
悔しい銅となってしまいました。

一方その山西に先着したのが、
銀メダルに輝いた池田選手。

最後の最後でイタリアの選手に突き放されましたが、
見事な銀メダルでした。
インタビューでも、喜びを全身で表してくれましたね。
おめでとうございます。

それにしても、
「涼しいから」という理由で東京から移った会場の札幌。
見事に32度を超えて、
酷暑になっていましたね。
選手には過酷な条件でした。

今50キロ競歩が早朝から行われていますが、
50キロなんて・・・・・厳しいですね。

それから悔しかったのが、
男子スポーツクライミングの楢崎選手。

事前のプレビューでも金メダル有力となっていたので、
初めて見る競技に興味津々という事もあって、
楽しく観戦していました。

まだまだ「競技のキモ」がわかっていなかったので、
最初のスピードで最後に落下して2位になっても「まだまだ」なんて思っていたのですが、
あれが結局非常に痛いという事だったんですね。

最後はわずかの差で4位に終わり、
メダルの獲得はなりませんでした。

本人は悔しいでしょうね。
それから関係者は金メダルを確信していた思うので、
まさかという感じかもしれません。

しかしこれからどんどんメジャーになっていく競技でしょうから、
次回以降も楽しみにしています。


卓球女子は団体の決勝でしたが、
中国に実力の差を見せつけられて、
1試合も奪えないまま敗退。
しかし見事な銀メダルの獲得でした。

陸上男子4継は、
何とか予選を通過して、
今夜の決勝に臨みます。

何か全体に勢いのない感じが続いていて、
この日のレースも「上昇傾向」は見えませんでした。
何か選手たちの言葉や表情にも、
自信のようなものが見えませんね。

でも一発勝負。
得意のバトンパスで、
逆転を狙っていってほしいですね。

大外から逃げて、逃げて、逃げまくっての金メダル～～～～～！！！！
なんてなると最高ですけどね。

男子サッカーの大勝負、
メキシコとの3位決定戦も今夜です。

目いっぱい応援します。


さあ、
残り僅かなオリンピック。

声も枯れよと、
応援を続けています。