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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夫婦で世界最速!  東京を駆け抜けた鈴木・一山夫妻が、日本マラソン界を救う。

2022年03月07日 | スポーツ全般

先日亡くなられた石原慎太郎元東京都知事の肝いりで始まった東京マラソン。

2年ぶりの開催となりましたが、
東京の街を多くのランナーが駆け抜ける様は相変わらず壮観で、
亡くなった石原都知事も、
青い空の上から、うなずきながらこのレースを見守っていたことでしょう。


今年のレースには、
東京五輪で金メダルを獲得した世界最速ランナーのキプチョゲ選手が参戦。

途中あり得ないような先導者のコース間違いがありながら、
2時間2分40秒の国内最高記録で優勝。
この間違いがなければ1分台という記録も見られたのではないでしょうかね。
見事な異次元の走りでした。

女子も世界記録保持者のコスゲイ選手が、
2時間16分2秒で優勝。

男女ともに世界記録保持者が見事な走りで優勝という事に成り、
盛り上がった大会となりました。


そんな中、
男子では日本記録保持者の鈴木健吾が見事な走り。
2月の練習中に故障が発生し、
決して好調な状態ではなかったようですが、
それでも今のマラソン界では彼が第一人者なんだという事を見せつける、
素晴らしい走りを見せてくれました。

記録は2時間5分28秒の好記録。

このレース、
東京五輪で快走し、
その後発表した引退を撤回してレースに戻ってくる大迫傑が解説を担当。
シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんとのダブル解説は、
見ているものをレースに集中させてくれる非常に聞き心地のいいものでしたね。

鈴木と大迫。

この二人が、
間違いなくパリ五輪に向けての日本のマラソン界を引っ張っていってくれそうな、
昨日のレースでした。

そして女子も、
東京五輪代表の一山が見事な走り。

日本人トップ、
そして強豪ぞろいの中で2時間21分2秒の好タイムで6位。

女子もまた、
一山選手が日本のマラソン界を引っ張っていってくれそうです。


昨年結婚したこの鈴木と一山の夫婦。
今まさに「新婚さん」で、
何だか微笑ましくなってしまいますが、
昨日の東京マラソンでは「世界最速夫婦」という事でギネス認定されたようです。

二人で同一レースを走って、
合計タイムが4時間26分30秒。

これまで最速記録を持っていたケニアの夫妻の記録が4時間27分5秒だったようなので、
35秒上回りました。

それにしても速いな~。
ワタシ一人のフルマラソンの記録より早いぐらいですよ。。。。。。

いずれにしても、
これからがすごく楽しみな二人に、
爽やかな風を送り込んでもらいました。

とんでもないことばかり起こって、
まさに陰鬱な状態となっていたところに、
吹き抜けた一陣の春風という感じで、
ホント救われた気がします。

お互いを高め合って、
頑張っていってくださいね。
それからいつまでも仲良く。。。これからも二人の爽やかな姿を見せてください。



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