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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

東京五輪 「完全な形で」という事は。。。。

2020年03月17日 | オリンピック

昨日初めて開催された、
G7首脳によるテレビ会談。

安倍首相は東京オリンピックについて、
「完全な形で実現する」と表明しました。

これが承認されるとすると、
2つの意味で大きな表明だったのかもしれません。

ひとつはオリンピックは中止されず、開催されるという事。
もう一つは、時期については今年の夏になるかはわからず、延期の可能性が十分にあるという事。

そんな感じで昨日の話を聞いていました。
現実的に今考えうる最良の事だったのではないかと思いますが、
不透明感は残りましたね。

日本にとっては、
オリンピックが中止されるという事が、
何としても避けなければならないことだと思います。

オリンピックが中止になるという事になると、
その経済的損失はちょっと短期で回収されうるものではなくなると思うので、
長期のリセッションが現実味を帯びてきますね。

長期的展望に立っても、
これだけは避けなければならないですね。

そしてスポーツ好きの観点からすると、
精神的なダメージもまた、
計り知れない傷を日本国民の中に残すのではないかと思うのです。

昨年のラグビーW杯の盛り上がり、
これが想定していたものよりずっとすごいものだったので、
この大きなうねりを東京オリンピックにつなげて、
日本におけるスポーツの輝ける有形・無形の遺産にするという事が現実的だったわけです。

そこでこの東京オリンピックが万が一「中止」になった場合、
ワタシも激しく動揺してしまいますし、
「オリンピックロス」はどのくらい大きいものなのかは、
想像もできません。

「延期」という事で東京オリンピックの開催が担保されるという事になれば、
大きな混乱や多大な労力は必要になると思いますが、
そこは我々日本人、
何とかする・・・・・・と思います。

そして子供たちや若い人たちの心に「誇り」が残るという事こそが、
最も大きな”オリンピック遺産”だと思います。

何としても開催だけは、
譲れないところです。

安倍首相、
「完全な形で」と言われていましたが、
やっぱりワタシも『無観客』や『観光客を絞って』なんていうことの上で開催されるというのは是としませんので、
たとえ延期になったとしても「完全な形」にこだわった方がいいのではないかと思います。

世界が「ウィルスに打ち勝った」ことをスポーツで示すために行われる大会という事になれば、
注目度は普段よりも大きくなることは間違いないでしょうから、
そんなシーンを思い浮かべてしまいます。
たとえそれが、来年になったとしても。。。。。。

何とかスケジュール変更なしに今年の夏の開催にこぎつけることが出来るのか、
それとも来年以降になるという事なのか?

こちらもまた、
今が正念場であることは間違いないですね。


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