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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第85回選抜高校野球 組み合わせ決まる

2013年03月16日 | 高校野球

≪第85回選抜高校野球大会≫  ~3月22日から 甲子園球場~

【組み合わせ】

http://koshien.mainichi.jp/senbatsu/2013/tournament/



さあ、センバツの組み合わせが決まりました。
注目の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭はしんがりでの登場。
共に21世紀枠での出場となった遠軽といわき海星の勝者と激突します。

対抗する1番手と言われる仙台育英は初出場の創成館との対戦。
報徳学園は常葉菊川と春江工の勝者、広陵は瀬戸内対決で、済美の154キロ右腕、安楽投手が相手です。

さて、各ブロックの展望はこちら。


【Aブロック】鳴門・宇都宮商・聖光学院・益田翔陽・盛岡大付・安田学園・京都翔英・敦賀気比・沖縄尚学

沖縄尚学、浮上のチャンス。迎え撃つ聖光学院ら。初出場の安田学園、京都翔英もチャンス伺う。


Aブロックは”本命”と呼べる優勝候補はいないものの、まとまった好チームが多く、激戦が予想される。そんな中で中心となっていくのは、3度目のVを狙う沖縄尚学だろう。左腕のエース比嘉を中心として守りには自信を持っていて、08年に東浜(現SB)で優勝したチームとダブる好チームだ。秋にやや苦しんだ打線の整備も、暖かい地での打ち込みで実力が急上昇しているはずで、あの低いライナーでつないでいく攻撃力が見せられるはずだ。対抗には3校が横並び。その中で比較的いい抽選になったのが聖光学院。今年は突出した戦力はないものの、勝ち方を知るチームだけにしっかりと上位には進出してきそうだ。まず2試合をしっかりと勝って、戦力を整えたうえで8強の対決に臨みたい。初出場の2校も面白い。安田学園は初戦で夏春連続出場の盛岡大付属と激突。浮足立たずにしっかりと守れれば、おのずと勝機が見いだせるはず。近畿大会Vの京都翔英は、沖縄尚学-敦賀気比の勝者と初戦でぶつかるという厳しい組み合わせになったが、エースで4番の大黒柱、榎本の甲子園デビュー戦としては、これ以上ない舞台だろう。もしこの初戦を突破できると、一躍大会の注目株として浮上してくるはずだ。その他では敦賀気比が安定した戦力を誇るが、沖縄尚学と初戦でぶつかってしまった。どうしても守備などに【雪国のハンディ】を抱えてしまう初戦だけに、突破に向けての秘策はあるのか。3季連続で甲子園の土を踏む鳴門は、そのアドバンテージを生かして戦いたい。一戦必勝を誓う宇都宮商、益田翔陽とともに、戦いを楽しみにしている。

◎;沖縄尚学 〇;聖光学院 △;安田学園 京都翔英 鳴門 ▲;敦賀気比


【Bブロック】 尚志館・大和郡山・菰野・北照・浦和学院・土佐・山形中央・履正社・岩国商

候補・浦和学院、履正社の争いに、割って入れるか?北の猛者・北照


Bブロックは、優勝候補に名を連ねる浦和学院と履正社が入ったブロック。しかし力の差はそうないため、波乱の展開になる可能性も。まず今年こそ過去最高の4強以上に入りたい浦和学院は、まずまずのクジを引いた。エース小島一人に頼っている投手陣に、経験のある山口、湧本らがサポートできる形となればしめたもの。激烈な部内競争がチーム力を引き上げる効果が期待されている。その浦学よりも安定しているとみられるのは履正社。例年ほどの爆発力はないものの、しっかりと守って勝機を見出す戦法が浸透。負けにくいチームになっている印象だ。何しろ秋の大阪大会で大阪桐蔭を破っているという実績はピカイチ。ひそかに優勝を狙っている強豪だ。両チームはほぼ16強までは堅く勝ち上がってこれそうな組合せだけに、そこでの対決は大会中盤のハイライト。そして勝ち上がったチームに待ち受けるのが、『北の好投手』大串の北照だ。北照は打線もそこそこの力を持っているので、4強以上を狙っていけるチームという感じが漂い、有力校にとっては嫌な相手だろう。大串の緩急をつけたピッチングで相手を翻弄することが出来るのか。その他では、大和郡山・立田、菰野・浦蔦の両剛腕のピッチングも見どころの一つ。彼らのピッチングが波乱を演出するか。
そして土佐の全力疾走が、久しぶりに甲子園に帰ってくる。目立った戦力は持たないものの、そのさわやかな戦いぶりは甲子園のファンを魅了することだろう。その他では、強打で圧倒する尚志館、総合力の岩国商、山形中央が入ったブロックだ

◎;浦和学院 〇;履正社 △;北照 ▲;尚志館 大和郡山 土佐 菰野



【Cブロック】 仙台育英・創成館・龍谷大平安・早稲田実・関西・高知・報徳学園・常葉菊川・春江工

多士済々の有力校が大集結のブロック。抜けるのは、強打の仙台育英か、投手力の報徳か、総合力の関西か。


まさに激戦ブロック。大阪桐蔭を追うと思われた有力校の多数が、このブロックに集結してしまった。激戦は必至。その中で、『秋の日本一』を射止めた仙台育英が、まずは1番手にあがる。プロ注目の上林を中軸に置く鋭い打球を連発する打線は、昨年の光星学院以上とも言われ、大会屈指の破壊力だ。鈴木、馬場の投の両輪も安定感を増しているだけに、大会中に徐々に力の上積みがあれば『東北勢悲願の日本一』に近づいていけるチームだ。しかしその道のりは、つらく苦しいものになりそうだ。まずは秋に大阪桐蔭をコールドで葬った報徳学園は、底知れない潜在能力を持ったチームだといえる。安定感抜群のエース・乾がマウンドで仁王立ちできるような展開になれば、怖いものはない。大会序盤に打線が湿って敗退していった過去のチームの轍を踏まぬように調整することが望まれよう。そして神宮大会準優勝の関西も、今年の戦力は充実している。打線は毎試合7,8点は奪うことが出来るほど強力。伝統でもある”振り切る打法”を身に付けた左6人の打線は、硬軟織り交ぜた攻撃ができるのも特徴だ。この関西と初戦で激突するのも、秋の四国大会を制した高知。弱いといわれた投手陣に冬場の底上げでめどがついてきたのが好材料。4番・和田の強打は大会でも注目の的だ。その他でも秋に旋風を巻き起こし甲子園初登場の春江工の戦いにも注目。同じく初の甲子園出場となった創成館には、九州大会3連続完封の好投手・大野が控えている。最後に、春だけで両チーム合わせて57回の出場を誇る”甲子園の顔”龍谷大平安vs早稲田実の超名門対決には、心躍らずにはいられない。


◎;仙台育英 報徳学園  〇;関西  △;早稲田実 龍谷大平安 高知  ▲;創成館 春江工



【Dブロック】 済美・広陵・濟々黌・常総学院・県岐阜商・花咲徳栄・大阪桐蔭・いわき海星・遠軽

大本命・大阪桐蔭に挑む強豪たち。大波乱も有り得る、面白いブロック


大本命の大阪桐蔭は、しんがりでの出場となった。大会初日から7日目までずっと待たなければならない組み合わせのため、コンディション調整は難しいはずだが、そこは百戦錬磨の西谷監督、きちっと初戦にチームコンディションを合わせてくるだろう。大阪桐蔭としては、大会が深まってくるにつれて日程がタイトになってくることが予想されるため、使える投手の枚数を一人でも二人でも増やしていきたいところだろう。打線は毎度のことながら大会期間中にグッと成長していくはずで、そういう点からは初戦で好投手に当たることのなかった今回の組み合わせは、あながち悪いとは言えないだろう。しかしこのブロック、なんとも強豪ばかりが集まったものだ。まずはワタシがかなり強いのではないかと思っている広陵。下石投手を中心にしっかりと守っていけるチームだ。しかし初戦の相手は、大会NO1の剛球を投げる安楽の済美。新チームになってからの対戦はないものの、初戦で当たるには非常に嫌な相手だと思っていることだろう。総合力では広陵だが、安楽の投球次第では済美の勝利も十分に考えられる強豪の激突だ。そしてその横に、昨年の甲子園を沸かせた大竹投手の濟々黌が陣取った。大竹投手は素晴らしい『プレースメント投球』を見せた昨年から、球速がグッと増して今や『ドラフト候補?』にも名前が上がるほどの成長を遂げた。対戦相手は、強打の常総学院。まったくスタイルの違う両校の対戦は、非常に興味深い。昨夏の甲子園で桐光学院の左腕、松井から5点を奪った打線の対応能力は、脅威だ。そして大阪桐蔭が勝ち進むと3回戦で当たるのが、花咲徳栄と県岐阜商の勝者。関東勢では最も力を持つといわれる花咲徳栄は、スケールの大きな好守が持ち味。『本格化』まで時間のかかっている大器、関口の冬場の成長度合いが彼らの命運を握っているといえそうだ。そしてこのチームには、もう一人の大黒柱であるキャッチャーの若月がいる。その打撃、リード、肩、どれをとっても超一級品。ぜひ初戦を勝ち抜いて、大阪桐蔭の森との【超高校級捕手対決】が見てみたいものである。しかしこの花咲徳栄の前に立ちはだかるのが、”父子鷹”の藤田親子を擁する県岐阜商。エース藤田の安定した投球は出色。いわゆる『負けにくいチーム』のため、粗さの残る花咲徳栄にとって最も嫌な相手だろう。最後に大阪桐蔭への挑戦権をかけて、21世紀枠同士が対戦するいわき海星vs遠軽は、大きな盛り上がりを見せるはず。『これぞ高校野球』というハツラツとした姿を、見せてほしい対決である。

◎;大阪桐蔭  〇;広陵 花咲徳栄 濟々黌  △;県岐阜商 済美 常総学院 ▲



さて、
何が起こるのが分からないのが春のセンバツ。

強いといわれていても、それはあくまで昨秋のデータでのもの。
ひと冬超えて、どんなチームが力を伸ばしているのか、
本当にわからないし、そこが面白いところです。

ワタシの4強の予想は、
とりあえず沖縄尚学、浦和学院、仙台育英、大阪桐蔭ですが、
どうなりますことやら。


大阪桐蔭の3季連覇に注目が集まっていますが、
意外な展開になりそうな予感も。。。

金曜日の開幕まで、
もう待ちきれません!


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