総選挙の話題に飛ばされながら、
地味に報道されていた世界柔道。
しかし、
昨日の最終日で、
自民党と同じく、
厳しい現実を突きつけられる結果となりました。
なんと、
世界レベルの大会においては、
東京オリンピック(!)前以来の金メダルゼロに終わりました。
内訳を見ても、
60キロ級の平岡選手が銀を取ったほかは、
決勝進出者もなし。
金0 銀1 銅1
という結果は、
今の世界における日本柔道の位置を如実に表しているように思えます。
去年の北京オリンピック。
金2 銀0 銅0
一昨年の世界選手権
金1 銀0 銅1
この3年間で、
金3 銀1 銅2
です。
もはや、
柔道王国、柔道の母国
の面影は、
どこにもないといってもいいでしょう。
重量級の穴井、棟田。
この試合を見ましたが、
ついつい『あの日』の山下、斎藤、上村・・・・・
そんな選手達と比べ、
なんとも寂しい思いをしてしまいました。
言っては失礼ですが、
『え~ この選手が、日本代表!!???』
これが正直な感想です。
あまりにも質が落ちていると思います。
篠原監督は『ゼロからやる』と言っているようです。
監督が更迭されるのかは知りませんが、
今のままではだめなんではないかなあ、と思います。
既にトップレベルにはない男子柔道界。
誰が、
どのように立て直していくのでしょうか。
ショックを受けていても
『のど元過ぎれば・・・』なんとやらで、
すぐに忘れてしまうのが日本人。
「チェンジ」
が求められているのは、
柔道界も同じだと思います。
それに引き換え、
金3 銅2
を獲得した女子柔道界は、
がんばっていますね。
獲物を狙う”目”は、
女子の選手の方が圧倒的に上じゃないかと思うのは、
私だけでしょうか?