~日刊スポーツより~
日本相撲協会は24日、理事会を開催し、第71代横綱鶴竜(35=陸奥)の現役引退と年寄「鶴竜」襲名を承認したことを発表した。
国民栄誉賞に近い柔道の金メダリスト、
古賀稔彦氏の死去という大ニュースが伝えられたほぼ同時刻に、
ひっそりと横綱・鶴竜の引退が報じられました。
なんというタイミングなんでしょう。
しかしどこか鶴竜らしいというか、
目立つことを良しとしない、実直な性格で横綱を張り6度の優勝を飾った力士の、
引退発表でした。
モンゴル力士というと、
実力はあるがどこかお騒がせな部分があり、
しかもさすが騎馬民族といわれるような「荒々しい」姿を見せる、
旭鷲山から始まって朝青龍、白鵬などの系譜がある一方、
そんな「荒々しい」姿を見せることなく実直で淡々とけいこをし、
長く土俵を務める旭天鵬、玉鷲、そして鶴竜らのタイプもいるという印象が、
ワタシの中に強くあります。
どちらのタイプも大相撲の世界でなくてはならない人たちなんですが、
鶴竜はワタシも、
穏やかなタイプで特にこれといった特徴もない鶴竜が、
よく横綱まで上り詰めたなあ……と思っていたものでした。
しかしそれこそが彼の真骨頂だったんでしょうね。
稽古で積み上げた足腰の強さと速さ、低さを武器に、
白鵬、日馬富士に遅れて出世し、
横綱まで上り詰めた努力には頭が下がります。
やはり異国である日本までやってきて最高位まで上り詰める人たちは、
ひとかどの人ばかりですね。
日馬富士にしても鶴竜にしても、
インテリジェンスも感じることができます。
ようやく昨年末に日本国籍を取得して、
親方株の取得にもめどが立っているようなので、
今後は後進の指導をよろしくお願いしたいですね。
日本の相撲に身をささげて20年、
そしてこれからも相撲の発展に尽力していくとのこと、
期待とともに、頭が下がる思いです。
横綱として最後の2,3年、
決して満足のいくものではなかったと思いますが、
お疲れさまでした。
最後に一度、
土俵入りが見たかったです。
最新の画像[もっと見る]
-
リーグワン決勝 ブレイブルーパス東京、激闘を制して初の栄冠に輝く 1ヶ月前
-
リーグワン決勝 ブレイブルーパス東京、激闘を制して初の栄冠に輝く 1ヶ月前
-
大相撲夏場所14日目 大の里 3敗トップで千秋楽へ 1ヶ月前
-
リーグワン準決勝 ブレイブルーパスが府中ダービーを制し、決勝へ! 2ヶ月前
-
リーグワン準決勝 ブレイブルーパスが府中ダービーを制し、決勝へ! 2ヶ月前
-
東京ドーム 世界4大タイトルマッチ 2ヶ月前
-
東京ドーム 世界4大タイトルマッチ 2ヶ月前
-
東京ドーム、ボクシング決戦! 井上尚弥、逆転KO! 言葉はいらない。 2ヶ月前
-
取ってもらいたかったタイトル。。。。。。フロンターレ、逆転でACL敗退。 5ヶ月前
-
準決勝 6ヶ月前
「相撲」カテゴリの最新記事
大相撲夏場所千秋楽 大の里、圧倒的な力を見せつけて初V。 時代は大きく変わった...
大相撲夏場所14日目 大の里 3敗トップで千秋楽へ
大相撲夏場所11日目 まだケツが青い・・・
大相撲夏場所 序盤終了。 異例づくめの場所だが、大関・霧島はこの苦境を脱出で...
大相撲夏場所 2日目にして、横綱・大関に休場者。なんか、しらけたなあ。。。。。
驚天動地の大相撲夏場所初日。 横綱・大関総崩れで、両国に座布団が乱れ飛ぶ!
大相撲夏場所は日曜日初日。 先場所優勝の尊富士、還り三役の朝乃山が休場。
曙、死す!
頭ひねって考えた。。。。大相撲新時代の呼称、ほか。
大相撲春場所千秋楽 やったあ!尊富士、新入幕優勝成る!