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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

豪栄道 大関陥落

2020年01月24日 | 相撲

大相撲初場所。

優勝争いはまさに混とん。
1敗の平幕、正代と徳勝龍が、
大方の予想に反し、負けないで連勝街道を突っ走っています。
正代は現在5連勝、
徳勝龍に至っては2日目に敗れた後何と10連勝。

優勝争いのトップを行く二人、
誰も予想できなかった大波乱の初場所。
ひとり2敗で追う”大本命”の貴景勝がまくるのか、
それとも先行の二人が逃げ切るのか?

第4コーナーを回っての直線、
連日一人、また一人と脱落していくレースの中、
最後はどうなっていくのでしょうか。
全く目が離せません。

そんな中でもう一つ今場所の焦点になっていたのが、
大関がらみの話題。

3つの話題は、
関脇・朝乃山が大関をつかむのか?
先場所陥落した関脇・高安が10勝を挙げて大関に返り咲けるのか?
そして、カド番の大関・豪栄道はその座を守れるのか?

まずは朝乃山の昇進については、
中盤戦で負けが込んで残念な結果に。

そして高安は前半から不調を囲い、
9日目に6敗目を喫してジ・エンド。
そのうえ昨日、負け越してしまいました。

そして豪栄道。
明らかにケガの具合が悪そうな相撲っぷりから心配されてはいましたが、
昨日12日目に負け越しが決定。
来場所大関から陥落することになってしまいました。

33場所というと、5年半守った大関の座。
齢30を超えてケガとの戦いが始まったこの力士、
9度目のカド番を脱出すべく今場所に臨みましたが、
力尽きました。

横綱2人が休場したラッキーな場所でこれだけ負けが込んだという事は、
やはり力の衰えという事でしょうね。

2016年の秋場所では全勝優勝を飾ったように、
潜在的な能力は高く「いずれは横綱」と言われていた力士です。
今後はもう一度初心に帰って相撲を取り続けるのか、
それとも満身創痍の体はすでに戻ってこないのか。
厳しい判断を迫られていくことでしょう。

貴景勝、栃ノ心、高安に続いて4場所連続での大関陥落。
公傷制度がなくなって大関も厳しい立場に追い込まれている感じのする、
昨今の大相撲ですね。

場所中にけがを負って休場するなどした場合、
次の場所で復帰し勝ち越さない限り、
その地位を維持できないという事。
これは厳しいですね。

現在の横綱のように、
出ては休場、出ては休場を繰り返すなんてこと、
出来ませんもんね。

しかし二人の横綱に加えて豪栄道(更に高安)、
時代を作ってきた力士たちに引退の影が忍び寄ってきています。
「出処進退は自らが決める」
当たり前のことなんですが、
つらく厳しいことだと思いますね。

今場所を見ると、
角界に新たな波が押し寄せていることはひしひしと感じられて、
新旧の入れ替わりは避けられないと思っています。

そんな中で、
どう見ても【旧】のカテゴリーに入る力士である徳勝龍の頑張りには、
本当に頭が下がります。

ワタシはひそかに、
今場所徳勝龍に声援を送っています。
これまでもまさかの平幕優勝、
沢山ありますから、
徳勝龍にもその仲間入りしてもらいたいですね。

直近でいうとやっぱり印象に残っているのは旭天鵬の優勝ですね。
苦労人の彼の優勝に、
周りはみんな、涙していました。
いい優勝だったなあ。。。。。

徳勝龍にもその感激、
味わってもらいたいですね。
「一生に一度のチャンス」ですから。

さあ残りはあと3日。


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