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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

悲願あり!そしてまさかあり! 週末の高校野球は、大忙し。

2015年07月27日 | 高校野球

夏の高校野球の地方大会。

それがまさに佳境を迎えた今週末。
各地で熱戦が繰り広げられました。

そして、
実にいろいろなことが起こりました。

書ききれないほどのドラマが起こる高校野球。
35度を超える猛暑日が続く中、
まさに『熱戦』が展開されました。


まずは千葉。

昨年、
ワタシが勝手に高校野球における【関東3大悲願】、
なんて呼んでいたのが、
『何度甲子園に手をかけても、するりとその手からこぼれ落ちてしまう』3チーム、
東東京の二松学舎大付属、
茨城の霞ヶ浦、
千葉の専大松戸でした。

昨年の夏、
二松学舎大付属が長年の呪縛を解いて、
悲願の甲子園切符を掴み取ったのを皮切りに、
先日霞ヶ浦もようやく嬉しい初キップを掴み取りました。

そして昨日。

最後に残った専大松戸が、
劇的な逆転勝ちで習志野を破り、
激戦千葉からうれしい初出場を掴み取りました。

おめでとうございます。


毎年のように『優勝候補筆頭』に挙げられながら、
最後に勝ちをつかみきれない悔しい大会が続いていましたが、
昨日は0-3と劣勢の7回、
選手達は解き放たれたように生き生きと躍動。

一気に7点を奪い取り、
大逆転でベテラン・持丸監督とともに聖地へのキップを掴み取りました。

原・角谷の投の2枚看板に鋭い打撃。
そして粘り強さも持っており、
初出場ながらかなり実力は上位にランクされる新鋭です。


群馬では宿命の対決で県大会が決着。
”機動破壊”の健大高崎が、
実力の高い桐生第一を1点差で振り切り、
3季連続の甲子園を掴みました。
今度こそは8強の壁を破り、
2年ぶりの県勢の全国制覇を狙います。

驚いたのは埼玉大会。

あの”絶対王者”の浦和学院が、
ノーシードの県立校である白岡高校に敗れました。

ワタシも、
『白岡高校?どこ?』
と驚いてしまう様な躍進ぶり。

過去4回戦が最高とか、
今年のチームは秋、春ともに地区大会初戦敗退とか、
聞こえてくるのは『無名も無名』ということばかり。

埼玉出身のワタシでも、
この白岡高校という学校を高校野球の話題で聞いたのは、
実は初めてです。

しかしハイライト映像を見ると、
実にしっかりとした戦い方をしています。

こんな学校の出現を見ると、
『とにかくしっかりと鍛えて戦えるチームに仕上げていれば、どんなことでも起こりうる』
ということ。

選抜4強にして『東日本屈指の実力を誇る』と言われた浦和学院に対して、
あんな試合っぷりでまさに完勝してしまうんですから。。。。。。

やっぱり『高校生の可能性は無限大』ということでしょう。

花咲徳栄との決勝戦。
頑張ってほしいと思っています。

聖光学院は9年連続の出場ですか。
いやあ、すごいですね。

勝ち続けるということのしんどさ、
監督がいちばんよく知っていると思います。

この”呪縛”から抜け出た戦いができる甲子園で、
またまた聖光学院のあのブルーのユニフォームが躍動する姿が、
見られることでしょう。

選抜優勝の敦賀気比も、
3季連続で甲子園に帰ってきます。

あの平沼投手をまた見られるというだけで、
嬉しさがあります。


ということで、
今日は神奈川大会の準決勝。

着々と、
長年のライバルである横浜高校と東海大相模の『決戦』に向けて、
舞台が整ってきたという印象です。

横浜高校・渡辺監督の最後の夏、
今後『絶対王者』に君臨しそうな東海大相模が、
この名将に引導を渡すのか、
それとも。。。。。。

野球の神様がどんな名演出ぶりを見せるのか。
楽しみです。


週末はまさに高校野球三昧。

疲れ……確実に、引きずっています。


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