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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲夏場所 今場所こそ・・・稀勢の里

2013年05月21日 | 相撲

大相撲夏場所は9日目を終え、
横綱・白鵬と大関・稀勢の里が全勝で並走しています。

白鵬は先場所からの連勝を24に伸ばし、今場所も第一人者としての矜恃を見せてくれています。
いうまでもないのですが、安定感はピカイチ。
今場所も全勝で駆け抜ける公算は、
かなり強いと思われます。

先先場所ぐらいからでしょうか。
白鵬の相撲っぷりが、やや変化してきたように感じるのは。
それとも、そう感じるのはワタシだけ?!

なんだか勝負の決め方、
そして立会いなどが前よりも荒々しくなったような気がするんですがね。

より”野性味”が出てきて、
何だか『カッコいい!』と思ったりしています。

これはたぶん、
日馬富士が横綱に昇進して、
“1人横綱”
でなくなったことが影響しているのではないでしょうか。

2人になって責任が分散された分、
『好きなことが出来る』訳ではないのでしょうが、
それだけ『1人で綱を張り、1人で角界を支える』
ということは大変だってことなんでしょう。

ちょっとでもバーンと土俵際に下位力士を投げ捨てようもんなら、
すぐに『横綱の品格が・・・』なんて声が起こってきますもんね。
大変だったと思います。

今の”東西の2人横綱”という正常な状態に戻った白鵬は、
ある意味『自分の相撲に集中』出来ている気がして、
ワタシとしてはこの横綱の姿はかなり好きです。


しかし、
今場所も先場所に続き日馬富士が前半戦で早々と二敗を喫して事実上優勝争いから遅れてしまったので、
『また千秋楽を待たずに白鵬の独走優勝か?!』
という感じだったのですが、
今場所はようやく、
あの力士がここまで全勝で優勝争いに絡んでくる気配を醸し出してくれています。

そう、
大関・稀勢の里です。

まあこの大関。
多くの人から毎場所初優勝を期待されながら、
ここまでは生来の気の弱さが場所の終盤戦に必ず顔を出し、
裏切りを続けてきました。

今場所も、
昨日の終了時点で全勝とはいえまだ9日目。

何があるかはわかりませんが、
今場所の稀勢の里は、
自分で
『何かを変えようとしている』
姿は土俵上から感じる事が出来ます。

『もしかしたら、化けてくれるかも・・・』
という期待、
持っている事は確かです。

でも、
散々裏切られ続けてきたからなぁ。。。
という『もう1人の自分』がヤケに冷ややかに稀勢の里を見ているのも事実。

さぁ、
これから週末に向かって、
果たしてドラマは待ち受けているのでしょうかね。

白鵬、稀勢の里が『全勝対決』となったら、
盛り上がるだろうなぁ。


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