KANON廃園

スタジオカノン21年間の記録

2020年の終わりに

2020年12月31日 | 雑記

 

 夏以降、すっかり作品歴の投稿がストップしてしまいました。

 

 コロナで入院していたとかではありませんが、いろいろ諸般の事情でしばし中断。

 2006〜2010年当時は仕事がとても立て込んでいたこともあり、

作品資料がすぐに見当たらなかったり、内容の記憶も曖昧なためDVD を引っ張り出して全て見直さなければならないという状態で、記事をUPする気力を失っていたように思います。

また、このコロナ禍の中、結構なお仕事をいただきまして「スタジオひとりKANON」状態で あくせく働いて年末に至っております。

 

 外出や人と会う機会がめっきり減って半ば引きこもり状態なまま、やることは色々あるはずなのに気が乗らないままあっという間に1年が過ぎてしまいました。

コロナや世界の色々なニュースが気になって

適度に気分転換しなければそうそう集中もできない毎日ではありましたが、

心身ともなんとか破綻せず、色々なことを暗中模索しながら生きている・・・といった感じでしょうか。

 

 医療の前線で戦い疲弊している人、失業や倒産で生活が困窮したり、将来の希望が持てずに生きることを諦めてしまった人も増加しました。

先の見えない現状で、「よいお年を!」_などど簡単には言えないのが現実かもしれません。

 

 新型コロナについてもただの風邪という方もいるようですが、アメリカでは当初から言われていたようにC国が作った「生物兵器」であると認定したという情報もあります。

コウモリ由来の自然発生のものに見られない構造であることとも報告されています。

無症状の人も多く、高齢者や基礎疾患のある人が命を落としやすいようですが、 回復した若者でも後遺症が深刻のようで、そこがただの風邪とは大きな違いなのではないでしょうか。

今はまだ 気を緩めず、ウィルス対策を続けるしかありません。

 

 9.11や東日本大震災の時もそうでしたが、このまま同じようにアニメの仕事をしていて果たしていいのだろうか、なにか他にできるとはないものかと思うことがあります。

結局なんの行動力ないまま、動けない状態ではありますが。

 

昔は「アニメやってるの?あ、なんかそんな感じね。フフン」と鼻で笑われたこともあります。「アニメって大変なんだってね〜」などど半ば同情の目で見られたこともありました。

「まあ、素敵なお仕事ね」と言われたこともあり、社会的評価はまちまちですが、まあそれはそれとして手がけた作品に誇りを持っていられる仕事をしたいかな・・と思います。

 

 

スタジオを閉じてからたまに見るアニメ作品はなかなかすごいものが多く、今年の「鬼滅の刃」の大ヒットも 嬉しい限りです。

 

 年々技術の向上があるのははもちろんですが、お話が荒唐無稽なものばかりではなく、結構現実に即したリアルなものも多く関心させられました。

アニメは残酷な描写も多いので見慣れないとびっくりしますが

登場人物が極限状態のなかで守りたいもののためにブレずに戦う、という愛と勇気溢れる姿が描かれる作品が多い傾向かと思います。

なかにはタブーに切り込んだ深い内容が隠されている意味深な作品が少なくありません。

 

美術を含めて、より高い評価と対価が与えられんことを。

 

 

来年公開予定

「きんいろモザイクthank you!!」

ただいま絶賛制作中!どうぞお楽しみに!

きんいろモザイク1期より

 

作品歴は来年こちらから再開....の予定。