アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

アニメ「K」第9話 『Kindling』

2012-12-04 | 「K」語り
第9話 『Kindling』

まず冒頭に出てきた若き日の國常寺大覚、現在はお爺さまですが、青年時代の彼は木訥で、かなりかっこよかったです。
で、驚いたのはなんと言ってもあのヴァイスマン!
「バーイ」とシロを空中に蹴り飛ばしたあの禍々しい雰囲気は微塵もなく、実に美形の好青年でした。
なんか相当にポジティブな人ですよね。
石版の力を「みんなが幸せになるんだ」とか。
あの人がどうしたらああなってしまったのか?
いつからあんなふうだったのでしょうか。

國常寺大覚は年をとったけれど、ヴァイスマンは若いまま。
不変ってそういうことなんでしょうね。
でも死んじゃったんですよね。
宗像が、遺体を回収した黄金の王に会いに行き、遺体を調べたいと言ったとき、國常寺の手が震えてました。
周防や宗像のような若い王たちと違い、黄金の王と白銀の王は、多分同じ時代を生きた、唯一本当にわかり合える存在だったのでしょうね。
たとえ空と地上に別れてはいても。
多分あのお年だと、同世代の人はみんな見送ってしまって、でも不変のヴァイスマンだけは、自分より先に逝くことはないと思っていたのに、突然失ってしまう。
ショックだったと思います。
不変のはずの彼がなぜ死んだのか、黄金の王は知っているのでしょうか。

それから獄中の周防の前に現れた狐。
これは周防を乗っ取ろうとした敵ですよね。
でも圧倒的な周防の力の前に逃げ出し、今回一番印象的だった周防の脱獄シーンに続きます。
いや、脱獄なんてものじゃありませんね。
破壊して、悠然と歩いておでましになりました。
本当に、圧倒的でした。
今回の伏見は、周防の力の前にほとんどなすすべもなかったけれど、それでも腰を抜かした小説の頃に比べたら、ずいぶん成長したと思います。
ちゃんと立っていられたし、世理さんを庇ったし、周防を前にして剣を抜こうとまでしたし。
がんばったね、と褒めておきます。

で、今週はそんなところですが、問題は次回予告!
なんですか、宗像と周防のあの顔の近さは!
一体何が始まるというのですか!

楽しみに待ちます。

アニメ「K」第8話 『Knell』

2012-12-04 | 「K」語り
放送からずいぶん時間が経ってしまいました。
このところちょっとバタバタしていて、見ることは見たんですが、1度さっと見ただけでよくわからないままで。(^_^;
ようやく8話と9話を続けてじっくり見ることができました。

第8話は『Knell』
今回は、シロクロがセプター4に接触を図ったり、小細工を弄して逃げ回ったりしながら飛行船の男、アドルフ・K・ヴァイスマンに近づくというお話でした。

前回、飛行船から蹴り落とされた記憶が甦ったシロですが、それ以外の記憶は何も甦りません。
ただシロを蹴り落とした男、白銀の王ヴァイスマンが、十束の事件に深く関わっていることだけは確かだということで、宗像にそれを話します。
一方の宗像も、別の理由でヴァイスマンに疑いを持っていて、調べることを決定するのですが。
うん、今回8話と9話を続けて見てよかったと思ったのが、第一王権者ヴァイスマンの飛行船を捜査するなら、第二王権者である黄金の王の許可をとってから動くべきでは、と世理さんが言ったシーン。
宗像の返答は、「御前はどんな理由であれ、第一王権者への手出しは許さないでしょう」というものでした。
この返答、9話を見たら「なるほど」と思えましたね。
あまり記憶力がよくないので、1週間経ったら忘れていたかも。

で、肝心のヴァイスマンですが、この人なんなの?
最初から変な人だとは思ってましたが、やっぱりむちゃくちゃ変です。
あの狐のお面をかぶった人形と踊るシーンとか、ラストの爆破とか。
一体どういうことなのか。
じっくり見た割りにはあんまりわかってないです。
とりとめのない感想ですみません。

あ、淡島さんのあんこはなかなかインパクトありました。
あんこタワーになる前は可愛いお菓子だったのに。
ねえ。