アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

馬刺しパニック(後編)

2012-11-29 | コミカライズ
ARIA掲載の「馬刺しパニック(後編)」読みました。
すごく面白かったです。

前編で馬刺しがアンナを背中に乗せたまま逃亡しましたが、今回の馬刺しは、追ってくる吠舞羅とセプター4の共同戦線を突破します。
前回「飛べねーのかよ!ペガサスみてーななりしてニワトリかよ」
と言われて傷ついた馬刺しですが、今回は白い翼を広げて、高速道路から飛び降ります!
あ、でもここまで書いて気付きましたが、飛べないニワトリでも飛び降りるのはできるか。
まあそれはともかく、馬刺しを追う吠舞羅とセプター4は文字通りなかなかのパニックでした。
さんちゃん、今回はがんばって名誉の負傷。
鎌本に「お前、案外でかい男だったよ!」と言われたりして。
「案外」が付いてるのと、過去形なのが気になりますが。
そして結果的にまったく役に立たなかったですが。
いや、本当に死んだかもしれないくらいのダメージに見えましたね。
さんちゃんだけじゃなく、アンディも。

草薙さんと淡島さんの会話も楽しかったです。
「あなたにはがっかりね」を連続で言ったのは、やっぱり大事なことだから2回言ったんですよね。
この二人の会話、楽しい!

周防と、宗像と遠目で対面シーンもありました。
あと、伏見くんも登場。
「尊さんすげー!」っていう無邪気な八田を見たときの伏見の、あの無邪気じゃない表情!

「馬刺し」は最後「白あん煮込み豆腐」に名を改め、世理さんの元へ行きます。
世理さんの命名センスは周防さんといい勝負!
でも彼女は全然悪気じゃなく、本当に馬刺しが気に入って、白くて美しい馬刺しのために、大好きな名前を付けたんですよね。

馬刺しは馬だけど本当にいいキャラクターでしたね。
表情豊かで、反応が本当に可愛い。
また登場するのかな。
うーん、いろいろあったけれど、馬刺しの願いを叶えるためにがんばったアンナが可愛くて、とにかく満足です。

で、たくさん笑った後、ラスト3ページで泣かされました。
あああ!



ARIA (アリア) 2013年 01月号 [雑誌]
馬刺しパニック(後編)掲載
講談社



ARIA (アリア) 2012年 12月号 [雑誌]
馬刺しパニック(前編)掲載
講談社


K -メモリー・オブ・レッド-(1)増刷と電子書籍!

2012-11-20 | コミカライズ
発売間もなく売り切れたようで、ずっとネット書店にもリアル書店にも在庫がなかったアニメ「K」のコミカライズ「K -メモリー・オブ・レッド-(1)」ですが、アマゾンで在庫ありになっていました。
重版が出来たようです。

K -メモリー・オブ・レッド-(1) (KCx(ARIA))
漫画・黒榮 ゆい  ストーリー原案・来楽 零原作・ GoRA・GoHands
講談社


で、いつの間にか電子書籍でも売られてました。

K ―メモリー・オブ・レッド―: 1
電子書籍(ダウンロード販売・アマゾン)


まだ電子書籍って買ったことないんですが、興味はあります。
何しろ、家の中が本であふれかえってて、これが電子書籍ならすっきり片付くのに、と思いますよね。
でもやっぱり本の形の方がいいような気もするし。
複雑です。

まあそれはともかくとして、まだ「K -メモリー・オブ・レッド」の感想を書いてなかったことを思い出し、この機会に書いておくことにしました。

大注目アニメ『K』のコミカライズ版は、
誰もが恐れ憧れる、伝説の“赤の王”周防尊を中心にした前日譚。
周防率いるチーム“吠舞羅”を描く青春ストーリーが開幕!
アニメでは見られない、吠舞羅の面々の日常、少年たちの素顔、仲間との絆を
スピード感たっぷりに描きます。
ストーリーは、アニメの原作を手がけるGoRA書き下ろし!


第1、2話は「吠舞羅」前後編。メインは赤城翔平と板東三郎太(通称さんちゃん)。
これは以前ここに書きました。

第3話は「ストレンジ・ラブ」。
チャラいイケメン千歳が、「指きりマリア」と呼ばれるストレインと関係を持ち、命を狙われる物語です。
このマリアさん、約束を破った依頼者は殺すという、恐い殺し屋ですけど、なかなかに可愛くて魅力的なのですよ。
千歳はマリアと一夜を過ごしながら、酔っ払ってたせいでさっぱり記憶が無い。
マリアは「酒を飲んだ翌朝はトマトジュースを飲みたい」と言った千歳のために、ちゃんとトマトジュースを用意してくれたのですが、千歳の方はマリアに何を約束したのか思い出せません。
追うマリア、逃げる千歳。
そうしてようやく思い出した約束は・・・。
ちょっと切ない物語でした。
マリアさん、また登場しないかな。

第4、5話は、「Memory」前後編
藤島がゴミ捨て場にいたエリックを拾ってくる物語です。
このエリック、実は・・・。
これはあまり予備知識なく、このまま読んだ方がいいと思いますが、ストーリー以外にも、吠舞羅の面々のやりとりがすごく魅力的でした。
草薙など、なんか手のかかる家族を仕切るおかんみたいなノリで、とても楽しかったです。
でもラストは・・・喪失感に泣けます。

とても好きな本で、増刷されてよかったです。
興味がわいたら本ででも、電子書籍ででも、読んで見て下さい。
お勧めです。

ところで今見たら、ちょっと前まで注文できなかった小説「K SIDE:RED」がアマゾンで在庫ありになってました。
(と書いて、翌日見たら1~3週間出荷。割としょっちゅうかわるんですね。11/21追記)
K SIDE:RED (講談社BOX)
来楽 零(GoRA),鈴木 信吾(GoHands)
講談社



K -メモリー・オブ・レッド-(1)増刷と電子書籍!

アニメ「K」第7話「key(鍵)」

2012-11-19 | 「K」語り
アニメ「K」第7話「key(鍵)」
鍵は無色の王のことでしょうか。

今回は後半の宗像の発言で、いろいろなことが分かった気がします。
「無色の王は、第七の、そして最弱の王。
強力な存在ではないが、王同士の力の均衡を左右する道化の王」
ということです。
道化の王、ということは、もしかしたら、
「私はジョーカーというカードが嫌いなんですよ
どうにも公正さに欠ける気がする。特に、それが私の手の内にない時はね」
という100ビジュアルにあったセリフは、無色の王のことを言ってるのかも、という気がしてます。

シロが三輪一言亡きあとの新しい無色の王なのか、と宗像に訊かれて、クロはまだ見極めがついてない、見極めが付くまでは手出しはさせない、と答えます。
クロ、宗像にぼこぼこにされて、力ではまったく敵わなかったけど、それでもシロを守ろうと戦う姿は格好良かった。
シロのことを、
「いつもへらへら笑っている上に、口を開けばホラばかり吹く。
あれはそういう男だ。」
というクロに宗像は、
「そんな男に命を掛ける価値があるのですか」
と訊きますが、そのときにクロが浮かべた表情がまた・・・。
なんかクロがどんどん好きになります。

ネコの能力もすごかったですね。
この子、もうちょっと頭がよかったら、とんでもない権力を手に入れられそう。
でもあんまり賢くなくて、シロに一途なネコ、可愛くて好きです。

ところであのシロが
「こういう者です」
って言って出したダモクレスの剣、あれはネコの見せた幻覚ですよね?
クロを助けるために、シロが考えてネコにやってもらったんですよね。

ネコがシロに使った記憶改ざんも解かれて、シロに残った最後の記憶も甦ります。
「バーイ」
と空中から蹴り落とされるシロ。
やっぱり倉庫の屋根を突き破って落ちてきたのはシロでしたが、人間なら生きてないですよね。
シロの正体は、そろそろわかるんでしょうか。

来週は第8話「kindling」
楽しみに待ちます。



アニメ「K」第7話「key(鍵)」

アニメ「K」第6話・・・・゜・(ノД`)・゜・。

2012-11-11 | 「K」語り
しばらくは呆然としてました。
多々良のことは最初からわかっていたけど、やっぱりあのシーンを直に見ると・・・・゜・(ノД`)・゜・。

吠舞羅の中での多々良の位置は、メモリー・オブ・レッドやラジオドラマでも知ってましたが、今回は中学生の頃の多々良が初登場。
道でぼこられて、結構な怪我をして入院した多々良を、周防と草薙が訪ねてきます。
「誰にやられた」
と訊く周防に、多々良は答えず、「その前に、ひとつだけお願いがあるんだ。聞いてくれるかな」
と返します。
このセリフが、こんなところで出てくるのは予想外でした。
お願いがあんなことだなんて!
でもこの人はこうやって周防の怒りをそらすことができる人だったんだなと納得しましたね。
トムヤムクンのシーンもそうでした。
周防の鬱屈や怒りが積み上がってくると、多々良がどうでもいい話でそれをそらしたり和らげたりする。
そういう役割の人なんですね。
ああいうケンカ男たちばかりの吠舞羅の中にいて、「行かないで」と引き止めるアンナと、「へーきへーき、なんとかなるって」と笑顔で言う多々良が、周防の暴走を引き止めていると知ったら、オープニングでアンナと多々良があんなふうに続いて出てくるのも分かる気がしました。

吠舞羅の回想は、シロクロの現在を挟みながら、8年前、3年前、3ヶ月前、そうして1週間前と続きます。
1週間前のあのシーン。
八田に抱えられて血を流す多々良の、「へーきへーき、なんとかなる・・・」って言いかけて、「ごめん」のセリフ・・・。
今までいろんなことがなんとかなってきたのに、もうだめなんだなってわかって、「ごめん」なんですね。
切なかったです。
「おい、寝てんじゃねえよ・・・ふざけんなよ」
八田のセリフがもう・・・。
多々良の最期の言葉が「ごめん」で、その直後、草薙が周防にかけた電話の第一声が「堪忍な、尊。悪い知らせや」
あんな場面で、悲しい人たちがそれでも誰かに謝ってる姿が切なかったです。

一方のシロも大変なことになってます。
血の付いたシャツを見つけたこともショックだったけど、菊理に電話して、「いさなさん、誰?」と言われ、「誰かに、確かにお前は伊佐那社だって言われたいんだ」と言って実家に電話したら「現在使われておりません」と言われ。
そうして帰ってみた実家は・・・。
「ここが・・・貴様の家か」
「ここだった・・はずなんだ」
あああ、これはもう大変なこと。

今後どうなってしまうのか、ちょっとびくびくしながら待ちたいと思います。

それにしても今回の話は、衝撃でした。
いえ、ある程度わかってはいたんですが。



~アニメ「K」第6話・・・・゜・(ノД`)・゜・。~

K ラジオドラマCD KD SIDE RED

2012-11-08 | 情報
K ラジオドラマCD KD SIDE RED
CD (2012/12/21)発売予定
インディペンデントレーベル


今アマゾン見てたら、KラジオドラマCDの情報が!
ジャケットは吠舞羅のメンバーがほのぼのして可愛い感じです。
これはウェブラジオで放送したものをCDにしたんでしょうか。
あれ、面白かったので、CDにならないかなと思ってたんですよね。
脚本が GoRA のメンバー書き下ろしで、みんなでアンナの服を買いに行ったり、バーホムラを執事喫茶にしたり、周防尊と宗像礼司がよそのバーで会ったり、世理さんがバーに来て、あんこカクテル飲んでいったり。
毎週楽しみにして聴いてました。
まだ内容の情報がないのでわからないんですが、あれに書き下ろしが付いて発売だったらうれしいです。
まあ、詳しいことはこれからの情報待ちですが、とりあえずお知らせしておきますね。

追記・2012/11/11
KRのページに少し詳しい情報がありました。

【K】ラジオドラマCD KD SIDE RED

webラジオ【KR】第一期内で放送したラジオドラマがパッケージ化!
GoRA書下ろしの周防・アンナ・伏見の組み合わせのエピソードも追加収録!
出演者によるミニコメントもドドーンと収録してあります!

出演:津田健次郎・櫻井孝宏・梶 裕貴・堀江由衣・中村悠一・福山 潤
   沢城みゆき・宮野真守・杉田智和


周防・アンナ・伏見!
どういう組み合わせなんでしょう。
この3人でどういう話になるのか、ちょっと見当付かないです。
楽しみに待ちましょう。



~K ラジオドラマCD KD SIDE RED~