アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

十束多々良語り~PINK 来楽零~2013年3月23日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject3月23日
今日は十束についてツイートするよう言いつかってきましたので、つらつら話したいと思います!(ピンク)

先週、レッドが草薙のことについてお話していましたが、草薙は「理性」の人だと思います。それに対して、十束は「感性」の人です。十束は今までの人生、フィーリングで色んな事を決めてきたのだと思います。草薙と十束は左脳タイプと右脳タイプに分かれているのかもしれません。

周防にとっての左脳と右脳、と思うとちょっと面白いですね。右腕の運動を司る、論理的思考の左脳である草薙と、左腕の運動を司る、直感的思考の右脳である十束。……そんなこというと、周防自身の脳みそはどこ行った、という感じになりますが(笑)

周防、草薙、十束という、吠舞羅始まりの三人組が私はとても好きです。ただ楽しく三人で一緒にいた学生時代から、やがて吠舞羅が生まれ、三人はそれぞれの役割を持って吠舞羅を動かしてきたのだと思います。その中での十束の役割は、やっぱり感覚的、感情的な部分なのではないかと。

誰かが感情を行き詰まらせていたり、荒ぶらせていたりしたとき、その人の中にひょいと入り込んで窓を開けて空気の入れ換えをするような役割が十束でした。ストリートギャングであり、下手すれば殺伐としそうな集団である吠舞羅が、あんな愉快な仲間たちでいられた一因だったと思います。

特に、常人には理解し得ない重荷を抱えている周防や、基本人に弱い部分を見せない草薙にとっては、閉塞したときにナチュラルに空気穴を開けていく十束は救いだったのではないかと。あと、とても距離が近いというか気安いというか、非常に殴りやすい距離に位置していたろうなと思います(笑)

「暴力」を特色とする赤のクランに、能力的にも雰囲気的にもそぐわない十束ですが、だからこそ吠舞羅の「陽」の部分を担ってました。「K」本編ではその「陽」が潰されました。吠舞羅は「絆」で繋がりすぎていて、いざ大切な部分が切られるとセプター4よりもずっと脆かったのかと思います。

赤の小説「K SIDE:RED」でちょろっと書きましたが、十束は周防に会うまでは、人生楽しく生きながらも執着しない人だったので、吠舞羅は十束が初めて自分で居場所と定めた場所だったと思います。そしてこの世に執着が薄そうな周防を繋ぎ止めてくれる場所であれと願ってたのかなと。

6話のエンディングは十束の歌でしたが、あの曲のフルバージョンがBD/DVD7巻付属のキャラソンCDに収録されています。2番がまた切ないです。十束が周防に願っていたこと、十束にとっての吠舞羅がうかがえます。

本編があの結末を迎えてしまった今、草薙やアンナや八田、鎌本はどうするのか。傷つき大きな穴があいた吠舞羅がどういう道を選ぶのか。「絆」で繋がっていることの強さと脆さを併せ持っていた吠舞羅の今後も続編で大切に描きたいと思いますので、ご覧いただけましたら幸いです。(ピンク)



アニメ「K」十束多々良語り~PINK 来楽零~2013年3月23日
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淡島世理語り~BLUE 古橋秀之~2013年3月30日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject3月30日
どうもお久しぶりです、GoRAブルーです。週に一度のキャラトークということで、今日は淡島さんの話をします。

まず、「K」には何人かの女性キャラクターが登場しているわけですが、企画のかなり初期の段階で、各陣営に女性を配置しよう……という話は出ていました。

シロ組のネコ、《吠舞羅》のアンナ、そして《セプター4》の淡島世理。どのキャラクターも、誰かの“お相手”とかではなく、それぞれのコミュニティに自分のポジションを持つ“仲間”という感じですね。

(余談ですが、葦中学園のククリさんはもうちょっとあとに「学校生活をしているシロと絡むクラスメイト」として自然に出てきた感じ)

で、淡島さんですが。“組織”色が強い《セプター4》に属する彼女には特に、「ちゃんと組織の中で働いている」イメージがあります。もちろん宗像や伏見もちゃんと働いてるんですが、淡島さんを通すことで組織っぽい活動が成り立っている面はあるかと。

そもそも「上司が宗像で部下が伏見」というのが神経の細い人なら一発で寝込みそうな立ち位置なわけですが、淡島さんがエラいのは、彼らの癖のある言動を「別に気にしてない」ところです。もともとちょっと鈍いのかもしれませんが、なによりも組織や仲間に対する強い信頼があるんでしょうね。

この信頼というのは、彼女の場合、《青の王》宗像礼司個人に対する信頼でもあります。《青の王》宗像が「《セプター4》そのもの」である場合には、そのふたつを分けて考える必要はないわけですが――

今後、宗像が完璧な《王》を演じきれなくなる場面が訪れた時、彼女がどういう反応を示すか……といったあたりが今後の淡島関連の見所になるのではないでしょうか。

さて、以上が淡島さんの“公”の面。それに対して、草薙と会ったりしているのは“私”の面ですね。最初は「こういうところにも人間関係があると面白い」くらいの発想で提案された要素ですが、この人の“公私の感覚”みたいなものが見えてきて面白い部分ですね。

具体的には「プライベートだから、と言って敵対組織の本拠地に乗り込み、世間話として仕事絡みの話を始める」という……めちゃめちゃ自分勝手ですな。

こういう関係も、相手をする草薙が許しているからこそで、言わば淡島さんが甘えている形になります。組織内では宗像を支えるために全力を尽し、そのしわ寄せを草薙のところに持っていくという……。

なんだかんだで組織の要である淡島さんを、本格的に取り込むか、逆に突き放すかするだけで、《セプター4》は大きな戦力減となるはずなのですが、草薙がそれをせずにつかず離れずの関係を保っているのは、彼の矜恃とかダンディズムに関わることかなあと思います。

……まあ、人がいいというか要領が悪いというか、貧乏くじを引くタイプですね、草薙。

「実は淡島さんが宗像と《セプター4》を支えている(面がある)」「その淡島さんは草薙が支えている(面がある)」という構図を示したところで(あくまでひとつの見方にすぎませんが)、今週はここまで。ではでは!



アニメ「K」淡島世理語り~BLUE 古橋秀之~2013年3月30日
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ネコ語り~ORANGE 鈴木鈴~2013年4月7日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月7日
やあ僕だ。オレンジだ。お久しゅうございます。(オレンジ)

なにやら好きなキャラについて語れとのお達しを受けたので、ネコを語ります。ネコはワシの担当なもんでな!

さて、ネコといえば全裸キャラですね。彼女に関しては「なんで全裸なの?」というご質問をよくいただきますが、これには割と彼女の根幹に関わる、重大な理由があったりするのです。

今はまだ明かせませんが……そのうち発売となるノベライズあたりで、きっと明らかになるのではないですかね!

ネコとクロは同一コミュニティにあって対照的なキャラで、クロは思考し苦悩して前に進むキャラなのに対し、ネコは直感で動くキャラなのだと思います。本編最終回でも、彼女はなにも迷うことなくシロの生存を信じていましたが、それも直感ゆえですね。

現在、クロとネコは二人でシロの行方を捜しているところです。いなくなったシロに対するスタンスも、二人では微妙に異なってくるんですね。そのあたり、続編で描かれるはずですので、なにとぞご期待ください。(オレンジ)



アニメ「K」ネコ語り~ORANGE 鈴木鈴~2013年4月7日
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草薙出雲誕生日語り~PINK 来楽零~2013年4月9日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月9日
本日4月10日は草薙出雲の誕生日です。草薙HAPPY BIRTHDAY!(ピンク)

子供の頃というのは、誕生月の違いで同じ学年でもちょっとした大人っぽさの差が出てしまうこともありますが、誕生日が早い草薙は、幼い頃からしっかり者気質というか、長男気質みたいなのが身についていたかもしれませんね。

そういえば、吠舞羅初期メンバー三人組では、誕生日が4月初旬と早い草薙、夏の周防、早生まれの十束という具合に分かれていますね。なんとなくこの三人は、長男次男三男みたいな三兄弟っぽいイメージもあります。

草薙は自分の誕生日とか忘れているタイプかもしれませんね。周防は……人の誕生日を覚える以前の問題として今日の日付を把握しているか怪しいので、毎年祝ってくるのは十束やアンナが筆頭でしょうか。案外淡島さんも一度誕生日を聞いたら忘れない人かもしれません。

続編では、草薙は27歳になっているはずです。おじいちゃんズを除けばメインキャラの中で一番年長者の草薙ですが、まだ若者です。けれど年齢以上に酸いも甘いも噛み分けているので、歳を重ねていったらさらに渋みのある格好良さを増していくのでしょうね……!

というわけで、誕生日ツイートをしにきましたピンクでした!(ピンク)



アニメ「K」草薙出雲誕生日語り~PINK 来楽零~2013年4月9日
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宗像礼司語り~RED 宮沢龍生~2013年4月13日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月13日
今日は青のクランのトップ、宗像についてつれづれと語りたいと思います(レッド)

と、言っても実は宗像は統一見解を持ちにくいキャラだったりします。GoRA内でも、描写や解釈が結構、違っていたりします。ある時は恐ろしい法の執行者、冷徹なリーダー、少し天然な王様、ぼっちな管理職、とまあ、色々な側面をもっていてそのどれもが宗像らしいと言えます

これが周防だったり、國常路だったり、あるいはシロでももう少し一定の描き方があるのですが、宗像はそうではありません。そういうところに彼の不思議な魅力があると思います

媒体によって怜悧な異能者かと思えば、次の瞬間、しれっメガネをなくしてキャラを変えたりする。彼のライバルであり、ある意味で畏友もである周防とはそこがもっとも違うと思います

だから、宗像は他の人とセットで考えると良いのかも知れません。たとえば淡島さんから見て、宗像は多分、尊敬できる上司なのだと思います。剛直な判断力と思慮深さ、度量、知性、どれをとっても理想的で、彼女からは「尊敬」と「可能な限りサポートしたい」という気持ちがあると思います

まあ、淡島さんも若干、天然なので天然同士惹かれあうのかもしれません(笑)そしてその天然、トップ二人を支える、ある意味で一番、働き者の伏見からすると宗像は……正直、どういう映っているのでしょうか?

「めんどくさい上司」や「仕事をしない困った人」という気持ちにほんのちょっと「畏れ」がある気がします。宗像と伏見の関係については色々な媒体で今後も語られていくと思います。不思議な関係性の二人ですね(笑)

最後に周防から見た宗像です。僕個人としては実は一番、ダイレクトにお互いに共感できるのはこの二人なのではないかなと思っています。普段、ダウナーな周防は宗像を見つけると割と積極的に喧嘩を売りにいきますし、宗像も宗像で周防に対しては常の平常心を失います

王、という枠を互いが持っているが故に、他の人間には見せられない側面を互いにぶつけあえたのかなと思っています。だから、十話辺りの宗像は随分と率直に自分の心を語っていますね。周防からすると青の王とかではなく、「いけすかない喧嘩友達」であったのかなと思います

このように接する人によって様々な顔を見せる宗像は今後の続編においても重要な立ち位置にあります。今後、どのような一面を出すのかぜひ、楽しみにして頂けたらと思います’

では、今日はこれくらいで。長々となってしまいました。大変、失礼しました。あと、もう少し先でまたGoRAのホームページで短編(伏見の話やアンナの話し)を三つほど掲載させて頂きます。楽しみにしていてください!(レッド)



アニメ「K」宗像礼司語り~RED 宮沢龍生~2013年4月13日
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