劇場版「K」100DAYS×VISUAL 53枚目

劇場版「K MISSING KINGS」より

いずれ出会う予感はあった。
必ず刃を交える時が来ることを
知っていた。
憎しみではない。怒りでもない。
自分たちが同じ師につき、
道を違えたときから
この日が来ることは約束されていた。

今は亡き師の名誉のために
お互い誇り高く切り結ぶ。
”正々堂々”、ただあるのみ。

劇場版「K」100DAYS×VISUAL 52枚目

劇場版「K MISSING KINGS」より

彼の財力にしては簡素な庵を
ビルの頂上にかまえた。
黄金の王は時々、そこで茶を点てていた。
あまりにも巨大な力を持ちすぎたために
壮年以降はずっと孤独な人生だった彼が
特に好んだのは雨の日だったという。

池の表面を雨粒が叩く様を、
じっと飽きずに見つめていた。
その胸中になにが去来していたのか
余人の知るところではない。

劇場版「K」100DAYS×VISUAL 51枚目

劇場版「K MISSING KINGS」より

夜空を雲霞のごとく覆う装甲ヘリ。
平穏な夜は一転し、
事態は風雲急を告げる。

不可侵の塔が破られたのだ。

いよいよ劇場版に突入しました。
あと５０日ですね。
ワクワクしてきます。

で、初日の今日は誰が来るのかと思ってたらヘリさんでした。
とりあえずもうちょっと間隔を保って飛ばないと危険な気がしますが。
不可侵の塔。
黄金さんのタワーに賊侵入でしょうか。

劇場版「K」100DAYS×VISUAL 50枚目

TVシリーズ#1より

刀の切っ先に想いを乗せる。
どんな相手にも
曲げるわけにはいかない。
俺の後ろに護るべき者がいる。
失うわけにはいかない誇りがある。

夜刀神狗朗、いざ尋常に参る！

劇場版「K」100DAYS×VISUAL 49枚目

TVシリーズ#2より

主人を失った狗とカラス。

傷の舐め合いはしない。
馴れ合いもしない。
けれど守るべきものが
そこにあるならば。