アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

Day #5 (熊本)阿蘇白水郷美術館を訪ねて

2010年04月26日 | 『アンを探して』7000キロの旅<アン旅>

昨日4月26日、『アンを探して』7000キロの旅 テントむしは、阿蘇の絶景の前。

訪れた先は、阿蘇白水郷美術館。


カフェも楽しめる個人経営の美術館です。館長松藤陽子さんの熱意で完成、個人経営とは思えないほど素敵な施設。









館長の松藤陽子さん。美術館では、写真家吉村和敏さんのプリンスエドワード島に関する写真展や、「アンのゆりかご」で『赤毛のアン』の翻訳者である祖母村岡花子の生涯を綴った村岡理恵さんの講演会なども、イチから企画、その他にも、地域の文化的行事を支えるパワフルウーマンです。



いただいたイチゴのお菓子。阿蘇で採れた無農薬のイチゴが美味しかった...!


『アンを探して』7000キロの旅一行が来るということで、集まっていただいた皆さんは、もちろん『赤毛のアン』の大ファン。アンの話、村岡花子さんの話、モンゴメリの話に花が咲きます。


松藤さんの友達津下さん(男性)は隠れアンファンといいつつも、どんなに引越してもアンシリーズだけは大切に持っていくというアン自慢を披露。そうそう、男性の皆様、「赤毛のアン」を子供の読み物だと思ってませんか?奥が深くて、意外とはまるんです。



同じくアンファンの、小学校の校長先生夫妻。お話できて光栄でした!

そして、夜は 松藤さんのご紹介で 南阿蘇の 香房 やまぶどう さん で素晴らしい阿蘇の幸をいただきました!!
(例のごとく、、食べるのに夢中で、写真を撮り忘れました・焦)



三浦さんご夫妻は南阿蘇に移り住んで6年。畑を耕し、この夜も沢山三浦さんの畑の恵みをいただきました。
”「赤毛のアン」の時代の、食べ物、着るもの、自分ですべてを作っていた時代が本当に好き..."そう仰っていて、しかもほぼ実戦されていることがすごい!

話はつきず、やっぱり「赤毛のアン」は、愛されているなぁ、、と実感しました。


「本」の力ってすごい...!そして、モンゴメリが書いた本が、自分達の心に、キチンと届いてることがすごい...。そう思ったことが、映画「アンを探して」をつくるきっかけでした。熊本でも沢山の人に見ていただけますように!
ぜひ、応援宜しくお願いいたします!!!


たかこ

Day #5 (鹿児島~熊本)鹿児島での出会い☆その2

2010年04月26日 | 『アンを探して』7000キロの旅<アン旅>
まずは鹿児島にいく船での出会い。

私の姉jimamaのお友達のお父さん、イレイさんが話しかけてくれ、普通だったら入れないブリッジ(操舵室)に案内していただいたのです。



映画『アンを探して』の舞台プリンスエドワード島も漁業が盛んで、海が身近にあります。
物語の中、杏里が恋心を抱く青年ライアンも海が好きな男の子ですが、ライアンじゃなくとも、男子なら一度は憧れる大型フェリーの操舵室に入れて、嬉しいっす!(この様子は後ほどムービーでご紹介します)


最新鋭の機材が満載の中、航海に欠かせない海図ももちろんあります。イレイさんは伊是名島(中江裕司監督『真夏の夜の夢』の舞台)の出身で、「あ!あれが三角山だよ!今みないと三角に見えないよ~(笑」と遠くに浮かぶ伊是名島を教えてくれました。


何気ないメットですが...。


船長の文字!かっこいい~~。船長さんはちょうど私たちと入れ違いでブリッジから出ていったのでお会い出来ませんたが、やっぱり"船長(キャプテン)"という響き、いいですよね~!

特等席で、コーヒーで乾杯です。最高に贅沢な味がします。

私たちが撮影している間もモクモクと作業を続ける皆さん、かっこよかったです。

沖縄で『アンを探して』を見ましたと声をかけてくれた船員さんと。


鹿児島では、映画サークル突貫小僧の先輩で、今は鹿児島でコミュニティシネマを立ち上げている、映写技師内村さんことウッチーさんにお会いできました。

鹿児島市内のデパートがリニューアルオープンし、その中にデジタル上映用の小さなホールを開くので、そのプログラム作りに奔走されておりました。鹿児島の映画ファンには嬉しいニュースですね!ぜひ今後に注目して下さい。



こちらは、4月23日最後の取材南日本新聞の記者さんと。テントむしの見上さんも駆けつけてくれました。

この日は寒い一日で、ますねーも「綺麗な桜島がみせたいのに~」といっていたのですが....記者さんとの待ち合わせのロビーから夕日を浴びたきれいな桜島が見えました。

(しかも手前を走っているのが私たちが搭乗したのと同じ船!!)