杏の独り言

教わったこと、見たこと、聞いたこと、感じた事、考えたこと、やったこと、イロイロ。
オバチャンの独り言です。

いらっしゃいませ。

ここは、普通のオバチャンが、いろいろ書いているだけのブログです。 もし、チョッピリ違う所があるとしたら、小さい頃から近所のオジイチャン、オバアチャン、オジチャン、オバチャン、そのほか年上の人たちに可愛がってもらい、いろいろな話を聞いて育ったこと、それと、チョッピリ記憶力が良かったせいか、そんな話や、教わったことを覚えていることです。 でも、私が教わったり、聞いたりした事、最近は若い人に受け継がれていないことに気付きました。 これって勿体無いし、チョッピリでも他の人に知ってほしいなって思うので、気が向いた時にそんな事も書いています。 ご訪問くださった皆様、ぜひ気楽にコメントしてくださいね。 でも、アダルトサイトへのお誘いのような、こちらにおいでくださる方が不快に感じると思われるような書き込みは削除しますけど、悪く思わないでくださいね。

連理の枝

2024年06月23日 | ことば
 一月ほど前だったか、姉から「連理の枝って知ってる?」と聞かれた。

 私は、「知ってるよ。日本の木が寄り添って生えて、くっついた様子の事だよね。夫婦仲良くって、結婚式なんかでよく言われる言葉にもなってるよね。」そう答えました。

 すると姉からびっくりする返事が・・・・・

 姉の周囲で、この言葉を知っている人が一人もいなかったのだそうです。

 で、私も周囲の人に聞いたのですが、年齢も関係なく、知っている人がいなかったのです。

 姉の周りは、植物が好きで、詳しい人も多いのに、『連理の枝』の認知度は皆無・・・・

 それほどまでに知られていない言葉なんでしょうか?

 調べてみると、白楽天(白居易 )の、『長恨歌』の一節で、比翼の鳥と一緒に夫婦仲良く助け合い等意味があるそうですが、なぜこんなに知らない人が多かったのか、不思議な思いです。
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同じ字なのに違うんだねえ

2024年02月25日 | ことば
 日本語と中国語、同じを書くのに違う意味になることがあるのは、知ってる人は知ってるよね。

 有名なところでは、『手紙』。

 日本語では、通信するためのお手紙だけど、中国語では、トイレットペーパーの事。

 他には『湯』これは、日本語ではお湯を指すけど、中国語では、スープの事。

 で、『白湯』となると日本語はそのまま何にもしていないお湯で、中国語だと、白く濁ったスープの事。

 ちょっと面白いのは『火車』、日本語だといろいろなもののうち火の車なんかもあらわすけど中国語だと、汽車。

 そういえば、『汽車』も確か、自動車とか、バスの事だったかな?

 同じ字を使っているから、ついつい見落としがちだけど、こういう風に、同じ字なのに意味が違うって、面白い。

 他にもあるかなあ?

 なんか、楽しいよね。
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ジンチョウゲかチンチョウゲか・・・

2023年07月30日 | ことば
 春先にさわやかな香りをさせて咲く『沈丁花』、これ、二通りの読み方をするようです。

 『ジンチョウゲ』と、『チンチョウゲ』・・・・

 どちらでもいいようですが、この花がどういう経過でこの名前を付けられたかを聞くと、どちらでもいいとは言えなくなりそうですよ。

 私の聞いた所によると、『沈香(じんこう)』のような香りで、『丁子(クローブ)』に似た花を咲かせることから付けられたということです。

 これを基に考えると、チンチョウゲというのは当たらないですよね。

 やはり、『ジンチョウゲ』がもともとの名前だということでしょうね。

 沈丁花の『沈』は、『ちん』とも読めるので、読み間違いがいつの間にか一般化してしまったのでしょうね。

 
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れる・られるの判別法

2023年04月02日 | ことば
 最近、言葉が変わってきているのは仕方ないとしても、可能を表す言葉の語尾、『れる・られる』の、使い方がおかしいという事が言われている。

 例えば、食べることが可能と言う意味の言葉が、『食べれる』なのか『食べられる』なのか。

 他にも着ることができるは、『着れる』なのか、『着られる』なのか。

 先ず、言葉を否定形にして、『れ』を『ん』に置き換える。

 『着る』だと『着らんない』と『着んない』を比較し、どちらが違和感を感じないかと言うと『着らんない』の方なので、これは、『着られない』が正解。

 『切る』の場合だと『切らんない』は違和感があるが、『切んない』は違和感がある。

 他にも『食べらんない』は良いけれど『食べんない』はおかしい。

 『喋んない』は違和感がないが、『喋らんない』は、ちょっと違和感がある。

 まあ、これはあくまでも可能を表す時の『れる・られる』のどちらを使うかの私なりの判別法だということで、すべて正しいかどうかは一概に言えないし、生まれ育ったところの言葉の違いもあるかもしれないので、どう感じるか、他の意見も聞いてみたいなあ。
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アクセントに要注意・・・・・

2021年09月12日 | ことば
 ネットで知ったのですが、コロナワクチンを2回接種して、2週間たつと、免疫がしっかりつくということで、『フルチン』と言うらしいのです。

 でもこの言葉、アクセント、気を付けないと、とっても良くない言葉なんですよね。

 まあ、今の若い方って、アクセントあんまり注意しないので、困った問題起きそう。

 『フチン』ではなく、『ルチン』なら、まだ許容範囲ですけどね。
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濁点に注意

2021年04月29日 | ことば
 言葉、特に外来語では、濁点の位置が変わると意味が違ってくる言葉がたくさんある。

 私自身も間違った使い方をしていることも有りうるので,偉そうには言えないけれど、よく見るのは以下の通り・・・・・

 ケージとゲージ
    ケージは鳥かごとか檻で、ゲージは寸法、編み物にも使う。

 バッグとバック
    バッグはカバンとか物を入れるもので、バックは後ろ。

 ベッドとベット
    ベッドは寝台、ベットは賭ける。
    ただ、ベットにはドイツ語の寝台って意味もあるらしい。
    しかし、スペルは違う。

 バッヂ・バッジ・バッチ?
    胸や襟につけるのはバッジ。
    バッチは、1回分の処理って言う意味らしい。
    例えばオーブンで1回に焼くクッキーなども言うらしい。

 まあ、いろいろあるけど、調べるとますます面白くなるのが言葉。

 やっぱり言葉って面白くて、あれって思うと知識も増えて、好きだなあ。
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順番が違うと・・・・

2021年03月09日 | ことば
 先日、ムスメと話していて、順番が大事だねって言う事になった。

 『あ』が一つ、『ば』が二つでできる言葉、それと、『い』が一つ、『じ』が二つでできる言葉。

 これ、『あ』と、『い』が最初だとちょっとかわいくなって、二番目だとほっこり、で、最後に来るとこんちくしょうって言う感じがするね。

 そんな話をした。

 ちょっとした順番だけど、面白いねえ。
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死語だよねえ・・・・

2020年02月18日 | ことば
 トーチャンとお昼食べながらこんな事話した。

 振り仮名の事、ルビって言うけど、ルビの語源って知ってる?

 昔、活字の大きさを宝石の名前であらわしていて、印刷物の振り仮名に使っていた活字の大きさがルビーサイズだったんで、ルビって言ようになったって聞いた事がある。

 それにしても、今では活字自体ほとんど使われなくなっているし、文字の大きさを宝石であらわすなんて、昔の昔だもんねえ。

 ルビも、死語になってるんだろうねえ。
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どう違うの?

2020年01月26日 | ことば
 米粉って言うのが、なんだかしっくりこなかった。

 米粉って、うるち米を粉にしたもので、同じようにうるち米を粉にしたものは、昔から、粉の細かさ別に荒い方から、新粉・上新粉・上用粉とあって、どう違うのかなあって思っていたら、上用粉より細かいのが米粉だって事らしい。

 ちょっと複雑・・・・だって、新粉から米粉まで、全部うるち米を粉にしたものでしょ?
 だったら、全体を米粉って言う方が納得できる。で、今言う米粉を例えば極上粉なんていう方が、言葉としては納得しやすいんだなあ。

 他にも、最近よく聞く『ライスミルク』・・・・これってなんなの?

 で、作り方を検索したら、なんだか、重湯とそう違わないような・・・・・

 もし違うなら、その違い教えていただきたいなあ。
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ケージか、ゲージか・・・・・

2019年11月27日 | ことば
 話す時も、書くときも、ペットを入れたりする檻を、『ゲージ』という人がいる。

 私が『ゲージ』という言葉に初めて出会ったのは、編み物に興味を持った小学校高学年から中学生の時。
 
 編み物の本に、『ゲージを取る(図るなどの言い方もあったような)』というような部分があり、この場合、決められた正方形(5センチ角とか10センチ角)の中に、何目、何段あるかと言う事を数え、編む者の寸法に合わせて、作り目や編む段数などを割り出すために使った。

 他にも、いろいろと寸法などの基準になる物に使う言葉が『ゲージ』だ。

 では、檻はなんというかって言うと、これは『ケージ』・・・・・

 似た言葉なので、誰かが間違って使い、そのまま混乱して使われているのだと思う。

 それにしても、外国の方に、ワンちゃんのゲージって言ったら、目を白黒させちゃうだろうなあ。

 ワンちゃんの基本サイズ?

 気を付けないとねえ。

 他にも、『づ』と『ず』、『じ』と『ぢ』の使い分けって、有るよねえ。

 けっこう難しい。
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みったくない

2019年06月10日 | ことば
 長野出身の人だったと思う。

 その人は、『みっともない』って言葉でなく、『みったくない』と言っていた。

 おそらく、方言なんだと思う。

 それにしても言いえて妙だなあって、思う。

 謝罪の意味で土下座する人を見て思うのが、『みっともない』と同時に、そんな姿、『みたくもない』・・・・

 その二つを合わせたような言葉、『みったくない』・・・・

 言葉って、面白い。
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上からか、同等か、下からか。

2018年09月10日 | ことば

 言葉って、面白い。

 日本語の場合、男言葉と女言葉、それと立場の違いによる言い回しがある。

 丁寧に言ったつもりでも、これが上からの言葉だったら失礼なので、このあたりは、きちんと覚えておかないといけないよね。

 例えば、『ご苦労様』・・・・

 これは、上の立場の者から下の者をねぎらう言葉なので、目上の方に使うのはいけない言葉だし、同等の相手に対してもちょっと気を付けたいと思う。

 他にも、『あげる』と『やる』これも、『あげる』は目上の方に、『やる』は、目下に対しての言葉で、同等の相手に対しては、親密度で違ってくる。

 だから、『ワンチャンにご飯を上げる』と言う言い方は、犬の方が人間のご主人っぽい印象になってしまうのだけどね。

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どっちを使う?

2018年06月09日 | ことば

 

  あちこちのサイトを見たり、看板や立て札、お店のポップを見たりすると、ちょっとおかしな書き方をしているのに気付くときがある。

 例えば、発音的に書くと『おーきい(大きい)』『おーさま(王様)』『おねーさん(お姉さん)』『えーが(映画)』のように、伸ばす音の書き方だけれど、『あ段・い段・う段』の場合は、伸ばす音の母音をその後に書くのだが、『え』段の場合は例外を除き『い』と書き、『お』段の場合は『う』と書く。

 だから、『おおきい(大きい)』『おうさま(王様)』『おねえさん(お姉さん)』『えいが(映画)』と書くように区別される。

 この区別が結構混乱するらしい。

 

 他には、『じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』の使い分けで、時々突っ込みたくなることがある。

 例えば、『おこづかい(お小遣い)』を『おこずかい』、『ちぢむ(縮む)』を『ちじむ』と書いていることがよくある。

 チョットした事だけれど、この辺の書き分け、ちゃんとしたいなあって思う。

 

 余談だが、伸ばす音のある歌を歌う時、書いてある通り歌う人が時々いるけれど、美しくないって感じてしまう。

 

 例えば、『大きなのっぽの古時計』は、発音的に見ると『おーきなのっぽのふるどけー』なのだがかな書きすると『おおきなのっぽのふるどけい』となる。

 これを、かな書き通り歌っているのが某男性歌手で、年配の姉妹歌手は発音を大事に歌っている。

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ちょっと寂しいかも・・・・

2018年04月27日 | ことば

 今、テレビから流れて来た『アンパンマンの歌』・・・・

 これを聞いていて、いつも、これだったらちょっと寂しいよね。って思ってた。

 

 だって、『愛と勇気だけが友達さ』って歌ってるんだもの・・・・・

 

 だって、これ、文字通り解釈したら、だれもお友達がいなくて、愛と勇気だけが・・・・

 そんな感じでしょ。

 

 でもね、きっと、作者はそういう意味ではなく、もし、一人になったとしても、愛と勇気と言う友達はいつもそばにいるよって言いたかったんだろうと思う。

 

 だったら、『だけ』では無く、『だけ』って、表現してほしかったなあ。

 

 ま、チョットした私の感じ方だけどね。

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アクセント

2018年04月13日 | ことば

 最近よく見るコマーシャル、『エン・トウ・シ』。

 最初に声だけ聴いた時に、ちょっと意味が分からなかった。

 要はアクセントと区切りの問題だと思う。

 手話を勉強し、通訳をした経験から、言葉を聞くと、漢字を思い浮かべる癖がある。

 で、この『エン・トウ・シ』を聞いた時、『円投資』と、『遠投士』が思い浮かんだ。

 まあ、前者は意味があるけれど、後者は?????意味が分からない。

 で、その後、『食事』と言う言葉があったので、あ、これは『塩・糖・脂』だと言う事が分かった。

 まあ、この間ほんの何秒かだけれど、ついつい言葉を聞くと漢字を思い浮かべる癖があり、短時間でもいくつかの漢字が浮かぶ。

 

 まあ、最近テレビを観ていて、出演者や、場合によってはアナウンサーも時々おかしいアクセントがある。

 もっともこれは方言だからと思う場合もあるけれど、共通語を話すべき人のアクセントはやはり直してほしい。

 

 例えば、二月・四月の場合、共通語だと平坦だが、『に』『し』にアクセントを置く人が結構目立つ。

 他にも、『証言』これも平坦だが、『表現』と同じ様に『げ』は強まっている。

 なんだかが混同される方言で、『ひょうん』と言いたいのが『しょうげん』になっているように聞こえてしまう。

 

 アクセントが混乱すると私の頭の中の漢字変換機能が混乱してしまうので、何とかしてほしいなあ。

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