今日は月に1回の井戸端会議。
いつものようにおしゃべりして、包丁研いで、お昼を作って・・・・
今日は初めて参加の方が5人、しかも若い方。
楽しんでいただけたかなあ?
新しい方がいらっしゃると、いつも思うのです。
包丁を砥いで、切れるようになると、とてもうれしそう、そして、細く、薄く、細かく刻むのです。
それに、玉ねぎを切っても涙が出ないってことに気付くんです。
今日参加してくださった方、常連さんになるといいなあ・・・
よく切れる包丁は、美味しいお惣菜作りの、強力な仲間ですからね。
みいちゃん そんなこと きくように なったのね
おばあちゃんが みいちゃんぐらいのころ おばあちゃんの おばあちゃんに おなじことを きいたのよ。
そうしたら おばあちゃんの おばあちゃんは こんなことを はなしてくれたの。
おばあちゃんの おばあちゃんも そのまたおばあちゃんに おんなじことを きいたんですって
そうしたら ずっとずっとまえの おばあちゃんが こういったんですって
まいにち ごはんをつくっていると おばあちゃんに なるころには てから とってもすばらしいものが でるようになるんですって
それは おいしくなあれ っていう ふしぎな ちょうみりょうなんですって
おかあさんも まいにち ごはんをつくっているから もうすこしたつと きっと おいしくなあれが でるようになるんじゃないかな?
みいちゃんも おおきくなって ごはんをつくるようになると おばあちゃんに なるころには おいしくなあれが でるようになるのよ
ふ~~ん って、みいちゃんは おもいました
そして ちょっと たのしみになりました
みいちゃんが おとなになるころには おかあさんが おばあちゃんになって おかあさんのてから おいしくなあれが でるんだなあ・・・
そして、じぶんが おばあちゃんになるころには おいしくなあれが でるといいなあ・・・・
みいちゃんと おかあさんは おばあちゃんの おうちにいきました
そして おばあちゃんに ききました
ねえ おばあちゃん おばあちゃんのつくった おやさいのにものや おつけものや おにぎりって とってもおいしいのだけれど どうして?
なにか ひみつがあるの?
おばあちゃんは それをきいて にこにこしながら こんなことをいいました。
あるひ みいちゃんは おかあさんに きいてみました。
ねえ、おかあさん おかあさんは ごはんをつくるの とっても じょうずだけど おばあちゃんに かなわないのが あるでしょ どうして?
おかあさんは こんなことを いいました
そうねえ どうしてかしらねえ おさかなをにたり やいたり おやさいをにたり おつけものや おにぎりは おばあちゃんと おなじように してるんだけど どうしても おばあちゃんに かなわないのよね それは おかあさんも ふしぎなの
そうだ みいちゃん おばあちゃんに きいてみようか
みいちゃんの おかあさんの とくいなおりょうりは シチューや パスタ グラタン などの せいようりょうりとか あじあのおりょうりです。
そういうのは とってもじょうずで れすとらんでたべるのより やさしいあじで みいちゃんはだいすきです。
でも けんちんじるとか とんじる おやさいのにもの おさかなを にたり やいたりするような にほんのおりょうりは おばあちゃんのほうが おいしいなっておもいます。
とくに おつけものは おばあちゃんの つくったもののほうが おいしいのです。
あ、でもピクルスは おかあさんが かちかな?
みいちゃんは おいしいものが だいすきな おんなのこです
おとうさんと おかあさんと いっしょに くらしています
それから おとなりのいえには おじいちゃんと おばあちゃんが すんでいます
みいちゃんの おかあさんは まいにち おいしいものを つくってくれるし ごきんじょの おともだちに おりょうりを おしえてあげるぐらい おりょうりじょうずです
でもね ほんとうのことをいうと そんなおかあさんでも おばあちゃんには かなわないっていうこと みいちゃんは しっているのです。
つづく