エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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Episode 17 臨戦

2007年07月02日 12時14分57秒 | クウガ
会期末の国会では与党がやりたい放題で出来る限りの法案を通してしまいました。
前回の郵政民営化の是非を問うた前回の衆議院選挙の影響が大で、こうなる危機感はあのときから始まっていたといえる。
しかしながら国民の平衡感覚を優れていて、無謀な結果に対する自浄能力はちゃんと働くようになっている。
なので今回与党を応援する人は組織的なものであり、無党派層は是非とも現状に対するシュプレヒコールを挙げてほしいと思った。すでに臨戦態勢ですが結果はいかに?特に選挙が始まると公職選挙法なんて法律でブログで誹謗中傷なども出来なくなるので今のうちに火の粉をあげておくほうが面白くなるかもです。

しかし自分から自爆する防衛省長官も珍しい。度重なる自爆発言が飛び出す防衛省です。庁から省に格上げされても品位が変わらない、となれば何のための格上げかと問いたくなる。
そしてそれをかばう首相の姿もかなり痛い。自殺者まで出しているのにそこまでしてかばうよりは鎖を解いて野に帰してやればいいのにと思うこともある。最近ではあそこまで感情的な発言をする首相をあまり見たことがない。
いやそうでもないか?小泉前首相は国民感情の嗅覚に優れていたのは確かでツボにキュッと訴えるうまさがあった。
オールマイティな安部首相は官民問わずいい顔をしようとするからこうなる。誰のための政治かを考えればおのずと方向は決まるだろうにね。

しかし防衛省長官の発言はちょっと許しがたいな。
先日どっかの国の阿呆な議会で日本の慰安婦問題について言及されていたが、あんなもんは内政干渉だ。
慰安婦問題は存在するとしてもそれは国内で結論を出すべき問題で他国にとやかく言われる問題では決してない。

ベトナムであれほど殺戮を繰り返しながらベトナムで性を買っている映像はいくらでも映画化されている。そんな国に文句を言われる筋合いは一切ないといえる。
現実の戦場の姿そこにあるのにそれの是非も議論せずに他国の事情を勝手に論議している暇なやつらに耳を貸す必要はちょっと感じない。

その言われたい放題の国の防衛省のトップが原爆容認発言をするのはもってのほかと言える。

比べてみよう。慰安婦と原爆。どっちも悪いがその非は比べ物にならない。
赤ちゃんからお年寄りまで”早期に戦争を終わらせるため”という大義名分一つで問答無用で焼き殺した行為と強制的に人権を踏みにじられた行為との重さは誰の目にも明らか。
戦争という非日常化では想像が出来ない出来事が起こることは仕方がない。
しかし物心も付かない赤子まで焼き殺す残忍さを容認することは決して出来ない。


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