エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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諸行無常な話

2020年07月21日 13時13分00秒 | 徒然日記の50
命の重さは人それぞれ同じ。人に限らず生きとし生けるものの全てが同じ。
八百万の神が存在する日本においてはそれこそ草木に至るまですべてに命がありそれぞれの生が存在する。

私の手の届く範囲など高々両手を広げても2mもない。それぐらい器なので世の理なんてとても届かない。

マスメディアの力は大きい。有名人がなくなったといえばワイドショーで何時間もかけて命の重さを多方面から検証する。
どの方向から解析しても命の重さは同じだし、結果として死んだ人間にどんな言葉を贈っても届かない。

だからね・・・生きているってとても重要なことなんだよ。

生を全うすることに思い悩むことは多かれ少なかれある。
自分なりの解決方法を見つけるのはなかなか難しい。

達観しようがしまいが究極の結論がある。
生きとし生けるものすべて生を全うした最後に来るものは「死」なんだ。

諸行無常。最後に来るものは「死」。
この結論は区切りという一点において優しい。
感ずることのできる人も、考えることのできる人も究極の結論の行きつく先はみな死に行きつく。

若い頃、色々考える時間があって色々考えた。より良くを目指してね。
でも、究極を考えた時行きつく答えが「死」に行きつく。

それは生きているから。今のままがいけないと考える。自分を否定して、自分以外を否定して、より良くを考える。
行きつく答えはやはり・・・

生きてきた時間を受け入れて、あるべきものをすべて受け入れれば人として生きるのは易しいのだけど。

まあ、皆せいぜい悩みなさいや。

愚かざるもの考えること多し

南無

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