花一輪:素のままを

私(輪子)のありふれた(以下)の日々を綴ります。
 <愛犬“花”& 娘 & 夫>との日常と雑感など。

一瞬思う

2018-01-15 16:57:01 | 過去






[わろてんか]でてんが出会った頃に藤吉から贈られたマスコットを取り出して見つめるシーン。
私にはこういう状況の時(同居の人が病気になり倒れた様な)
二人の絆というのかいつも身につけている思い出の種のような品物はあるのだろうか?
ない!貰っていない、、、

ふと一瞬思い出した
一昨日のブログに残した同級生のT君(m.t君)が 修学旅行から帰って「お土産」と言って下さったネックレスの事。
そして、何の時か覚えていませんが 禁じられた遊び(確かな曲名は忘れました)のオルゴールも そう言えば頂いている。
中学の時は何もなかったm.t君が… 卒業してから何故か親しくなったのです。
あのプレゼントは一体どういう意味があったのかしら?
深く考えもしないで「ありがとう」とすんなりもらってしまっていた。

よくよく考えても 
当時 m.t君は中学の時からの彼女がいて 私にお土産を買ったりは何だったのか 未だにわかりません。

友達以上ではないその交わりは自然消滅な感じで消えて。

それから相当な年月が流れて 同窓会で知った m.t君の消息は 交際していた中学からの彼女(r.kさん)と結婚しお子様二人。
不良グループと言われていた集団に入っていた二人です。結婚とは…意外に思えたのでした。
m.t君はただただ入っていただけでひどい人ではなかったと思う。
冬のある朝 同じ列車に乗る m.t君が紺のコート姿の優しそうな品ある女性と仲良さそうに……
距離を置いた私に 後日原因がコート姿の人と分かり「姉ちゃんだよ。学校見に行くから途中まで」と説明してくれて…
その時は少し自分に驚いて。この感情は???と。

m.t君は怖くないが彼女は正直怖いと思えて中学の頃も敬遠の人でした。
その彼女が m.t君亡きあとは子供を育てながら嫁ぎ先T家を守っているらしい。
私はダメ人間です。独り身を貫き通すことが出来ずに長男を彼(別れる事になった夫)に預けて 同居の人と一緒になった。

同窓会で m.t君とr.kさんの話を聞いた時 
校長先生の父と品のある姉様がいて旧家の長男であるm.t君に 
私なんかが釣り合うはずもないからと 敢えて友達以上にはならないとブレーキを踏むようなところもあったのに……
r.kさんとの結婚をお認めになるなら 私も大丈夫だったかもと 一瞬だけその時も思ったのでした。

何故早くに逝ってしまったのかは聞いていませんが、
優しく温かな m.t君と結婚していたら どんなだったのだろうか? 彼まだ生きていたかもしれない…
今のような話も通じないとイラつく不幸せな日々を送ることも無かったかも知れない……
と都合よい想像ばかりしてしまう。
が、所詮私の運命は変わらなかったでしょう、今のまま。
私の堪え性のない我儘な性格から今の道を選んだわけですから……… 











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