モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

ムチカラマツエビ

2004年09月15日 | 甲殻類
学名: Pontonides sp.
 
 
 ムチカラマツなどの刺胞動物と共生しています。体長は10mm前後で、色彩は半透明な体に白帯が入っており、この白帯は共生している刺胞動物の色彩によって異なるようです。 エビ・カニ ガイドブック には、「分類学的に混乱しており、長い間学名が定まっていない」との記述があります。以前からムチカラマツエビの和名で親しまれてきたエビが、学名が定まっておらず “sp.” だったとは…。ちょっと驚きであります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フシウデサンゴモエビ

2004年09月09日 | 甲殻類
学名: Saron marmoratus
 
【♂】
 
【♀】
 
 サンゴのガレ場、ゴロタ、ガンガゼ近くなどでよく見かけます。雄は体長:50mmほどですが、はさみ脚が体長と同じぐらいの長さがあり、 エビ・カニ ガイドブック には「第3顎脚と第1はさみ脚は極めて長くなる」との記述があります。雌の方は体長:30mmほどです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンゴモエビ属の仲間

2004年09月06日 | 甲殻類
学名: Saron sp.
 
 
 体長は20mmほどで、サンゴの枝の隙間やガレ場で稀に見かけます。触角の付根、腰それから尾と的状模様が対になっており、眼球がピンク色で脚は縞模様になっているのが特徴です。触角基部のグルグル模様から、八丈島では“バカボンエビ”と呼ばれています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする