学名: Rhinogobius brunneus
この個体は島の川で確認したもので、体側中央に細い褐色の縦縞が一本あり、尾鰭基部でY字状に分かれていることからクロヨシノボリと同定しました。雄は黒みが強いため、この和名がついたようです。体長は2cm ほどでしたが8㎝ ほどに成長するようです。食性は雑食で、大きな河よりも小川を好み、上流域から中流域にかけて生息するそうです。
川で産卵して海に降り成長した後に川に遡上して、成魚となって産卵する淡水性両側回遊魚とのことです。この両側回遊という行動生態を獲得したことで、離島に渡ることが可能となり生息域を拡大できたのかも知れませんね。
八丈島に生息する在来種の淡水魚はウナギの仲間だけで、このハゼの仲間は誰かが放流したものではなかと思っていたのですが、八丈ビジターセンターの職員の方に、この話をしたところ、同センターでは既に淡水産のハゼの仲間の生息を確認しているとのことでした。よって、このクロヨシノボリは在来種であるようです。生態系が人間によって変えられたものではないようなので一安心。
川で産卵して海に降り成長した後に川に遡上して、成魚となって産卵する淡水性両側回遊魚とのことです。この両側回遊という行動生態を獲得したことで、離島に渡ることが可能となり生息域を拡大できたのかも知れませんね。
八丈島に生息する在来種の淡水魚はウナギの仲間だけで、このハゼの仲間は誰かが放流したものではなかと思っていたのですが、八丈ビジターセンターの職員の方に、この話をしたところ、同センターでは既に淡水産のハゼの仲間の生息を確認しているとのことでした。よって、このクロヨシノボリは在来種であるようです。生態系が人間によって変えられたものではないようなので一安心。
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