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八丈島へおじゃりやれ~!(いらっしゃい)
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学名:Tenellia nakapila
体長:11mmの個体です。体側と背側は紅藤色、触角と口触手がアンバーオレンジで先端部の極小域が透明、触角の中間域に白帯がある。背側突起は白色で7群あるとされている。頭部前面の白色部分がハクトウミノウミウシという和名の所為となっているようです。
体長:8mmの個体です。体色は発色が良く、背側突起も7群確認できます。
体長:7mmの個体です。体色が薄く、背側突起が5~6群しか確認できません。欠損しているか突然変異なのかも知れません。
極地では他の地域よりも数倍のスピードで温暖化が進んでおり、そのため極地と赤道付近の温度差が縮まって、偏西風の振幅が大きくなる原因となっているそうです。この影響で北半球でも干ばつ,豪雨,大雪などの気象災害が多発しています。
冬期、日本列島では極地から寒気が南下し、温暖化による海水温上昇で大量の水蒸気が発生しているのも相まって、近年、各地に警報級の大雪を降らせることが多くなっているようです。
地球温暖化に対しての本腰を入れた対策を講じられていない中、米国の「パリ協定」からの離脱、及び生産過程で大量の温室効果ガスを大気放出する化石燃料の増産。ある日本の企業団体は米国の化石燃料増産に期待を示すものも、とても正気の沙汰とは…。
冬期、西高東低の等圧線が混み合った典型的な冬型の気圧配置となり、高気圧から低気圧に向かって吹く西寄りの強風が吹き荒れ海は大時化状態です。
その影響で定期船の欠航も多々あり、欠航が連続するとスーパーの商品棚から商品が次から次へと姿を消して殺風景な状態になってしまいます。その景色は一昔前の社会主義国の常時品薄の店を思い起こさせますよ。
追記:海岸の岩や桟橋などで大波が砕け、強風に煽られて潮がブリザードのようになって島を駆け抜けていきます。
桟橋を大波が洗っている…というよりは、のみ込まれています。このような状況では定期船は接岸できません。
学名:Lamprohaminoea sp.
殻高:10mmほど、軟体部が半透明で白や紫がかった部分を有していますが、紫の色彩を欠く個体もいるようです。また、多数の黄色の斑紋があるのも特徴的です。軟体部が半透明の緑色がかった個体もいるようですが、八丈島で個人的にまだ確認したことがありません。投稿画像の3段目の個体が、薄っすらと緑がかっているような気がしないでもないです。
2~3年前に浅い水深で時々確認できていたのですが、最近では見かけなくなってしまいました。
真冬の夜空が雲に覆われています。西寄りの強い季節風が吹き荒れている影響で雲脚が速く、月が雲間から僅かな間ですが姿を現します。
月に薄くかかった雲が月光に照らされて星雲のようです。
強風に晒されて体感温度が低下しているためでしょうか、真冬の月の光を冷たく感じます。
学名:Cantao ocellatus
体長:20mmほどで冬期の寒い日に確認したためか活発には動かずに、ゆっくりと狭い隙間へと入って行きました。越冬の場所を探していたのかも知れません。
カラーフォームは触角,脚,頭部及び腹部の一部がタマムシのような金属的な光沢で綺麗です。この個体は背面が浅黄色をしていますが赤色から白色と変異があり、黒色の斑点も薄いものから濃いものと変異があるようです。
亜社会性も確認されており、卵は食葉の葉裏に産みつけられ、雌が卵から二齢虫となって移動するまで守り続けるそうです。
複眼と複眼の間よりやや後方に二つの単眼(赤色矢印)も確認できました。
因みにこのカメムシはカメムシ特有の臭気を出さないとのことです。
追記:カラーバリエーションと腹部のカラーフォームです。
necydalis_majorさんのブログ こんちゅう探偵団 では「鋭い棘のある個体や、棘の無い個体がいる」との記述があったので、私も改めて確認したところ肉眼では分かり辛いものの、鋭い棘(青色矢印)のある個体を確認できました!
また、同ブログでは「実際に触って、ほんのりと淡い香りを確認」という記述もあったので、触ってみたところ「淡い香り」を確認できました。
パリ協定(COP21)では産業革命(1850年)以前と比較して、地球の平均気温の上昇を2℃より十分低い1.5℃に抑える努力を目標としておりましたが、残念ながら今年、努力目標の上限値に達してしまったとのことです。
CO2 の25倍の温室効果があるメタンガス、そのメタンガスの大気中濃度が産業活動により上昇していると、世界各国の気候に関連した研究機関や監視団体が警鐘を鳴らしています。
石油や天然ガスの生産過程でメタンガスが大気放出されており、その生産設備がスーパーエミッターとなっているとのことです。日本も大量の石油や天然ガスを輸入しており無関係ではありません。
また、カーボンクレジットも機能していないことが多々あるようで、企業がグリーンウォッシングの批判に晒され対応に苦慮しているようです。
危機的状況下にあるにも関わらず、何時まで経っても経済最優先のエコノミックアニマルであることに変わりはないようです。この汚名を返上できなければ、恐らく来年の地球の平均気温上昇は良くて1.5℃を維持、最悪の場合はそれを上回ってしまい約束を守れなくなる可能性もあります。それどころか2℃に達してしまうのも時間の問題なのかも知れません。
追記:米大統領就任初日に化石燃料を増産し、「パリ協定」から離脱するとのことです…。