藤圭子さん、訃報。あれは虫の知らせだったのか！？

藤圭子さんが亡くなられました。
マンションから飛びおりての自殺との事、テレビの報道で知り、大変驚きました。

実は10日程前だったか、編曲家の池多孝春先生から私に電話があり、来年出す玉井京子の新曲の作品作りに関して、藤圭子の歌が参考になるかもしれないから、音資料を今から事務所に聞きに来なさいとの事。

玉井さんの歌声もかなりハスキーで、確かに似たところもあるので、なるほどと思いつつ、音資料ならyoutubeですぐに調べられるし、何かしら、他にも話したい事があるのだろうと思い、その日は行けなかったので翌日、池多先生の事務所にお伺いしました。

池多孝春先生は編曲家として、藤圭子さんのデビュー時からの、随分多くの作品に関わってこられたようで、延々と藤圭子さんの歌を、ＣＤで聴かせて下さいました。藤圭子さんの歌の多くは3連符で、私には演歌というカテゴリーより、日本のブルースとか、スローロックのように感じられ、みぞおちの辺りにドス黒く響いてきました。

しかし、あの時何故に急に藤圭子さんの歌だったんでしょうか？

何かの虫の知らせだったんでしょうか？

藤圭子さん、心よりお悔やみ申しあげます。