
思い出すと
これ以上は入らないという位に心はいっぱいになる
写真の中で笑っていたから
これ以上ないって位に僕はいっぱいに嬉しくなる
いっぱいになると溢れそうになって、しがみ付くのは僅かばかりの
僕の強さ
溢れないように溢れない様に 精一杯に、ぎゅーっとね
父と母の写真に
僕の気配はこれっぽっちも見当たらないけど
その未来に
姉や僕が居るってことを知らずに笑ってる2人を見ると
見っとも無い位いっぱいになる
そんな時僕は会いたくなる
カタチのないものに
いつもの列車に乗って、花の咲く街へ
会える筈のない君に会いに