
夜明けの挨拶をしよう
また真夜中に迷い込むかもしれないけど、夜明けのような言葉を交わそう
本当は何にも分かってない
ただ、不思議な流れに従うように導かれるように
何処に行くかも分からない
何が待っているのかも分からない
宵の口には一緒に風に吹かれよう
どんどん暮れていく空を、輝きを増していく街灯りを眺めよう
本当のことなんて分からない
ただ、その瞬間に戸惑ったり右往左往しながら、いついつまでも
何処に居るかも分からない
何を待ち何を探し続けているかも分からないけど
でも、もしかしたらそれが醍醐味で味わいで
その分からないことがあるから僕らは存在するのかも
夜明けと宵には薄明かりの中の花のように
共に