
ひいふうみいよう
ワンツースリー
アンドゥトロワ
きっと、蕾が膨らんでいて
もしかしたら、花が咲いているかもしれない
お気に入りの楠の木のあるそのそばに
梅の木が何本もあって
古参の梅の木の幹は、所々白く浮き上がり
梢はあっち向いたりこっち向いたり
うねるだけうねって、青い空へと続く
この梅の花の傍へ行き
一つ二つ、三つ四つ
小さな白い梅の花が咲いている
今日は見られるだろうか、その姿を
梅の花がこっそりワルツを踊る
1,2,3、1,2,3
楠の木はそんな数を数える僕らの姿を
あいもかわらず
悠々と、大きな梢を両手のように広げて
そこに佇んでいる
佇んでいるだろうから
今日も数を数えるだろう
ひいふうみいよう、君いるところ
いつもいつも
青空の中、花が咲いていますよう
頭上に、輝く水面のような青空が広がっていますよう