静か

月の中に在るという
その
姿が見えるかなって
眺めた

夏草の露
かすかに虫の声
思い出の小雨

月の中に在るなら
心の中にもあるのかなって
思った









*

青々

７月２４日、火曜日。
午前７時４９分。
晴れ。


雲がうっすら広がっているけど
ものすごくうっすらなので、レースのカーテンのように
その向こうには水色の空がみえます。


犬が吠えています。
蝉が沢山鳴いています。
扇風機の羽が風を作り出す音がします。



蝉の大合唱を聴いていたら
１２月は年末に沢山の人々が大合唱する
ベートーベンのあの曲…題名を忘れてしまいました。
半日くらいしたら思い出すかな？(歳だねぇ)


男性も女性も正装して歌うあの曲
本当に題名が出てこないです。
忘れているではなくて、知らないのかな？(←自分のことなのに)



その光景を思い出すくらい、沢山の蝉の大合唱です。
蝉に詳しかったら
何ていう蝉が鳴いているか分かるのだろうけど
全然分からないです。


花のように
同じ季節に咲く同じ花も
種類によっては微妙に咲く時期がちがうように
蝉も、アブラゼミ、ミンミンゼミ…などなど
鳴く時期が微妙にちがうのかなと、大合唱を聴いていると思います。


例えば桜
染井吉野、御衣黄桜、大島桜、八重桜
桜の種類は沢山あるのに、これしか名前が出てこないですけど(歳だねぇ…)
みんないっぺんには咲かず
少しずつ時期がちがいますし


例えば百合なども
テッポウユリ、ササユリ、オニユリ、タカサゴユリ
百合もまたいろいろあるけれど
みんないっぺんには咲かなくて
微妙に時期はちがっていたりします。


蝉もそれと同じで
７月の今頃の蝉の大合唱なのでしょうね。
そのうち、またちょっとだけ
ちがう雰囲気の大合唱になるのだろうなぁ。
夏休みの終わる頃には
ツクツクボウシが仲間入りかな？



毎日、本当に暑いです。
テレビやラジオや新聞では
“熱中症”、“猛暑”、“酷暑”、“熱帯夜
“３８℃”、“３９℃”、“４０℃”
などの文字や言葉や数字が飛び交っています。


もはや、“３１℃”や“３３℃”などという数字は
今日は楽だなぁ〜
なんて思ったりしてしまいます。
３５℃以下だったらホッとするような。



僕の部屋は多分
我が家で一番、もしくは、二番目に暑い部屋ではないかと思います。
温度計を置いてないので何度くらいか分からないですけど
温度計を置いて現実を知ったら
余計に暑いのかな？
置かない方がいいかな？



いやいや
ちゃんと、住んでいる部屋や環境のことは
知っておいた方が良いのですよね？
ニュースでは、熱中症で亡くなられてしまった方々は
室内の方もいるとのことでした。


温度と湿度と表示される温度計もあるし
温度と湿度によって危険域だと分かる温度計もあったりするようだし
炎天下ではなくても熱中症になってしまう恐れもあるから
室内にいても
気を付けていてほしいなと思います。m(_ _)m


僕も、自分の部屋に
温度計だけでも置こうかな？


北半球の反対側は
今はどんな感じなのでしょう？
オーストラリアやニュージーランドとか
涼しいのかな？
ふと、サーフィンしているサンタさんを思い出しました。



窓の外を蝶が飛んでいきます。
蝉は大合唱です。
緑は青々としています。
おまけに酷暑です。
さすが夏
生命力が満ちています。


今日は薄く曇っている分
日差しは弱まって、その点は良かったです。
でも、暑さにへこたれずにファイトです。
水分とって、涼をとって

良い日を！







*