イライラや悲しみに心が折れそうになる時ってありますよね。
そんな場合にも
穏やかな心に入れた経験をお話します。
昨日のこと
骨折した息子の抜糸する日だったので
総合病院に連れて行った。
無事に抜糸処置をしていただき
その帰り道
奥様に電話をしたら
娘と買い物に行っていた。
「もうじき
家に着くけれど
何時頃帰ってくるの?」
と聞いてみた。
そんなに深い意味はなく
ただ
聞いただけだったのに
奥様からは
「そっちの到着に間に合うように帰らないと
いけないの」
と少しキレ気味の声で返事が帰ってきた。
そういうわけではないと電話を切った後に
モヤモヤ感が発生した。
そんなに強くいう必要ないだろう
という気持ち。
強い言葉で思ってもいないことを言われてしまうと
驚き
悲しみ
怒り
そういった感情がドーッと押し寄せてきた。
一番影響力あるのは怒りだよね。
何そんなに怒ることある💢
みたいな感情にあっという間に
身体中が支配されてしまう。
一気にこちらの気分も状態も悪くなる
というのが今までの流れでした。
昨日は
そのように怒りの感情に支配されてしまう前に
自分で自分に問いかけました。
今どんな気持ち?
怒っている
悲しい
驚いている
怒らなくてもいいだろって思っている
色々と出てきます。
色々な感じ方に正解も不正解もありません。
こんな時に怒る自分はダメと思い込もうとするのも違うと分かってきました。
怒りたいから怒っている
悲しい気持ちになったので悲しんでいる
驚いたのでビックリしている
心外なので相手を責めたがっている
どの気持ちも自分の感情です
人間は色々な感情を経験することができるようになっています。
感じたいから感じたので
どの感情を感じてもみんなOKなんだなって気になりました。
ここら辺りで大分落ち着いてきます。
次に、2つ目の質問をしました。
自分ではどの感情を選びたいのか?
怒り? NO!
悲しみ? NO!
驚き? NO!
攻撃? NO!
みんなやだ
じゃあどうする?
怒っているのは相手。
相手の気持ちをコントロールはできない。
だから
相手が怒っていても、自分はいい気分でいる
を選べばいいと思った。
そしたら
結果が見えているくじを引くイメージ。
怒っている自分
悲しんでいる自分
驚いている自分
相手を責めたい自分
相手がどうであれ、いい気分でいる自分
この中から
相手がどうであれ、いい気分でいる自分
を選ぶだけです。
こうやって選ぶと
不思議なことが起こります。
気分が晴れてくる
すると
「会って話したいから、何時頃帰ってくるの?」って付け足して言えばよかったのかもしれないな
とか
怒っているように聞こえただけで
実際には本屋さんにいたらしいので
お店の中で素早く電話切らなきゃいけないで
焦っていただけかもしれないなあ
とか
「怒っていた」と感じてしまった自分自身の感覚にも
目を向けることができました。
まさしく
先日の
病院での母と娘に感じた怒りが本当に自分勝手な思い込みであったお話と
つながっています。
学びとはこういうことか
と思いました。
その後
奥様からは
何事もなかったかのような感じで電話がありました。
やはり思い込みという自分が作り出した幻に
踊らされていただけなのかもしれません。
自分の心が静かで穏やかでいる事が
失敗から学んだ経験を活かすことができるのですね。
せっかく
痛い思いや恥ずかしい思いをして得た経験ですので
しっかりといかせるようになりたいと思いました。
今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。