年末近くになり
突然自分のスケジュールに割り込んできた
英語の学習が続いています
学習と言っても
NHKのラジオ講座のオンデマンド版のプログラムを二本
聞いているというだけなのですが。
こういう軽い気持ちで
スキマ時間に
何かと並行しながらでもできるものは
習慣化しやすいのですね。
歯磨き
調理
階段登り
などの際に
聞くことが多いです。
時間も5分ものと15分のものなので
最近良く耳にする
ポモドーロ・テクニックに基づくタイマーみたいな感じになる
まあ
軽いというか
結構分かるかもしれない
という気分があるので、
満たされ感というか
肯定感も持ちやすいのがいいのでしょうね。
番組の内容も本当に工夫されていて
楽しいです。
さて
今回は
二つある番組のうちの一つの番組が本日流した内容がとてもよかったので
紹介させていただきます。
サンタクロースの存在について
になります。
9歳の女の子がサンタさんに手紙を書き
それにサンタさんが返事を返す
という構成になっていました。
簡単に場面を説明します
女の子は3年前のクリスマスにもらった自転車が大のお気に入りだったけど
身体が大きくなったので
大きい自転車が必要となった。
だけど
スペースの関係で
その小さくなった自転車を手放さないと
新しい大きな自転車を買ってもらえない。
思い出がたくさんある大好きな自転車を手放すことなんかできない女の子は
いい考えを思いつきました!
サンタクロースに「古い自転車を引き取りに来て」とお願いの手紙を書いたのです。
「捨てたくないので、サンタさんのお家で預かっておいて欲しい」
サンタさんからの返事には
今(まだ6月と言う設定)はトナカイが休暇中でそこまで行けない
そして
サンタのお家にも自転車を取っておく余裕がない
お父さん・お母さんと一緒によく考えてみてね。
と書かれていました。
その手紙を受け取った女の子は納得ができません。
よく考えてから
もう一度サンタさんに手紙を書いたのです。
「大人になったら
絶対に引き取りに行くから
思い出の詰まった大切な自転車を預かってください」
女の子が必死に考えたお手紙に対して
サンタさんから再び返事が来ました。
よく考えてあるなあと
感心してしまいました。
英語も学べるけど
英語と一緒に
大切なことも学べそうです。
女の子に届いたサンタさんからの二通目の手紙には
プレゼントした自転車をそこまで大切に思っている女の子の素晴らしさを褒めたあと
大切なことを話すからね
という前置きが書かれていて
次のような事が書いてありました。
サンタクロースは君のお父さんとお母さんの心のなかにいるんだよでもサンタがいないということではない君に渡してきた手紙を書いたのはお父さんなんだけど、お父さんはサンタの言葉を君に伝えてきたんだよ。お母さんの目を借りて、私はずっと君を見てきたから、君がどんな素敵な女の子なのかを、よく理解できいるよ。だからお父さんとお母さんこそ、本物のサンタクロースなんだよ。本当は君がもう少し大きくなってから話したかったんだけど少し早く本当のことを伝えてしまってゴメンね。でも君のおかげでお父さんとお母さんは本当のサンタクロースになることができてうれしいよ。
この後
小さくなった自転車についての提案も書かれていました。
そして
事実を知った女の子の反応と
女の子に話しかけるお母さん。
さらには
その後の未来の展開まで示されていて
たった5分間の番組なのですが
感動がたくさん詰まっていて感心しました。
自分もこんな年令になっていますが
サンタクロースの存在については
信じていますし
感じてもいます。
こうした目に見えない存在や
表に見えてこない世界の
神秘さというか美しさを
いつまでも
子どもたちに
感じ、持ち続けてもらえると良いなと思います。
ちなみに
番組は
NHKラジオ講座の
Enjoy Simple English です。
オンデマンド放送なので
今週いっぱいは聞けるはずです。