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幸せのちゅちゅ

【クリスマスチキン】不安や心配が消えるとき

結婚してからかなあ

クリスマスには

骨付きのチキンを自分で焼いてきた。



クリスマスの時期になると

スーパーなどでも普通に見かける

骨付きチキン



そのチキンを自分で焼けるようになるとカッコいいだろうなって

小さい頃から思っていたのね。



そんな思いは持っていたけれど

やっと自分でつくろうと思ったのが

結婚してから。



その当時読んでいた

車であちこち遠くに出かけた記録を更新していたブログの中に

孤独なクリスマスをチキンを焼いて過ごす

みたいなタイトルの記事があったのね。


そこに

そのブログを書いていた男性が載せていたレシピ


それにピーンときたのね。

これだよ、これ!


みたいな感じ。

オーブンではなく

フライパンを使って焼くというのも気に入った。


オーブンに任せるのではなく

フライパンを使うと

自分が焼いているという達成感を感じることができるのが気に入った。


骨付きチキンは近所の肉屋さんで調達して

作ってみた。


最初に作った時には

その人のレシピ

レシピと言っても

細かい調味料の分量などは何も書いてなく

ものすごく短い文で

順々にやることが書かれていただけのもの。



例えば

フライパンに皮側から入れて焦げ目がつくまで焼く

このくらいの書き方。


それを印刷したものを手元に置いて

作り始めた。



だけどね

一つ一つやる前に

確かめないと進められない。

不安がでてくるんだよね。


なので

その短い文を何回も何回も何回も読む。


イメージが

全然わきません😱 


だめだこりゃとなって

結局

チキンの焼き方を色々と検索


何個も何個もレシピを読み


おいしそうにできそう!

そして

簡単そう!


という2つの条件を満たしたものを

探した。


ここにも時間がかかる


それで

やっと見つけたそのレシピも打ち出して

何回も読んで


それから覚悟を決めて

焼き始めた。


初めて焼いた時には

飛び散る油の凄まじさにビビり

焦げるのではないかと

何度も何度も

裏側の焼かれている皮の面を持ち上げて確かめていた。


焦げるのが心配だったから

何回も見ていたんだよね。


焦げ過ぎを心配していたのが


皮の面を上にひっくり返すタイミングが気になり始め

どれくらい色がつけばいいのだろう

とやはり何度も何度も

持ち上げて見ていた。


そして

ひっくり返したら蓋をして蒸すのですが


次は火力が気になる

中火よりも火力を落とせみたいに書いてあったのだけど


雷レベルにバチバチと音がしているのですよね

フライパンでチキンを焼くと。


そのすごい音を聞いていると

これじゃあ強すぎるのではないだろうかと心配になり

火力を弱める


でも

パチパチとかバリバリって音が消えるのも不安で


また火力をあげたりしていた。


火力の上げ下げもつきっきりでやっていたなあ。


こんなことをやりながら

時計を見たら

結構な時間が経っていた!


焼きすぎかと思い

次は

肉に長い竹串を刺してみた


そしたら

垂れる垂れる

ピンクの血が混じった肉汁が

タラタラと流れまくっていた。


これ全然駄目なんじゃないのかって思い

今度は

少し焼いてはその竹串を突き刺して

流れる肉汁の色を見ている


やはり何度も何度も


たしか

最後は

あまりにも血が止まらなかったので


電子レンジに入れて

チンして中に火を通したような気がした。


そして

フライパンに再度肉を戻して


最大イベント

フランペ

お酒を入れて

ガスの火を移すと

ボワッと炎が沸き立つ


これもやる前はドキドキしていたなあ

初めてマッチを擦ったとき

のことまで思い出したくらい



こうして

心配やら不安やらといった

私の思いを散々浴びた

始めての手作りクリスマスチキンが出来上がりました。



振り返ってみたら

うまくやろうみたいな思いというか

失敗してはいけない

という思いの方が強いのでしょうね。



結婚して

もう十数年経っているので

その分だけ

毎年毎年

チキンを焼いてきた。


しばらくの間は

同じ様に

何度も何度も読み直したり

何度も何度も確かめたりして

焼いていたんだよ。



だけど

いつの間にか

そういったことはしなくなった。。



もうレシピも見ない。


要するに

足りない手順や

やっていない工程や

間違ったこともしているかもしれないのだけど


自分はこうやるみたいなものが

出来上がると

レシピを見る必要がなくなり


目の前のチキンだけを見ていればいいってなってくるね。


今年なんかは

途中の

蒸している場面で

近所のスーパーまで

買い物に行ってきた。


自分のスキルというよりは

出来上がりの

チキンのイメージが持てているので

安心しているんですね。




いつの間にか

勝手に

フライパンでチキンを焼けるようになっていました。


おめでとう!

昔の夢が叶っていたよ。



ここから

いろいろなことを感じられますね。


何か初めてやることに対して

不安が湧いたとしても

不安を無理して消す必要はない

とも言えますし


不安を抱えながらも

繰り返し繰り返し

やっている内に

いつのまにか

不安が自信や信頼に変わっている

とも言えますし



とにかく行動すればいい。

うまくいかなかったらどうしようなどと考えずに

実際の様子を見て

どう動くのか決めていけばいい

とも言えますし



いずれにせよ

「不安を消してから進もう」

という選択は

ないというのが結論ですね。


英語を話せるようになったら、、海外に行こう というのがナンセンスなのと同じですね。


不安を抱えながら

不安とお話しながら

進めていく

それを

繰り返し繰り返し

行っていく内に


いつの間にか


不安が別のものへと形を変えるのですね。



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