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文化庁の事業を利用して“風の五重奏団”の演奏を楽しむ方法【第2回】

2020-04-04 17:17:18 | 文化庁:芸術家派遣事業

~小学校・中学校・高校・特別支援学校の「やる気」がある先生方向け~
「文化庁の事業を利用して、お金をかけずに音楽室で“風の五重奏団”(プロの木管五重奏団)の演奏を楽しむ方法」

第2回:(1)本当に費用がかからないの?

文化庁の事業ですので、基本的にはかかりません。
出演料(謝金)、交通費、宿泊費(旅費)など全てに規定があり、金額が決められています。

ただし「旅費」については1校あたりの限度額が設定されているので、
特に交通費、宿泊費に多くの費用が必要な離島等の場合は、
複数校で連続した日程で開催する等の工夫が必要なことがあります。
この件については、事前にご相談させていただくことになる場合があります。

島についてはこれまでに伊豆大島、佐渡、壱岐、対馬、屋久島等で御世話になっており、
様々な経験を積んでおりますので、まずはご相談ください。

また、「昼食に給食をお出しすることが可能ですがどうされますか?」と
お申し出いただくことがありますが、旅費の中に「日当」という項目があり、
昼食の費用についてはこの中に入っているという考え方のようですので、
ご心配は無用です。

通常お願いしているのは、「朝9時頃までにポット入りのお湯4リットル」のみです。
その他、ケータリング関係(お茶、コーヒー、紙コップなど)については全て持ち込んでいます。

なお、公共交通機関で行くことが困難な学校については、
メンバーで車で行っている者が送迎をすることがありますが、
それでも手が足りない場合や離島等、他に手段がない場合は
空港、最寄り駅やバス停から学校までの送迎をお願いしていることがあります。

一つ、お知らせしておいた方が良いかと思われることは
「お金はかからないが、手続きには一定の手がかかる」ことでしょう。
これが最上部に~小学校・中学校・高校・特別支援学校の「やる気」がある先生方向け~と
書いた理由です。

手続きは、教頭先生が担当されることが多いように思いますが、
校長先生の場合もあれば自治体によっては副校長先生、主幹教諭の先生、
もちろん音楽の先生の場合もあり、学校により様々です。
全国各地で「子供たちのために頑張る」先生方とご一緒に仕事ができることは、
大変嬉しいことです。

(つづく)

この原稿は、以下の内容で「専門家プロファイル」のコラムとして投稿し、
ありのみ株式会社のブログにも、同じ内容で投稿しました。
以下のリンク先は、専門家プロファイルのコラムに統一してあります。

第1回:はじめに

第2回:(1)本当に費用がかからないの? 今日はここ

第3回:(2)どういう内容なの?~その1~(日程や時間設定、公演回数、会場、対象学年、保護者の参加などについて)

第4回:(2)どういう内容なの?~その2~(演奏曲目などについて) 

第5回:(2)どういう内容なの?~その3~(なぜ豊富なレパートリーが準備できるのか) 

第6回:(2)どういう内容なの?~その4~(「カノン」以外の共演曲について) 

第7回:(2)どういう内容なの?~その5~(投影のシステムについて)

第8回:(2)どういう内容なの?~その6~(おまけ:拍手のお話)

第9回:(3)どういう人たちが来るの?

第10回:(4)どうやって申し込むの?~その1~「対象・募集時期と実施時期・書類の提出先と提出方法」

第11回:(4)どうやって申し込むの?~その2~「様式2」と「様式3」

第12回:(4)どうやって申し込むの?~その3~「様式4」と「様式5」と「様式6」

第13回:(5)申し込んだあとはどういう手順になるの?

第14回:(6)本当に大変なことはないの?

第15回:(7)それで、まずはどうしたらいいの?

第16回:(8)その他・近況など

第17回:あとがき

 

https://profile.ne.jp/pf/masaki-ogawa/

上記ページの「この専門家に相談する」からご質問、ご意見等をお寄せいただけます。

(2020年4月4日up 4月22日更新 2022年4月28日更新 執筆:小川正毅


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