~小学校・中学校・高校・特別支援学校の「やる気」がある先生方向け~
「文化庁の事業を利用して、お金をかけずに音楽室で“風の五重奏団”(プロの木管五重奏団)の演奏を楽しむ方法」
第16回:(8)その他・近況など
ここは、この事業(文化庁:文化芸術による子供の育成事業~芸術家の派遣事業)を使って、
"風の五重奏団"の演奏を楽しもう、とお考えの先生方に向け、
ここまで掲載していなかった情報を掲載するための予備欄です。
これまでにも少し書きましたが、
まず、今回このデータベースを作ろうと思ったきっかけをまとめておきたいと思います。
・年度をまたぐ事業のため、特に異動されてきてこの事業を初めてお使いになる先生方への
丁寧な情報提供が必要だと感じてきたこと。
・募集時(多くは締め切り直前)にお電話をいただいても、既に"風の五重奏団"日程が埋まっていて、
ご利用を諦めざるを得ない学校が出てきてしまったことから、
早めの情報提供が必要だと感じてきたこと。
・Web上で始まっている募集について、学校が教育委員会から受け取ったの文書で知ったものの、
その時に既に締め切り日を過ぎているという例を経験したこと。
つまり、いずれにしても早めの準備ができるような情報の提供が必要だと感じてきたこと。
そして、きっと以下のことも大切なのだろうと思っています。
・15年以上かけて多くの方々のアイディアの結晶として現在の形になっている、
どなたにも自信を持ってお勧めできるプログラムがあり、
音源(5枚のCDと配信、動画など。リンク先は一例です)がリリースできていること。
次に、2022年4月28日現在の「新型コロナウイルス」による影響についてです。
・2020年度の前半についてはほとんどの公演が「中止」または「延期」となりましたが、
9月以降は対策をとった上で実施する学校が増えていきました。
当初12月までとなっていた期間は2021年2月末までに延長され、
弾力的に運用されました。
また、学校にお伺いできない場合に都内会場と学校を結んでの「双方向テレワーク演奏会」を
実施する準備を整え、実際にリモートでの公演を行っています。
(Zoomを使用し、音のみのチャンネルを含め、最大9チャンネルをお送りしています。
児童生徒に見せるチャンネルは、現場の先生に選択していただく形をとっています)
・2021年度の状況については、こちらに投稿してありますのでご覧ください。
・2022年度実施分については、2021年8~9月に募集が行われました。
事業の名称は「文化芸術による子供育成推進事業~芸術家の派遣事業」となりました。
・次回は2022年8月頃に、2023年度実施分の募集が行われるものと思われます。
引き続き、情報は随時更新していく予定です。
これらの情報が今後長く、多くの方のお役に立つことを願っています。
繰り返しになりますが、
https://profile.ne.jp/pf/masaki-ogawa/
をご覧いただき直接お電話いただくか
「この専門家に相談する」からメールをいただくことも可能です。
次回は、あとがき(おまけ)です。
(つづく)
(この原稿は、以下の内容で「専門家プロファイル」のコラムとして投稿し、
ありのみ株式会社のブログにも、同じ内容で投稿しました。
以下のリンク先は、専門家プロファイルのコラムに統一してあります)
第3回:(2)どういう内容なの?~その1~(日程や時間設定、公演回数、会場、対象学年、保護者の参加などについて)
第4回:(2)どういう内容なの?~その2~(演奏曲目などについて)
第5回:(2)どういう内容なの?~その3~(なぜ豊富なレパートリーが準備できるのか)
第6回:(2)どういう内容なの?~その4~(「カノン」以外の共演曲について)
第7回:(2)どういう内容なの?~その5~(投影のシステムについて)
第8回:(2)どういう内容なの?~その6~(おまけ:拍手のお話)
第10回:(4)どうやって申し込むの?~その1~「対象・募集時期と実施時期・書類の提出先と提出方法」
第11回:(4)どうやって申し込むの?~その2~「様式2」と「様式3」
第12回:(4)どうやって申し込むの?~その3~「様式4」と「様式5」と「様式6」
https://profile.ne.jp/pf/masaki-ogawa/
上記ページの「この専門家に相談する」からご質問、ご意見等をお寄せいただけます。
(2020年4月18日up 4月22日・8月10日・2022年4月28日更新 執筆:小川正毅)