Der König Hat Eselsohren

生誕100年 ジャクソン・ポロック展@東京国立近代美術館



朝早くに福岡を出て、午前中から国会図書館にこもっていたおかげで、これを見に来る時間をひねり出せました。

少~し、「まぁ、別に無理してみなくてもいいかな」と思ったことはあるけど…f(^_^;


しかし!!
来て良かった!!
よくよく考えたら、ポロックの初期の作品って観たことなかったんだよね。
つーか、全盛期のものしか観たことなかった。
そういう点で、初めてちゃんと、ポロックがどういうアーティストだったのかを知った。
それだけでも、本当に観る価値があったと思う。

が、それだけじゃなく、私、意外とポロック好きかも。
ポード絵画を見ていると、物凄い解放感♪
長いこと「なんだかわからな~い」だったんだけどな。
最近、現代アートを心地よく感じることが多いです。

その中で、個人邸宅の壁画としてつくられた『インディアンレッドの地の壁画』。
これ、家に飾りたいと思う?

…YES!!

物凄く刺激的かも知れないが、これを観ることで得られる解放感って、ある意味癒しかも。
最近、断捨離ブログのみならず、片付け・掃除カテゴリのブログも見るようになったんで、北欧風とか、やたら白っぽいのとかにウンザリしているらしい(笑)

ポード絵画の終わりに展示されている『銀と黒Ⅰ』とかだったら、本当にこのまま家に持ち帰って飾りたいくらいだし。
つーか、それがホントに出来たとして、なぜかより一層、ウチの和風感が増幅されそうな気がするが…(笑)


でも、その後のブラック・ポーリングの作品も、なんだか棟方志功っぽいし。
当時は評価されなかったと言うけれど、結構面白いと思うんだけどなぁ。
不幸にして、その後全く描けなくなってしまった上、若くして事故死してしまったわけだけど、全盛期以外の作品を観る機会がもっとあってもいいなぁ。


うん。
今回は心底、観て良かった!と思う美術展でした。
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