実のところ、パッチワーク・キルトって全然興味がない。
どっちかっていうと、ダサい、田舎くさいってイメージ。
でも、あの娘の母ですから。
多少は期待して行きましたが(笑)
今までは、細かくてめんどくさそう、という風にしか感心したことがなかったけれど、そうきたか!と。
こういう色の組み合わせは、私には思い付かないよな。
というか、なるほど、この親にしてこの子あり。
この母に育てられたから、この色彩感覚。
実は色彩感覚って、子供のころの環境に大きく影響されると思う。
というか、国によって、ベースになる色味って違うんだよね。
子供の頃、父親がアメリカ出張のお土産に買ってきてくれたクレヨンは、もろにセサミストリート色。
青はクッキーモンスターの青(笑)
どこかでもらった中国製の色鉛筆のピンクは、フーシヤピンク!
私の色彩感覚は、間違いなく、私の育った環境が作り上げたもの。
蜷川親子のような色の組み合わせは、ウチの母も思い付かないだろう。
この親子の見ている世界は、私の見ている世界とはかなり違うんだろうな。
展示されている作品で一番気に入ったのは、最後に実物も展示されていた、娘の写真をプリントした布で作られたテディベアかな。
よくありがちな熊だったら絶対にいらないけれど(笑)、これだったらウチに欲しい♪と思った。
そうそう、パッチワークといえば。
…あ、ここから猛毒注意。
昨年のいつ頃だったか、実家に帰った時に、テレビで、折り鶴の図柄のパッチワークを繋げて作ったタペストリーを被災地に送った、という内容を放送していた。
「これもらっても…」
「…うれしくないよね。」
この親にしてこの子あり。
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