2日前にここ出発しましたからね。
もはや勝手知ったる何とやら。
地下鉄の駅で24時間券を買い、Stephansplatzへ。
今日のライブへ行く道筋と、明日、昼間は荷物をホテルに預けて、どこかブラブラしてから、15時くらいに荷物をピックアップして空港へ向かう、という行動を考えたら、ここら辺に泊まるのが一番便利。
ただまぁ、ちょっと良いホテルをとっちゃったんで、高いんですが…(ノД`)
でも、部屋のネスプレッソまでサービスだぞ(笑)
すげえな!
そしてやっぱり、ここも、部屋に入ったときは暖かいのだが、しばらくするとだんだんと冷えてくる。
どう見ても、暖房はめいっぱい入ってるようなのだが…f(^_^;
これまたサービスでおいてあったリンゴジュースを飲みながら、PCに向かっていると、あっという間に外が暗くなり始める。
マズイ。
ここから会場まではU3で6駅目。
Erdbergというところで下りる。
念のため、上りの終電を確認すると、0時29分。
う~む。
微妙な時間だな~。
たぶんこっちのはず、と当たりをつけて歩いて行く途中、おばちゃんに道を訊かれる。
いやいや、こっちもここに来るの初めてなんで…f(^_^;
ゴメンね、おばちゃん。
出口へ向かっていくと、ショッピングモールのような?
たぶん3階建てくらいの3階に出たのだが、ぐるっと回廊に沿って店が並び、中庭に階段があるのだが、どの辺りに建物の出口があるのかわからない。
しかも、日曜ということもあるし、さらに日曜とはいえ、飲食店まで休みなので、全く訳がわからない。
ホントにここから出られるのか?
確認のためにもう一度駅の方に戻ってみると、またさっきのおばちゃんに呼び止められる。
で、さっきも声かけた!と気づいて、おばちゃんも苦笑い(笑)
えぇ、こっちもわかんないんですf(^_^;
ただ、どうもさっきのモールっぽいところしか、出口が見つからない。
中庭らしきところへ階段を下りていってみる。
地階をぐるぐると回った挙げ句、見つかった出口はなんか車専用っぽいような…?f(^_^;
でも、とりあえず脱出成功。
つーか、これ、帰りはどうなるんだ?
ちゃんと帰れるのか?f(^_^;
しかも出てきたところは、いきなり道路。
歩道もない(笑)
そんなに車が行き交ってるわけじゃないからいいけど、結構怖いぞ!
とはいえ、会場沿いになるはずの道まで出たら、ちゃんと歩道もある。
ただ、建物はそれなりに立ち並んではいるんだけど、人通りがない。
辺りはすっかり暗くなっているし、なかなかに心細い光景だ。
しかも、相変わらず死ぬほど寒いし…f(^_^;
これ、マジで、帰りが心配だよ。
しかも会場までは思った以上に距離がある。
なかなかそれらしきものが見つからない。
しばらくすると、道の向かい側の少し離れたところに、イビスの看板が見えた。
う~ん、あそこに泊まれば良かったかも…orz
でもあれはあれで、スーツケースを手に駅の階段上り下りすることになるのは悲惨だし、明日、空港へ向かうまでの時間をどうするかとか、荷物取りに来るのが大変そうだとか、色々考えるところではあるな。
と、右手の壁が途切れ、Arenaの文字が見えた。
ここか!
いくつかの建物が建っているのだが、どれだ?
たぶん一番大きいところなのだが…。
それらしいところに近づいていって見ると、少し開いた入口辺りに数人群がっている。
って、Kristin達じゃん!!(笑)
今日も一番ノリかい!!
開場時間までまだ1時間半くらいあるよ!!f(^_^;
一通り挨拶してしまうと、却って先に入るのは気が引けるのだが、むしろ彼女たちに押し込まれるようにして中に入ってみる。
今日は既に警備っぽい人が立っているが、もちろんパスさえ見せればこっちのモン(笑)
で、がら~んとした空間が広がって、その奥にステージが見えるのだが、いったいどこに行ったらいいんだ?
あいにく知った顔も見えないのだが、とりあえず近くにいた人にGarderobeはどこ?と訊いたら、上の階だという。
ちょうど目の前にはエレベーター。
が。
ドアが開くと、そこは一面、ステッカーと落書きに覆われていて、どこにボタンがあるのかわからないf(^_^;
なんだこれ?!(笑)
何とか上へ行くボタンを見つけ出して、上の階へ。
ドアが開くと。
目の前がケータリングルーム(笑)
え~っと、どうしたらいいんだい?
ちょうど通りかかったAndyに声を掛けると、そこにいればいいよ、と。
まぁ、確かに、ここにいたら必ず誰か来るし、座る場所はあるし(笑)
テーブルの隅っこの方に荷物とコートを置く。
え~っと、今日もアルコール類はここには置いてないようだ(笑)
ひとまず温かいものが欲しいので、コーヒーを入れる。
で、お腹が空いているというわけではないが、間違いなく空きっ腹ではあるので、横にあったビスケットをつまむ。
少しあたりを見て歩くと、同じ階の並びには、トイレやシャワールームが並んでいて、その奥はスタッフルームしかない様子。
ケータリングルームは、全体に吹き抜けになっていて、どうやら楽屋もMarcの部屋も上の階にあるようだ。
う~む、わざわざ上っているのは憚られる感じだな。
そして、大きな吹き抜けになっていることもあって、ケータリングルームもやっぱり、しばらくいると寒いf(^_^;
上の階から下りてきたおじさんが「Hallo!」と声を掛けて、エレベーターで下りていく。
誰だっけ?
しばらく考えて思い出した。
Pelzigのボーカルの人だ(笑)
今日のタイムテーブルを見ると、今日も夕飯はBUY OUTと書いてある。
でも、一昨日みたいに食べに行くようなところ、この周りにはないぞ?!
どうなるんだろう?
でも、さっきからずっと、ケータリングスタッフっぽい人たちが立ち働いているよ、と思っていたら、なにやら貼り紙をし始めた。
何だろう?
作業台っぽいものの向こう側の壁に貼られているので、近寄って見ないとよくわからない。
何かと思ったら、今日のメニューだった(笑)
なんだ、普通にケータリングあるんじゃん♪
と、Marcが家族連れとおぼしき人たちを連れてやってきた。
ちょうどテーブルの向こう側に座ってしまったので、よくわからないのだが。
Marcはこっちにも挨拶をすると、階段を上っていってしまった。
と、程なくして、Floが下りてきた。
やってきたのは、Floのお姉さん一家だった。
ん?
確かに見覚えあるかも。
Floが甥っ子に渡した包みの中から出てきたのは、ドラムスティック各種。
甥っ子くんへの誕生日プレゼントだった。
特注品らしく、どれもロケットの図柄が入ってるらしい。
甥っ子くん、次々に手に取りながら、Geil!と言っているのが聞こえる(笑)
こんなマニアックなモン喜ぶんだから、実際にドラムをやってるんだろう。
つか、ホントにもう、みんなやたらと音楽関係者だらけなんだな(笑)
音楽とは無縁の家庭に育った身には、あぁ、やっぱ何か根本的に違うんだろうな、とすら思うよf(^_^;
つーか、お姉さん、めちゃ綺麗なんだけど。
確かお姉さんだったと思うけど、Floの劣化具合(笑)に比べたら随分と若く見える。
それに、FloもSchwesterとしか言わないからさぁ。
「お姉さん?妹?」
と、念のために訊いてみると、それには答えずに、
「Aikoがすんごいお世辞言ってるぞ~!!(笑)」
…f(^_^;
しばらくして、PeterとIngoもやってきた。
ま、夕飯の時間だし(笑)
あぁ、ホントに、久しぶりに温かい食事だ(笑)
今日のメニューは2種類ある中、ガッツリと牛肉ロールとセロリのピューレを選択。
Floが今日も、ビール飲むだろ?といって、上の階に駆け上がっていく。
も、ホントに、サービスされまくり(笑)
ただ、そんな中、気になるのは、昨日も一昨日も夕飯時にいなかったRüde。
これで今日も来ないようだったら、さすがに理由を聞いてみようか。
と、思っていたら、今日はちゃんと現れた(笑)
Floのお姉さんが来てるからか?
やっぱ、ホントに昔からの知り合いというか、ほとんど家族みたいなものなのかも、と見ていて思う。
で。
それはそれとして。
今日はテーブルに赤ワインも出ているんだけど。
残念なことに近くにグラスがない(ノД`)
食べてる最中に、立ち上がってまでグラスを取りに行くわけにも行かぬ。
仕方なく、ラベルだけ眺めておく。
やっぱイタリアワインか(笑)
夕飯食べてるスタッフに、Nicoが今日のセットリストを配り始める。
う~、それ欲しいんだけどなぁ。
とは思うものの、やはりそこはスタッフ優先だから。
途中でNicoが、あ、こいつにも配ってやろう、と思ってくれたらラッキー、でもって、本来は必要な人に配り終わって、余ったものをもらうのが当然だとは思ってる。
なので、めっちゃ物欲しそうな顔をしているだろうと言うことはわかりつつ(笑)、あえて何も言わずにいると、今日は結局、セットリストは貰えずじまい。orz
う~う~う~、気になる~。
Floが、今日、ラジオに出たんだけど、そこでチケットが当たる懸賞クイズをやったんだ、という。
で。
そのクイズの問題が、「俺らの唯一の日本人の友達の名前は何でしょう?」という…。
しかも3択。
1.ブルース・リー
2.Aiko
3.Kena…?
「答えは…ブルース・リーだ。そうだろ?(笑)」
なんじゃそりゃぁ?!
つか、なんで私、クイズになっとんじゃ?!f(^_^;
夕飯が一段落したところで、ケータリングサービスのボスっぽいおじさんが、ずっとFloと喋ってる。
どうやらこのFoodfightersというケータリングサービス、昔からの知り合いらしい。
やはり当初は(経費節約のために)ケータリングを頼まない予定だったようなのだが、ウィーンに来てここに頼まないって手はないぜ!みたいなことのようだ(笑)
そして、今日の喫煙所は、エレベーターの脇のドアを出て行ったところらしい。
相変わらずみんな、重装備で出て行く。
そこまでしてタバコ吸わんでも…f(^_^;
と、気づけば、もう7時半過ぎてる。
今日はまだ、ステージがどんななのか、様子を見てないよ。
今日くらいは袖で見てもいいんだけど。
ちょっと、カメラとスマホだけ持って、偵察してこよう。
エレベーターを降りると、ステージの向こうには既に観客がぎっしり。
でもって、KristinとDanielaがめざとく見つけて、こっちに手を振っている。
ステージと柵の間に行こうとすると、なんと、柵が最初から固定されていて、通り抜ける隙間がない!!
かといって、ステージからはそこそこの高さがある上に、ステージに上がるステップらしきものも見当たらないので、いったん柵との間に下りちゃったら、上がるの大変だよ。
どうしよう?
ちょうどそばにMurkelがいたので、あそこに行くにはどうしたらいい?と訊くと、ぐるっと回って、客席の方から行くしかない、という。
行けるかな?
ごった返す観客をかき分け、かき分け…。
何とかたどり着いた。
もう、戻れないよ…(ノД`)
ちょっと様子見のつもりできたということが、彼女たちもわかっているようで。
でももちろん、こんなところまで何度も行き来できるわけないこともわかっている(笑)
「全部持ってきてる?」
残念ながら。
幸か不幸か。
必要なものは全部持ってきてる(笑)
しょうがねぇ。
今日はPelzigから聴くか。
しばらくすると、隣の子が「もう飽きた」と言い出した(笑)
そ、そうだね。
それには心から同意するけれど、こちとら面が割れちゃってるので、それはそれで退屈そうな顔もできない…f(^_^;
40分間、ど真ん前で聞き続けるのも、結構辛い。
Pelzigの出番が終わると、それこそ、やっと終わった~!ってな感じ(笑)
うん。
終わったね。
あと25分だよ!!f(^_^;
さっきバックステージで撮ってきたタイムテーブルで確認する。
あ~。
あと25分…。
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