Der König Hat Eselsohren

プラハ(2)

アラームをかけずに、とにかく寝られる限り寝る!と決めて寝たところ、起きたら6時半だった。



…というのは実は夢で(笑)、本当に目が覚めたら4時半だったf(^_^;
二度寝しても5時半が限界だった。
年寄りかっっ!!!

ホテルの部屋のTVが、CNNとかBBCとかEuro Newsとか、とにかく全部のチャンネルが英語。
それはそれで、そこそこわかったりするからいいのだが、チェコ語のチェコの放送が全くないので、今日の天気予報がわからない(笑)
そこはもう、ネットでチェックするしかないが、ホテルの無料Wifiが、スマホではそこそこ繋がるのだが、PCではとても弱くて、メールの送受信はできても、いろいろなサイトを見るのにはなかなか不便。
ということは、ブログの更新も、まず無理f(^_^;

まぁ、ブログの更新をしようと思いつつも、なかなか表示されない画面にイライラしながら、どうも国会周辺の情報収集に血道を上げてしまう今日この頃なのだが。

特に、今日は、100大学有志の会がどうなっているのかが気になる。
この旅行の予約をしちゃってなかったら、きっと中大の幟を揚げに行ったに違いない。
あと30日の国会前にも行きたかったし。
昨日のNHK包囲も行きたかったなぁ。

でも、飛行機とホテルの予約を全部キャンセルできるほど、太っ腹じゃないんだよ…f(^_^;


昨日は、昨年と同じ、Q-10をスマホに取り付けて写真を撮っていたが、今回、ガイドブックを電子書籍にして、スマホで見るようにしたので、両方をスマホでまかなうとなると、ガイドブックを見るときにはQ-10が邪魔くさいし、何より電池を食う。
なので、カメラは今日からNEX-5。
なぁに、長らくほったらかしだったんで、電池が2つともすっからかんだったんで、急には使えなかった、とf(^_^;
それに、観光がメインだったら、やっぱ一眼の方がよかろう。

そして、今日は、すべて成り行きで(笑)
とりあえず、22番のトラムが旧市街と川の向こう側をつないでいる、と書いてあるので、22番のトラムが通っているところまで、あちこち寄り道しながら散歩。
名所も何もない、普通の街だ(笑)

この22番というのも頻繁に走っているらしく、停留所を見つけたら、すぐさまやってきた。
昨日来た、展望台のあるペトシーン公園の前を通り、マラー・ストラナ広場の方へ。
う~ん、こんなところだったっけ?
どうも記憶にある光景と、ちょっと違う。
でも、間違いなく来ているのだ。

で、どうしようかと考えているうちに、トラムはマラー・ストラナ広場を過ぎ、丘を登り始める。
しかも、ここで、大量に人が乗ってくる。
???
もしかして、これって、このまま乗っていったら、プラハ城の近くに行くんじゃん?

前回来たときは、馬鹿正直に、新登城道を歩いて上ってしまったが、こんなに楽な方法があったとは…orz
つーか、前回って、ロクにガイドブックも持ってませんでしたがf(^_^;
町中で偶然もらったパンフレットと、ネットの情報をかき集めて、それでまわったような気がする…。
それにしては、よくも、ほとんどまわったよね、というくらい(笑)

で、予想通り、プラハ城についてしまったので、せっかくだから行ってみる。



が、どうせなら、また見てもいいな、と思う、聖ヴィート大聖堂のミュシャのステンドグラスは、全部まわるツアー料金にしか入っていないので、とっととやめる(笑)
だって、全部まわるの、もうやだf(^_^;
それこそ、前回、隅から隅までまわりましたよ。
でもって、ついでに、衛兵の交代式だって、ちゃんと見ましたよ。
も、フルコース。
1回でお腹いっぱい。

ということで、大聖堂の外観だけ、改めて写真を撮って退散(笑)




しかも、正面の庭のところ、改装工事中。ということは、衛兵の交代式もないんじゃん?

さて、どうしよう?と思って、プラハ城の前でうろついていると、以外にも衛兵の集団が正面から歩いてきた!
あまりにも不意を突かれたので、迫ってくるまでの時間では、写真を撮れず…orz
正面での交代式はないけれど、衛兵自体はいるんでね。
とりあえず集団のまま、入っていきました。中途半端な時間に(笑)

で、改めて、どうしよう?
近くの別の教会とか、修道院とか、めんどくさいな。
このままおりるかなぁ。

とか思いつつ、街を見下ろす。




背後では、さっきまでスメタナの「モルダウ」をもの悲しく演奏していたのだが、なんか合唱に変わっている。
…と、よくよく見たら、歌ってるのって、通りすがりの旅行者じゃね?!(笑)





おじちゃん・おばちゃんの集団が、次、あれ演奏しろ、とか指示を出して、チェコの民謡?をみんなで歌っているf(^_^;
だんだんと人が集まってきて、さらに大盛り上がり。




ついには、見ている側の、別のおばちゃんたちの集団も(笑)





ヤバい。この緩さはヤバい!!(笑)
楽しすぎ!!(笑)

というわけで、のんびりと、新登城道を下りつつ、ここの雰囲気を満喫する。






さらに途中で横道にそれ、米大使館のある方の道へ。

下までおりたところで、マラー・ストラナ広場の聖ミクラーシュ教会へ。



ここは前回見ていなかったはずだが、内部の壮麗なことといったら!!Σ( ̄□ ̄;)








さて昼食をどうしよう?!と思いつつ、時計をよくよく見てみると11時45分。
今から急げば、天文時計の時報に間に合うか?!
そう、前回は、天文時計そのものは見たのだが、毎時の仕掛けが動くところはちゃんと見ていない。
これはイカン!!(`Д´)

ということで、ここから最も近いのは、カレル橋を通って、そのまま広場へ突っ込む道筋。

距離としては。

でも、現実はそうはいかない。
なにしろ、カレル橋の上には、観光客がひしめいている。
ま、ここを単なる通り道として通ろうって方が、根本的に間違っていると思うんだが…f(^_^;

そして、カレル橋をやっと渡ったと思ったら、カレル通りに入ったところで、団体ツアーが3組ものろのろと歩いている!
しかも、この狭い通りを、前方から車!!(>_<)
勘弁してくれよ…。

なんとかかんとか、狭い通りを抜けていったが、たどり着いたのは、時計が鳴り終わるところ。
一歩遅かったか…orz

ここまで来ちゃったことだし、ちょうど目の前にツーリストインフォがあるから、ビールツアーについてきいてみよう。
できれば予約しよう。

ちょうど具合のいいことに、ホテルでもらったのよりは詳しいパンフレットが、インフォに置いてあった。
「この、ビールツアーに参加したいんですが」
「それはプライベート・ツアーだから、ここじゃないんだよ。」
「へ?」
「この始まる時間に、この場所に行ったら、目印を持ってる人が立ってるから、そこでお金を払って」
そ、そうなのか…f(^_^;
ずいぶんとアバウトな…。

しかも集合場所というのが、微妙に怪しげなアーケード(笑)
大丈夫なんだろうか?f(^_^;
ホテルでもらったのと違って、今回のパンフレットには、6時30分の他、2時からもツアーがあると書いてあったので、まずは2時のツアーが始まる頃に様子を見に行ってみよう。
もし何なら、そのまま参加しちゃってもいいし。

さて、14時までの間に、この近くで昼食にしよう。
と思っても、どうも旧市街広場の、いかにも観光客相手です、みたいな店って、どうもそそらないなぁ。
って、この辺は当然、観光客相手がメインなんだから、そんなこと言うのは贅沢ってもんだが。

あっちの店、こっちの店と、どれもイマイチと思いながらうろついていると、広場から外れて、急に観光客が少なくなった角のレストランが、なにやらカッコイイ。
Nuance Restaurantと書いてあって、メニューはチェコ語と英語だが、地元の人相手っぽく、日替わりメニューも用意されている上に、写真とかぜんっぜん表示していない。
内装も、ちょっと高級っぽい。
どうやら、チェコ料理をモダンに提供する様子。

これいい!ここにしよう!!

これがまた、大当たり!
ボヘミアワインは白も赤も美味しくて安いし。
チェコ料理のアヒルのコンフィが、見た目が斬新な上に、味も最高♪



添えられているパンとバターまでとっても美味しい!!
最後にコーヒーまで飲んでしまったので、5000コルナ超えの請求に一瞬びびったけど、日本円に直したら2500円くらいだよ?
この内容でこの値段だったら、絶対にお安いって!!


大満足の昼食後、試しにビールツアーの待ち合わせ場所に行ってみたが、誰もいない。
こりゃ、ホテルでもらったパンフレットの方が、最新の情報だったってことかな?
少なくとも18時半のツアーはあるだろう。
それがなかったら、そんときゃそんとき。


14時が近くなってきたので、またもや天文時計前へ。
さぁ、いったいどうなる?!

o(^-^)oワクワク

o(^-^)oワクワク

o(^-^)oワクワク

始まった!!o(^o^)o



…終わりかよ。

えっと、ドクロが鐘を鳴らしている間に、上の2つの窓から、12聖人が次々現れて、最後に鶏が鳴いて、終わり。

や、文句は言うまいて。
ミュンヘンのGlockenspielと比べるからいけないんであって、両者は作られた年代が全然違うんだし…。

と、自分に言い聞かせてみても、やはりあっちを見慣れちゃうと、とても物足りないf(^_^;
すまんす。


他にまだ行ってないところといったら、旧市街の北側のユダヤ人街。
ここをウロウロ。






カフカの生家。
グレゴール・ザムザしかおぼえてないがf(^_^;




ここを散々うろついた上に、火薬塔辺りもぶらぶらしていたが、さすがにもう、行くところが思いつかない。
それ以上に、ずっと石畳を歩き続けているんで、ホントに疲れた。
旧市街広場に戻り、まだ飲んでいない銘柄、ピルスナー・ウルケルで休憩。



天気予報では、今日の最高気温は25度と出ていたのに、絶対にそれ以上に暑い。
何よりも、日差しが強くて、日陰はともかくとして、日の当たるところではジリジリ。
きっついわ~~!!(>_<)

疲れもピークに達したんで、いったんホテルに帰り、18時前に再び外出。

もっかい天文時計の18時の時報を見たが、相変わらず(笑)


で、ビールツアーの待ち合わせ場所があるアーケードに行ってみると、昼には開いていなかった小さな事務所のドアが開いている。
どうやらここでツアーの申し込みをするらしい。
「ビールツアーに参加したいんですが」
「ひとり?」
ということで、無事に申し込み終了。

今日のツアーの参加者は全部で14人。
案内のダニエルについて、旧市街をぞろぞろと歩いて行く。

そして、最初の醸造所。



まさに、この店に来ないと飲めない、極小醸造所だ。
地下に案内されたところで、まず1杯目。





タンクを前に、ビールの作り方講座。
ビールの種類は温度で決まってくるので、以前、冷蔵技術が発達していなかったプラハでは、ピルスナータイプが主流であること、メニューに記載されている「10°」「11°」と行った表示は、使われている砂糖の率であること、等々。

さらに奥のテーブルに移動して、2杯目(笑)



自分としてはこっちの方が好みだが、他の人たちは、どちらかというと最初の方が好きらしい。


そして次の醸造所へ。

今度は、レストランだけでなく、ホテルも経営。
実は、かつては、プラハでは大手だったのだが、途中で小規模醸造に切り替えたのだそう。
レストラン、ホテルに加えて、キャバレーも経営していたので、ここだけで消費しているらしい。





ここのタンクは、レストランの客席脇にあって、非常に狭いので、4~5人ずつのグループに分かれて説明を聞く。

待ってる方は、喋って、写真を撮って、徐々に妙な盛り上がりに(笑)
特に、バカでかいイタリア人が、めちゃくちゃ面白い。

しっかしまぁ、試飲とはいえ、どれも普通に店に出される300mlサイズ。
これをつまみなしに3杯立て続けに飲むんだから、あまり強くない人には辛かろう。

さらに、3軒目。



今度はグリーンビール500mlが出てきたf(^_^;



で、ここで、修了証の贈呈(笑)と、小規模醸造所のガイドブック配布。



あの面白いイタリア人が、ここでも、どこから来たのか(修了証に書くので)をきかれて、「Hell!!」(笑)

そして!
二次会に突入!!(笑)
案内のダニエルも、いったん事務所に戻ってから、20分ほどで戻ってくるという。
で、さらに飲む~!!
もう、むちゃくちゃf(^_^;
そして、困ったことに、飲めば飲むほど、酔えば酔うほど、英語が出てこない!!(>_<)
どうしても出てくるのは、ドイツ語ばかり!!f(^_^;
もう、いいや~!!


ということで、お開きになったのは22時くらいだったか?
夜の旧市街を、ぷらっぷらと歩いて、ホテル帰着♪
プラハ、楽しかった~!!
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