Der König Hat Eselsohren

若冲激レア展@福田美術館

開幕以来、ず~っと行けるチャンスを探して、手帳とにらめっこしてたんだよ。

何しろ、5月に京都に行ったときにも、平日でも大混雑。
紅葉の時期に嵐山なんて、とんでもないだろう。
しかも、年内は講義の準備に結局時間が掛かってしまい、なんとかなりそうかと思ったところで、また別の用事が入ってしまい…。

で、1月10日にと思っていたら、ここも母親のホーム入居が決まってしまったので、6日しか行けるチャンスがない。

ということで、前々から天気が悪そうで避けたかったのだが、直前になってチケットと新幹線を予約。
家を出るときはまだ大丈夫だったのだが、嵐山に着いた時点では結構な雨に。

料金が結構お休めなので、もしかして「果蔬図巻」しか展示されてなかったりして…とか思っていたのだが、第1室には他の若冲作品もずら~り。
撮影可能なこともあって、いちいち写真を撮ってる人もいて、結構ウザいな~。

第1室をじっくり見たところで、いよいよ本番の第2室へ。
ここもまず他の作品が並んでいて、反対側の壁面の長さを使い、まず「乗興舟」。
これは前にも見ているのだが、じっくりと鑑賞。

そしていよいよ「果蔬図巻」。
目の前の壁の方には、それぞれがどんな野菜や果物なのかの解説があるので、それと見比べつつ。
あの「果蔬涅槃図」が墨だけなのに対して、これは野菜や果物そのものをなるべくそのままカラーで描き、しかも驚くほど丁寧に仕上げられている。

が。
事件はここで起こった。

「果蔬図巻」だけは部分的に写真を撮っておこうと思ってカメラを立ち上げたのだが、操作画面が表示されただけで、画像部分は真っ暗。
どうにも写真が撮れないので、諦めて「果蔬図巻」だけはじっくりと鑑賞。

どうもフリーズしているようなので、座ってあれこれ試すのだが、全く変わらず…。
どのボタンをどんな組み合わせで長押ししても、全く再起動しない…Σ( ̄□ ̄;)
ここまでして再起動が掛からなかったことは、未だかつてないぞ…。

とりあえず受付のところで頼んで、携帯番号に電話を掛けて貰ったのだが、全く反応しないのみならず、呼び出し音も鳴らないという。

これはマズい。
新幹線の切符は全部オンラインで買って、Suicaに紐付け済みだ。
全く操作ができないので、確認メールも見られないし、そもそも改札を通れるかどうかもわからない。

とにかく駅まで戻ろう。

美術館を出てすぐ、京都駅行きのバスが来たので、バスの中であれこれと対策を考える。
美術館受付のお姉さんは、京都駅の近くなら携帯ショップがあるから、と盛んに言っていたが、まずは駅で改札を通れるかどうか確認して貰うのが先決だ。

そもそも、スマホ自体は銀座のSONYで直に買ったので、ドコモショップに行っても解決できないかもしれないし、そもそもドコモショップがどこにあるのかも検索できないのだ。
なので、とにかく新幹線に乗れるようにすることが先決。
できれば、予約を変更して、もっと早い新幹線で帰り、そのまま銀座に直行するのが良い。
で、もし修理が必要と言われたら…?
前のスマホがまだ取ってある。
それでしばらくはしのげるだろう。

しかも、バスを降りるとき、試しにスマホでタッチしてみたら、問題なく降りられた。
Suicaは使える?

ということで、駅で相談してみると、スマホからSuicaのデータを読み出して、このID番号で予約されていることは確認できて、改札も反応するはずと言って貰えた。
残念ながら予約の変更は出来なかったが…。

ただ、画面が表示されっぱなしで、着実に電池を消耗していっている。
新幹線に乗ってしまえば、アダプターは持っているので充電できるのだが、その前に電池が切れた場合に困る。
というか、伊勢丹のトイレで、加々見の下にコンセントが設置されているので、そこに試しに挿してみたのだが、全く反応しない…。

ということで、電池がなくなる前に早めに改札に入るべく、1時間くらい早く行ったら、なんと改札に入れない…Σ( ̄□ ̄;)
やはりギリギリに来なくて良かった。

駅員さんに事情を話して直談判。
出来ればスマホで改札を通ってほしいので、もうしばらくしてからまた試してほしい、と言われたのだが、こちとらかれこれ3時間もこの状態なので、改善は見込めない。

降りるときに面倒な手続になるので、出来ればやりたくないのだが…と渋々紙の証明書を出して貰う。
これで晴れて帰れる!!
まだ1時間くらいあるのだが…f(^_^;

で、実際、乗る直前くらいにスマホの画面が暗くなり、電池がもうありません表示が出現。
新幹線に乗って早速充電を開始。
名古屋の手前あたりで確認してみると、ついに再起動!!
全く問題なく動くように!!

で、降りるに際して、どんなに面倒な手続が?と思ったら、東京駅で在来線乗り換えの精算口に証明書を出したら、無地?の切符を出してくれて、これを降りる駅で出してください、と。
でもって池袋で窓口に行ったら、東京駅からの清算金を払っておしまい。

なんだ、簡単じゃん。

え?そうでもない?
普通はこれが面倒なのか?
海外で色んな目に遭ってるから、楽勝過ぎるな~♪

しかし、今のスマホも3年目になるからな。
そろそろ買い換えも考えた方がいいのかもなぁ。

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