Der König Hat Eselsohren

再びウィーン(3)

いや~、終わった~、と思ったら、この会場、出入口だけでなく、脇の方も全部開くようになっているようで、いきなり外気が入ってきて寒い(笑)

誰かが、ステージに貼り付けられていたセットリストをもらったらしく、みんなで群がって写真を撮っている。
でも、ステージ用のは、真っ黒なテープがべったりと貼り付けられてるんで、端っこの方が読めないんだよね…。



KristinとDanielaに、3日間ありがとう!!とお礼を言う。
ホント、二人のおかげで、初めてこんなにいい場所で見られたよ。
それなのに、あんまりあっさり別れるのもな~、と思っていると、向こうの方がむしろ、早くバックステージに戻れ、という。

「私たちも、Marcが入れてくれることになってるから!」

なるほど!!
今日、最後だもんね。

ということで、遠慮なく、出口辺りに溜まっている観客をかき分け、バックステージに行くエレベーターの方へ。
セキュリティにたどり着くまでが大変だよf(^_^;

ちょうどセキュリティを抜けたところへ、向こうからMarcがやってきた。
「KristinとDanielaが待ってたよ!」
というと頷いて出て行くMarc。

ちょうどエレベーターが上に行ってしまったタイミングだったので、しばらく待っていると、ちょうど扉が開いたところへ、MarcがKristinとDanielaを連れてやってきた。


バックステージにも、さらに客が増えている。
しかも、さっきまではなかったはずだが、ビールがずらっと置かれている。
最初から置いといて欲しい(笑)

でも、さっき飲んだのと違う銘柄だし、片方はさらにBECK'Sなんだよな。

Floがめざとく見つけて、「ビール、いるだろ?」と楽屋に走って行く(笑)
DanielaがBECK'Sを手に、「ここにあるから!」と止めようとしてるので、「別のビールがあるんだよ(笑)」と言っておく。
実際、違う銘柄がやってきた(笑)

めでたく3人で乾杯!( ^_^)/□☆□\(^_^ )

あ~、楽しい。
普段、なかなか人の話には入れないのだが、もちろん、2人とだって十分に話せるわけではないのだが、ちょっと気楽だ。


Rüdeが、「今日ラジオに出て、そのときに懸賞クイズをやったんだけど」と言い出す。
「その話、聞いた!」
でも、構わず続けるRüde(笑)
「俺たちの唯一の日本人の友達の名前は何でしょう?
1.ブルース・リー
2.Aiko
3.Kena」
「Kenaって誰?」
「知らない」
おまえも知らんのかい!!(爆)

どうやらKenaというのは、Floの口から出任せのようだ(笑)

でも、ホントに懸賞クイズやったんだなf(^_^;
当たるんかいな?


つーか、そんなことやってるうちに、もう0時ですが。
地下鉄で帰るなら、そろそろ出ないといけないところだが、とてもとてもそんな雰囲気ではない。
まだまだ宵の口だぜ♪みたいな(笑)

こりゃまた、タクシーだな。


Floのお姉さんとも、前に会ったよね?とちょこっと話す。
「あれ、いつだった?Gasometer?」
え~っと、そうだっけ?
でも物凄く前なのは確か。

で、そもそもライブに来始めた経緯を聞かれて、説明する。
これも説明してなかったか~f(^_^;

「この次会うのはいつになるかしら?2~3年後?」
「や、今年中に!」

ホントかよ!!

マジで口から出任せじゃん!!(笑)


今日は昨日までよりもさらに人が多い感じで、なんだかカオスf(^_^;
ただ、さっきステージに出てきたおじさんは、残念ながら見当たらないな。


そして、ちょうどNicoが近くにいたので、
「今日のセットリスト、まだ残ってる?」
と訊いてみる。
「いや、今日のはもうないよ」

そっか…orz

「でも、これでよければ」
とNicoの後ろポケットから出てきたのは、小さく折りたたまれたNicoの分。
マジ?!これくれるの?!
「わ~!!ありがとう!!」




KristinとDanielaも、写真を撮らせて!と。
早速Facebookにアップするんだろう(笑)

ついでにDanielaが、バックステージ・パスも写真を撮りたい、という。
どうぞどうぞ。
「これ印刷して、偽物のパスを作るんだ(笑)」
「だったら裏も撮っておかないと!」
ぜひ両面でラミネート加工していただきたい(笑)


そして残念なお知らせ。
早くもMarcは仕事のためにバスに戻ってしまったらしい。
どうやってタクシー呼ぼうか…?

ま、何とかなるだろう。


で、今日の私たちのミッションは、3人と写真を撮ることだよ!
だって私ら3人とも、今日が最終日だからさ!!

というわけで、まずはFloと。





そしてPeterと。



Peterにはもう一つ注文。

「子供の写真、見たいな~!」

で、見せてくれた写真が、可愛いのなんのって♪
「Paulinaだよ。」
目がグレーがかって見えるけど、とにかく目が大きいのはPeter譲り?
すんげー可愛い!!



Rüdeはもうバスに戻るらしい。



なので、単語がわからなくてキチンとは伝わらないが、Rüdeにだけは、いずれ来れなくなるかも、という懸念を伝えておく。
もちろん、絶対にというわけではないが、ちょうど今回、こっちへ来たタイミングで報道され始めた共謀罪法案。
アレが通ったら、政権に反対の意を表明している教育関係者は、絶対に標的になる。

とりあえず安保法案に反対する学者の会に署名した人は、絶対にブラックリストに入ってるだろうな。

具体的に何かをやっているのでなくても、見せしめのためのでっち上げがまず起こるだろう。
そのときには、有名な人が直接の標的になることはないだろう。
むしろ無名で世間的な影響がほとんどなく。
でもインパクトがあるって、まさに私じゃんf(^_^;
本人は世間的に全く影響がないけれど、大学と学部名のインパクトは強烈だよ(笑)

私が政権と警察だったら、私みたいのを見せしめにするよね(笑)

それに今の政権が続くようだったら、次のパスポートの更新ができなくなるなんてことも、起こらないとも限らない。

トルコでクーデターが起きた直後、メディア関係者と教育関係者が標的になったのと、全く同じ構図が、もっとじわじわと起きる。
だって政府にとってもっとも厄介であり、かつ抑圧・支配したい相手は、その2つだからだ。

でもそんなんドイツ語で説明する能力は全くないのでf(^_^;、どんだけ伝わったかはわからないけど、多少は日本が危険な状況にあるってことが伝わるといいなぁ。






まだまだみんな話し続けている。
が、残念なことに、さっき食事の時に出ていたワインも並んでいるのに、なぜかみんな手を出さない。

ならば私がいただく(笑)

あ、これ、うま~い♪


と、横でKristinが、おなじみライターで次のビールを開けている。
「それ、やり方がわかんないんだよね~。」
というと、早速レクチャー(笑)
瓶の口をぐっと握り、人差し指の関節のところを梃子にして開けるんだ、と。

やった!!
ついに自分で開けた!!

「これで今度から自分で開けられるね!」
「って、私、タバコ吸わないのに、ライター持ち歩くんかい!!(笑)」

で、瓶開けちゃったんで、両方飲む羽目に…f(^_^;




おかげでこの辺りから記憶が曖昧なのだが…orz





さらにIngoと写真を撮り、





ついでに、こいつ、名前なんだっけ?(笑)



スタッフとまで写真を撮ってるって…f(^_^;



つーか、スタッフは着々と荷物を運び出している。
メガネNicoもこれが最後の荷物らしい。
「明日も来るんだよね?」
「ううん、明日は日本に帰らないといけないんだ」
「え?そうなの?」
じゃあ、またね!とスタッフとまでハグしたのって、さすがに初めてだぜ(笑)


で、そろそろお開き、という雰囲気の中、Kristin達がタクシーを呼んでくれたらしい。
二人に挨拶して、タクシーに乗り込んだのは憶えている。

でもって、Stephansplatzは直接タクシーで乗り入れることができないから、広場まで、というよりも、Hotel am Stephansplatzという方が少しでも近いところで下ろしてくれるだろう。
という目論見もどんぴしゃり。
ちょうどホテルから一番近いところまで連れて行ってくれた。

今日も2時過ぎてるよ…orz
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