とっぷり日も暮れました。
今週のボランティアも無事終了です。
ある患者さんのご夫婦。
先月から、関わらせて貰ってる方です。
今日来室したら、ご主人に支えられておやつを食べられてました。
「イイねぇ~」って言うと、同じポーズで「バッチリ!」って嬉しそうにお返事して下さいます。
改めてトリートメントにお伺いすると、ジュースをこぼしたのかご主人がテキパキと床掃除をされてました。
トリートメントが始まり、床掃除の終わったご主人が…
「どうや?」
「凄い気持ちイイ。 極楽やわ。」
「よかったな」←満面の笑み
「うん」←満面の笑み
目には見えないけど…
暖かいものがフンワリ流れて行きます。
「うっとりした顔して」
「気持ちエエもん。」
「プロやしテクニックが違うんやな」
「それもやけど•••先生は気持ち入ってるから全然ちゃうワ。」
「エエ病院に入れて、エエ旦那もいるしこんな贅沢な時間作ってもろて•••よかったな」←満面の笑み
「うん」←満面の笑み
なによりのお言葉。
私も感動(笑)
また 来週の約束をして退室。
その時の彼女の目には、涙が浮かんでいました。
60代の彼女は、来室するたびに少しづつ症状が増えていきます。
それでも、いつも笑顔を絶やさず感謝しながら過ごされています。
片手でも余るくらいに細くなった足。
今日はその足にも 痺れが出ていました。
いろいろ話しして行く中で、
ご夫婦の絆やお互いを思いやる表情が
私の心に染みて来ます。
ご主人の甲斐甲斐しい姿が、
62才で半身不随になった母をずっと支えていた父の姿と重なり、熱いものが込み上げてきました。
今日も、患者さんから沢山の事を教えて頂きました。
これが•••
ボランティアの醍醐味なんです。
全ての人が 幸せでありますように