展示2日目ありがとうございました。
画像は藤木貴子さんの展示風景です。
神殿のような雰囲気ですね。
藤木さんの幅の広い額装は色味は作品のバックの色味を参考にラッカーではなく胡粉と天然土・泥三彩・白口を混ぜたものをで仕上げていくようにしました。
最後にスチールウールで外側だけ磨いて上品な感じにしました。
デッサン額はアントニ・ガウディのカサ・バトリョのインテリアデザインをヒントに作りました。
ガウディの有機的な曲線が好きなのですが、キレイな曲線を描くのは難しいなと感じながら作ってました。
箔のギラギラな感じは憧れるのですが、やっぱり作品のことを考えると抑えてしまいます。
作業中はもっとギラギラ、ゴツゴツしてたと思ったのですが、会場でみるとフワッと溶け込むような優しい感じになってました。
サムホールのはこ額はモスマイト使用のハードメイプルです。硬い木ですが、白木の木地額には個人的に一番好きな材料です。
ギターが好きなので額に合う常識的な材料を使うというよりかは自分が加工するのにテンションが上がる材料を基準にしています(笑)
好きな材料だと仕事も楽しいですし、長く続けるコツかななどそのバランスを日々検討してます。
モスマイトのおかげで作品の深い濃紺をクリアに鑑賞することができます。
引き続きお近くにお越しの際はぜひお立ち寄り頂けると幸いです🙇♂️
「現代日本画と額装」
会期 11月29日〜12月4日
会場 ギャラリー子の星
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町13-8 キャッスルM113
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