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↑ホワイトアウトの山頂にて。
2006年6月マッキンリー挑戦。生きて帰ってきて良かった。
■概要
■体調
入山してから下山までの、日程、気候、体調などの記録。
■日程
■装備
2006年6月マッキンリー挑戦。生きて帰ってきて良かった。
■概要
日程 | 2006年6月2日~6月17日 |
天気 | |
主要山岳 | デナリ山(マッキンリー山)6,194m |
場所 | アメリカ合衆国アラスカ州 |
ルート | ウェストバットレス |
登山形態 | 単 |
特殊装備品 | |
概要 | |
メンバ | 永野さん(L)、長谷川さん、藤井さん、崎谷さん、自分(SL) |
関連リンク(バスなど) |
■体調
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■日程
日 | 内容 |
Denali#1 | 出発 |
Denali#2 | シアトルからアラスカへ |
Denali#3 | アンカレッジからタルキートナへ |
Denali#4 | TATセスナでデナリ入り |
Denali#5 | LP(2,200m)→C1(2,400m) 晴れ |
Denali#6 | C1(2,400m)→C2(2,900m) 晴れ(風中程度) |
Denali#7 | C2(2,900m)→C3(3,400m) 晴れ(ほとんど風無し) |
Denali#8 | C3(3,400m)→BC(4,300m)→C3(3,400m) ガス時々晴れ |
Denali#9 | C3(3,400m) レスト日 ホワイトアウト(風少し) |
Denali#10 | C3(3,400m)→BC(4,300m) 曇り時々晴れ(風少し) |
Denali#11 | BC(4,300m) レスト日 ホワイトアウト(風中) |
Denali#12 | BC(4,300m)→WBR(4,900m)→BC 荷上げ&高度順応 |
Denali#13 | BC(4,300m) レスト日 ホワイトアウト(風中) |
Denali#14 | BC(4,300m)+200m レスト日 曇り時々晴れ(風弱い) |
Denali#15 | BC(4,300m)→HC(5,200m) 曇りのち晴れ(風少し) |
Denali#16 | HC(5,200m)→アタック中止 曇り(風少し) |
Denali#17 | 頂上へ!! |
■装備
種類 | メーカー | 重量 | 説明 |
テント | パイネ ゴアライトX(2~3人用) | 1330g | ICIの2~3人用テント。軽量で一人でも簡単に設営できる。ゴアライトより軽量なのだけど、テントのベースが薄く強度が弱い。日本の冬山で2人での登攀にベスト。冬用の外張り、夏用のフライがオプションである。 |
冬用フライシート | パイネ 冬用外張り ゴアライト(2~3人用) | 900g | 冬用の外張り。スカートで風を防げる。 |
寝袋 | イスカ パフ 1200 | 1950g | ゴアドライロフト。最高に暖かく、いつも快眠で寒いとはまったく感じなかった。ドライロフトでシュラフの中が湿気ることもない。ビバークのことを考え、シュラフカバーとシュラフを分けるか考えたが、毎日の睡眠を第一に考えこれにした。すげー値段が高い。 |
エアーマット | サーマライト プロライト4W's | 800g | 日本でもあまり売っていない。4のウーマンズ。サーマライトの最高峰。レギュラーより若干背丈が短いが、170cmだと問題ない。 |
メインザック | ロウアルパインスペシャルエクスペディション 70L+20L+10L | 3500g | このクラスではかなり重い。長期縦走・エクスペディション用にしっかり作られている。強度は高い。 |
登山靴 | koflach アークティスエクスペディション | 2680g | KayaLandのK1を持っているのだが、役不足でマッキンリー用に新調した。ICIで頂上アタック用にウールの靴底買ってかなり暖かい。でも、プラブは嫌いだな。硬いし、キシキシきしむし。 |
アイゼン | Simmond マカルースピード | 930g | 12本爪。爪が長くて、アイスクライミングにも使用。基本的には雪稜用なので、全体的に大きい。ラッセル向き。前後ワンタッチで装着しやすいが、オーバーブーツをはいたときに、前のワンタッチがキッチリはまらなかった。 |
ピッケル | グリベル エアテック エボリューション | 500g | ベントしているピッケル。バリエーションやアイスクライミング用に短めを購入。つくりはしっかりしている。 |
ハーネス | マムート アルパインライト | --- | 冬用のパンツや手袋などをしているときでも楽に脱ぎはきができる。つけたままでも用がたせる。 |
登高器 | ペツル アッセンダー | --- | BCからHCへの400mの氷の壁を登攀するときに使用。 |
オーバージャケット | ノースフェイス マウンテンガイドジャケット | 920g | 重いが強度は強い。 |
オーバーパンツ | マムート Shani Pants | --- | --- |
ダウンジャケット(フード付) | コロンビア | --- | 厚手のダウン。登攀で使ったのは、HCから登頂までの間のみ使用。 |
ダウンパンツ | モンベル U.L.サーマラップパンツ | 290g | 頂上アタック用に購入。登攀で使ったのは、HCから登頂までの間のみ使用。とても軽く、エクセロフトなので洗濯もできてとても扱いやすい。保温性は羽毛にすこし劣る。 |
冬用パンツ | モンチュラ | --- | 保温材とショーラー素材。超高かったけど、すばらしい機能。動きやすいし、蒸れない、温度調節もできる。LP(ランディングポイント)から頂上アタックまで全ての行程で使用。素晴らしいパフォーマンス。値段はバカ高い。 |
スパッツ | パイネ G.EXPスパッツ2 | --- | 結局、一回も使わなかった。 |
ワンピース | モンベル | --- | 中薄のフリースのワンピース。予定通り、BC以降使用した。保温性が素晴らしく、頂上アタック時も体幹が寒いと感じたことは無かった。 |
目出帽 | ノースフェース ウィンドストッパー | --- | 強風時にもウィンドストパーで、問題なかった。 |
目出帽 | ウール帽 | --- | 寒いときに着帽。 |
グローブ | オルトボックス ウール | --- | とにかく、ウールは使いやすかった。雪や氷がついてもあったかいし、濡れても暖かい。ウェストバットレスをユマールするときも使用。風が無いときは、ほとんどこれ1枚でOK。 |
グローブ | パイネ 3指ミトン | --- | --- |
グローブ | モンベル UVカット薄手 | --- | --- |
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