兼六探訪
今年も兼六公園に紅葉も
いまTPPに加入する、しないで国内の議論が真っ二つに割れていますね。
中でも日本の農業が成り立たないと農業の関係者の多くが反対論を述べています。
大変難しい問題で私には何が良くて何が悪いのかまだ判断がつきません。
ところで、ラジオ番組でお米の話が出て来ました。
日本は生産調整で、500万トン程度お米を作って無い様です。
500万トンまだ造れる土地が有る訳です。
ところで、政府が手伝いをして輸出しているお米の量と言えばたかだか2万トン程度だそうです。
美味しいお米を造れば売れると言う事でも無いのですね。
それと日本のお米に限らず他の農作物も非常に美味しいので、その品種を外国でも造っているのです。
さて前置きが長く成りましたが、日本人を対象に有る実験をされたデーターからです。
質問は国産米と外国産米どちらを食べる・・・…100%国産米を食べる
そして外国産米と国産米を試食しました・・・…70%が国産米を食べる
更に価格です。試食した後外国産米は国産米の価格の3分の1です。
さてどちらを食べますか・・・・・・国産米20%
高くても安全で美味しいお米とこだわった人は20%と言う事です。
これは日本人を対象ですから、美味しくても高くては海外では売れないと考えるべきですね。
ところで住まいと成れば
ローコスト住宅について色々と揶揄される面が有っても、
価格に魅力を持たれる方がいるのも当然で上記の結果と同じに成るのではと推測します。
高くて良いものは建築して頂けますが、その棟数は少なく成ると見るべきですね。
それ故に高性能な住まいで有っても適正な価格と成ります。
良いものを造る、これは造り手の使命ですが、
それに伴う適正価格がユーザー様に問われているのではないでしょか。
ローコスト住宅とローコストでない住宅とのユーザー様が考える価格の差、
それは住まいを希望する方の捉え方にもよりますが、その価格の差以上の住まいを提供しなければならないと成りますね。