下手な横好き

安くてよい家?・・・・チラシが作る住まい

手が込んできた営業手法
ハウスメーカーや他のローコスト系住宅(工期短縮・削れる所はトコトン削った家)を批判して出来た住まいのキャッチコピーが「安くて良い家」です。
しかし自らもトコトン工期や部材を削る手法を用いています。
「本物の安くてよい家」では有りません。
だから、チラシ(キャッチコピーやリードコピー、其れを裏付ける雑誌)に重点をおいた営業手法は一段と手が込んで来ました。
キャッチコピーも変化しています。同じ言葉では飽きられます。
当然の事です。肝心の住まいが中身の無い薄っぺらなで内容が無いから、チラシも巧妙に成ります。
「安くて良い家」から最近は「ただ安いだけの家なら頼まれてもつくらない」に
変りました。
更に全国に工務店が約40万~50万社も有るのに、わずかな会社(高い入会金を支払った工務店)の集まりであるに関わらず、全国の工務店から選ばれている様に
錯覚を起させる*****賞を設けて自慢しています。

どうでしょう皆様、ついついその気になって・・・・・頼みたくなりませんか?
ユーザーは勿論、自社の住まい造りに自信の無い工務店までもその気にさせる、
実に巧みです。
これがこの本部の創始者が言うチラシ作りに全精力を傾ける事なのでしょう。
そしてこれが商売にり本部と一部の工務店が楽して儲かる仕組みです。
さすがですね。

 本部はこのチラシを入会している工務店に売るのです。
そしてこだわりを捨てた工務店があたかも立派な考えの持った工務店と錯覚させる「いい家・後悔しない・こだわり・職人・本物・地域・顔の見える」など等と言葉の踊ったチラシが全国各地でまかれるのです。
他人の作ったチラシ(他人の作った理念や考えを自分の様にして)をお金で買って・・・・・・・さて次はどんなチラシ(キャッチコピー)と成るのでしょうか?
     ・・・・・・・・次回は最終回です。
    まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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