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神戸・中3自殺メモ 「先生、腹くくってください」市教委、校長に隠蔽指示
6/3(日) 22:50配信
事務処理が煩雑になる-。2
016年10月に神戸市垂水区で起きた中学3年の女子生徒=当時(14)=の自殺を巡り、神戸市教育委員会の首席指導主事が当時の校長に、
直後の聞き取りメモの存在を隠蔽するよう指示した理由は、遺族にとって「信じられない」ものだった。
何度も訂正する機会はありながらうそにうそを重ねた対応に、市教委幹部らは「縦割りなど組織的風土の問題」とうなだれた。
問題の発端は、17年1月の情報開示請求だった。
当時、一貫して遺族対応に当たっていた首席指導主事。
市教委によると、メモは重要視していなかったとみられ、遺族に渡された資料に含まれていなかった。
同2月末、不審に思った遺族が改めて情報提供を求めたが、首席指導主事は当時の校長に「いまさら出すことはできない」などと隠蔽を指示したという。
再度の情報開示請求や、第三者委員会の報告書完成が遅れることを恐れたとされ、遺族との関係悪化を心配した校長も同意した。
同3月に神戸地裁が証拠保全決定を出し、事態はさらに複雑化。
提出しなくていいか尋ねた当時の校長に、首席指導主事は「先生、腹くくってください」と隠すよう促したという。
さらに、こうしたやり取りについて、上司らに相談や報告をしなかった。
昨年8月、現校長がメモの存在を市教委に報告した後も、首席指導主事は「メモは存在しないはず」と答えたという。
事態を把握した上司らも「内容は第三者委の報告書に反映されている」などと、メモを半年以上放置した。
遺族は「首席指導主事は遺族の窓口となる立場で、なぜこんな対応をされたのか信じられない」とし、市教委の一連の対応についても「本当に個人の責任なのか」と憤った。
一方、文部科学省は17年3月、いじめの重大事態の調査に関するガイドラインで、手書きのメモも公文書に該当する場合があるとして、保管を求めている。
市教委は今回のメモが公文書に当たるか調べており、長田淳教育長は「(ガイドラインが出る前とはいえ)非常に不適切な取り扱い。コンプライアンス遵守も含め、
組織を変えていきたい」とした。(広畑千春)
私心
先の日大のアメフトの問題もしかり、上記の教育委員会も同様、悪質な隠ぺい体質です。
この様な方が教育業界に携わっている事が大きな問題ですね。
全くひどい話です。
ご家族の心情は如何に・・・・・亡くなられた生徒さんに合掌。
私事です。
この週末は母の3回忌法要の為紀州田辺に帰省します。
当たり前の事ですが月日の経つのは早いです。