下手な横好き

あさひホームの家造り・・・・・創業からのこだわり

 前回に続きます。
 安全基準とは正しく施工管理をされて「健康な人」への健康被害を止める事が
出来るのであって、体力の衰えた高齢者や弱い人、幼い子供様には必ずしも
安全基準値は安全とは言えません。私自身の考えでは、安全基準に適合していてもむしろ有害という事もありえます。
まして企業や役所は、有害ではないかと感じていても決して不都合な情報開示を
しません。
今日までの事例を見ても、後日になって危険と解りそこで「安全基準値が変る事」が度々有ります。基準値を厳しく変更しても被害を受けてからでは遅いのです。
 そこで、あさひホームは住む所に薬剤を使わない事にしているのです。
工夫をして十分な防蟻対策と床下点検を行えば、無理に強制乾燥させ繊維を
弱めてまで薬剤を加圧注入した木材を使わなくても家造りは出来ます。
それに土台に使われていた(今でも使っているのでしょう)加圧注入材(落葉松)は質が悪く、特に西日(にしび)の当たる所は乾燥し、木が暴れひび割れを
起こしている現場を多々見ました。割れている土台にアンカーボルトで基礎に
固定しているのです。地震が起きたら大丈夫と?心配するくらいのヒビと言うより裂け目です。こんな木材絶対使わないと思ったものです。

 あさひホームは無農薬でシロアリの食害を10年保証しています。
定期点検するだけで、少しでも危険物質を排除できます。私のこだわりがここに
あります。
安全にどれだけこだわれるのかは経済性との兼ね合いが有りますが、念には念をと言う言葉が有るように適当では良いわけが有りません。
 今、私に可愛い孫が3人います。その内2人の孫がアトピー症状を発症して
います。これも、私共の世代で多くの新建材を使った家造りに多少なりとも一因が有るものと思っています。
 住まいは大切な家族を慈しみ育てる大切な場所です。
そこには少しでも危険物質を排除した家造りが望まれるのではないでしょうか?
私は近年の経済〔利益〕を重視するあまりに安全がおろそかにされている
現状に危惧を持つ者の一人です。勿論コストダウンはどの業者も取り組まなければなりませんが、徹底的に削る所は削りそれでも飽き足らねば職人の時間と単価を
削り「会社の利益を確保」する経営に疑問を持っています。
 あさひホームは「こだわり」を持って今日まで家造りに取り組んで参りました。
今まで述べた事は、あくまでもあさひホームの信じる家造りの姿勢です。
家造りは造り手の数と同じように夫々の考え方、造り方が有ります。
私たちだけが正しいとは思っていません。皆様方にとっては一つの選択肢で
あって、他社と比較して頂きたく願っています。
 今までの取り組みは、全てご縁のあった皆様に喜んで頂ける家造りとの一念と
思って頂ければ幸いです。
・・・・・次回はあさひホームの断熱工事の話です。

写真を趣味に高齢者の戯言

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