アスベストに始まり防蟻・防腐剤が建築現場に
今思えば極端ですが住む人に病気になれと言っている様な住い造りが常識でした。
それでも防腐・防蟻剤を木材に強制的にしみ込ませた加圧注入木材
(汚れた緑色した木材)を「安全だ安全だ」と繰り返しその上に、利点ばかりを
強調し盛んに使っています。
あらゆる建築木材を利用する観点から見れば、薬剤加工して木材を利用する事も必要です。また建築地域や建築工法それに木材の性質上
薬剤加工しなければ使えない事もわかります。しかし反面、木材を強制的に
真空状態で乾燥し加圧注入した木材の繊維は壊れ本来の木の
性質が損なわれ強度も落ちます。それに廃材となった時の処理に困ります。
この事をユーザーの方々に教えているのでしょうか?
それにしても、このような木材を使うなら最小限度に止めるべきですが、
一階はすべて、酷い会社になれば二階までもが薬漬けとは如何なものでしょう。
そして、ここで考えなければならないのは、「安全は決して無害で無い」のです。
今使われている加圧注入材の以前の加圧注入材も
安全だと盛んに強調していましたが、これも結局は安全ではありませんでした。
私は木の本質を損なわれた、薬剤付けの家で絶対住みません。
だからご縁の有った方々にもその様にお願いしています。
・・・・・・・次回に続きます。
(写真は加圧注入木材(杉材)の使っている現場)
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